裏越後三山縦走(荒沢岳〜中ノ岳〜越後駒ヶ岳) 涙の撤退

2018年07月30日(月) ~ 2018年07月31日(火)

• GPS: 32:27
• 距離: 21.6km
• 登り: 2,423m
• 下り: 2,419m

コースタイム

1日目

• 山行: 7:47
• 休憩: 2:17
• 合計: 10:04

4:33 荒沢岳登山口
5:07 5:10 前山
6:41 7:02 鎖場
7:08 7:24 前��
9:16 9:51 荒沢岳
10:31 10:41 灰吹山
12:24 12:25 灰ノ又山
12:57 12:57 源蔵山
13:28 14:10 陽の水
14:22 14:31 巻倉山
14:37 陽の水

2日目

• 山行: 5:35
• 休憩: 1:06
• 合計: 6:41

6:15 陽の水
6:33 6:35 源蔵山
7:02 7:06 灰ノ又山
7:57 7:59 灰吹山
8:58 9:19 荒沢岳
10:29 10:35 前��
10:47 11:10 鎖場
12:23 12:31 前山
12:56 荒沢岳登山口

天候

晴れ、猛暑！

アクセス

利用交通機関：

自家用車

銀山平白光橋駐車場車中泊、荒沢岳駐車場駐車

コース状況／危険箇所等

荒沢岳駐車場登山ポスト有り、コース序盤の登山道にジバチの巣有り、前�瑤虜疹賤彙躇奸�

その他周辺情報

銀山平温泉白銀の湯

写真

7/30 4:29

荒沢岳登山口駐車場。
トイレ、登山ポストあり。

7/30 5:08

前山山頂

7/30 5:09

日が出て来た....暑い！

7/30 5:24

道にジバチの巣がある。
自分が通過したら、モワッと出て来て、後続の弟の両足が刺されました。後から来たお二方も刺されました。

7/30 6:33

前��到着

7/30 6:43

恐怖の鎖場

7/30 7:22

前��頂上より目の前に越後駒ヶ岳

7/30 7:23

遠くには佐渡島

7/30 7:23

そして一座目の荒沢岳。
重い荷物と容赦ない暑さに体力消耗。

7/30 8:50

やっと九合目

7/30 9:02

登って来た道

7/30 9:29

荒沢岳山頂着

7/30 9:22

平ヶ岳

7/30 9:23

遠く磐梯山

7/30 9:23

飯豊連峰、浅草岳、守門岳

7/30 9:22

お宿予定の中ノ岳避難小屋、明日の越後駒

7/30 9:58

これから進む縦走路。

7/30 10:03

兎岳の縦走路は道もしっかりしており、標識もありました。

7/30 10:10

振り返って荒沢岳

7/30 10:41

灰吹山通過。
この縦走路はずいぶんアップダウンあるな...。

7/30 11:08

時には池もあり。

7/30 11:50

この奥に池があるんでしょうか？

7/30 11:53

7/30 12:02

弟がかなり辛そうです。

7/30 12:20

灰ノ又山通過

7/30 12:27

まだまだ先が長い。
猛暑に体力の消耗激しく、ペースあがらず。

7/30 12:53

7/30 12:57

源蔵山脇通過

7/30 13:29

やっとテン場の水場に着。

7/30 14:08

水あるだろうか...？

7/30 13:41

沢への道はお花畑

7/30 13:44

沢を下る事数分、ようやく命をつなぐ水がありました。
冷たい水が滲み出ており助かった。

7/30 14:11

このテン場は「杜夢平」というのかな？
がんばって先に進む。

7/30 14:23

巻倉山着。
目の前には今夜泊まる予定の中ノ岳避難小屋。
しかし弟はもう疲労困憊と脱水で歩けない、時間的にも届かない。
今回は縦走を断念して撤退へ。
急遽、テン場に戻りビバークの準備へ。

7/30 16:19

テン場に戻り、明るいうちにツエルトを張る。
体力とコースタイムから、荒沢へ戻る事を決断。
明日に備えて体力の回復に努める。

7/31 4:25

朝日が登ってきました。

7/31 4:24

狭いながらもとりあえずは休めて、弟の身体もだいぶ回復したよう。

7/31 6:17

さて、昨日来た道を戻ろう。

7/31 6:17

7/31 6:38

7/31 9:09

荒沢岳着。
辛い行程でした。

7/31 9:31

ゆっくりと

7/31 10:47

前��手前で不要な水は捨てて身軽になる。

7/31 11:03

鎖場さえ通過できれば、大分安心。

7/31 12:57

登山口すぐにある水場。
今回は蛇口をひねると冷たい水が出てきました。
生き返る〜！

7/31 13:11

無事に撤退作戦終了。
白銀の湯で疲れを癒し、ノンアルで弟と二人無事を乾杯。

7/31 14:43

帰路にてラーメン「まる井」にて塩分補給。
幸せダッた。

撮影機器：

OLYMPUS OM-D E-M5 Mark II オリンパス

Xperia XZ SO-01J docomo SONY

感想

kaz-mon

昨年、荒沢岳山頂から見た、気持ちの良さそうな縦走路。
弟と体力のある年齢のうちに行こうと、6月末に計画するもあいにくの雨模様で、今回の日程となりました。
早い梅雨明けにともなう、異常な猛暑…。
重い荷物を背負っての荒沢岳への道のりは、容赦なく体力と心を削ります。
荒沢岳から兎岳への縦走路に入ったところで、弟の足がつる。
頑張って歩いてはいるが、ペースはあがらず体調は悪くなる一方。
ついには行動時間の限界と体力の限界にて、今回の縦走の中断を決意し、
ちょうど、通り過ぎたばかりのテン場でビバークをしました。
お守り代わりに緊急用の装備を持っていてよかった。
翌朝には弟の体調も回復し、とりあえずはホッとする。
後は、慎重に荒沢岳登山口へ下山するのみ。
余計な飲料は処分し、なるべく荷を軽くして慎重に下山をしました。
下山をした時には心からよかったと思いました。
山は軽く見てはいけないです。