槍ヶ岳(小槍・大槍)
- GPS
- 19:41
- 距離
- 59.9km
- 登り
- 3,522m
- 下り
- 3,519m
コースタイム
- 山行
- 7:02
- 休憩
- 1:39
- 合計
- 8:41
- 山行
- 7:52
- 休憩
- 3:01
- 合計
- 10:53
天候 | 晴れのち雷雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
上高地→さわんど駐車場行バス ・待ち行列が河童橋近くまで延びていた 上高地→松本行きバス: ・整理券1時間待ち。増発。但し、2号車以降は新島々止まり。 ・発車15分位前から改札開始。整理券番号順に呼ばれるが、その場にいなければ順番を飛ばされる。 ・島々手前より渋滞。新島々で電車に乗換える人多数。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・特に危険な場所なし ・グリーンベルト手前の谷の向こう側に熊出没。2日とも。 |
写真
感想
3年前に穂槍縦走をした時、槍ヶ岳山荘入口で中島ガイド主催の「小&大槍クライミング」パンフレットを見てからいつかやってみたいと思い続け、今回実現しました。
私はボルダリングの体験教室に参加したことはありますが、クライミングは経験がなく、一人では絶対に無理なので、このツアーは魅力的でした。
槍ヶ岳山荘のHPにも載っていますね。
事前の天気予報ではこの日だけが晴れ、それ以外は雨とドキドキしながらの出発となりました。
上高地に到着すると良い天気。ババ平までは快調に進みましたが、その先は日差しを遮るものがなく、徐々にペースダウン。天狗原分岐から雨が降り始め、最後はバテバテになりながら殺生ヒュッテに到着。希望は槍ヶ岳山荘テン場だったのですが、3年前は午前中に埋まっていたので今回は殺生ヒュッテのテン場を選択しました。
その後も雨は降ったり止んだりを繰り返しましたが、日暮れ頃からは激しい雷雨となり夜中まで降っていたようです。
翌朝は晴れ。ご来光を仰げるテン場ではなかったですが、きれいな朝焼けを見ることができました。
小槍ツアーは7時に槍ヶ岳山荘集合でしたが、6時前には到着し、ちょうど焼け上がった山小屋のアップルパイを食べながら朝のゆったりした時間を過ごしました。
6時半ころに中島ガイドと合流し、そのまま出発することに。
小槍の取付きポイントまで移動し、さっそく登攀開始。
中島ガイドが先行し、そのルートを追って登ります。2ピッチ目の途中で手掛かりがなかなか見つからず、かと言って戻ることもできず途方にくれましたが、漸く見つけることができ、先へ進むことができました。必死に登り、気が付くと小槍山頂についていました。山頂は一人だから立てたものの、数人いたら立っていることは難しいでしょうね。中ア・宝剣岳山頂の方が狭くて四方切り立った感はありますが、全体の大きさやここまで登ってきたことを考えると小槍はすごいです。
ここで出発前夜に動画を見たアルペン踊りをやってみましたが、後で自撮りした動画を見たところ腕が縮こまっていてあまりに情けなく・・・。しかし、小槍でアルペン踊りをできたことで満足です。
この後懸垂下降し、取付きポイントに戻り、曾孫槍→孫槍→大槍の順に登りました。
小槍を登れたことで後はそれほど途方に暮れることもなく順調に進みました。
9時前に大槍に無事登頂し、山頂にいらっしゃった方に迎えていただきました。これがあったので感動が倍増しました。
天気が素晴らしく、槍ヶ岳山頂からの展望は素晴らしいの一言。悪天候の予報が続いている中、この日だけは特別、十分堪能できました。
予定よりも早く9時半頃に解散。予定では穂高方面に縦走するつもりでしたが、この先数日崩れる予報でしたので、このまま下山することにしました。第一目的を達成でき、中島ガイドには大変感謝しております。
下山準備を終えた頃にはガスが上がってきており、昨日同様に雷雨が予想されたので、休む時間を惜しんで先へ進みました。横尾手前で激しめの雨が降り始め、徳沢園直前まで降り続けました。その後は上高地ターミナルまで雨に合うことはありませんでしたが、到着後に再び降り出しました。
1時間後に出る松本行のバスに乗り、18時半過ぎに松本駅に到着しました。
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