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Yamareco

記録ID: 1557691
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ハイキング
東北

秋田県大館市:高陣場、薬師山、二子山

2018年06月30日(土) [日帰り]
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GPS
24:00
距離
3.2km
登り
310m
下り
310m

コースタイム

(高陣場)
08:40大館市街地出発
09:17高陣場登山口、登山開始
09:24高陣場山頂
09:26下山開始
09:31下山終了、出発

(高陣場〜薬師山)
09:38熊野山神社、登山開始
09:56薬師山山頂
10:03下山開始
10:19下山終了

(薬師山〜二子山)
10:22薬師山出発〜国道7号線迷走
10:43二子山登山口、登山開始
11:00石の祠
11:01東のピーク
11:18下山開始、山頂へ寄る
11:37下山終了、帰路
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2018年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自転車
(高陣場)
 大館市街地から国道7号線を西進。下川沿跨線橋で奥羽本線を跨ぎ、川口の県道52号線との交差点を過ぎると、山田橋の先に左へ抜ける分岐が直ぐに2つ続くが、2つ目の広い方の道を下る(この道は早口を抜けた所で国道7号線と再び合流するが、国道7号線の途中の上り坂をショートカットするのに使える。)。800m以上程未舗装路が続くが、その先は舗装路。早口の街中を抜け、早口駅を過ぎた先で踏切を渡り、そこから東へ折り返す。突き当たりを左折、次のT字路を右折すると駐在所の先に田代公民館早口一分館が見える。向かって左手に見える丘が高陣場。戊辰戦争についての看板の脇を通ると道が見える。

(高陣場〜薬師山)
 先程のコースを逆走し、踏切を渡って東進。早口駅手前の分岐で右折すると、右手に大館田代総合支所を見る形で赤い橋に出る。米代川を渡って道なりに350m進むと熊野山神社の鳥居が見える。

(薬師山〜二子山)
 今来た道を逆走し、先程の踏切の先を直進して国道7号線に出る。ここで間違って東進してしまったが、行く手に小畠勇二郎記念館が見えて来たので間違いに気付き、今度は西へ。早口川手前の北へ抜ける出口集落分岐の入口に、「二子山登山道」の看板が立っている。川沿いに500m程北上すると稲荷神社が有り、その先は未舗装車道。分岐を右折、左折と繰り返すと材木置き場が広がるが、分岐点には御丁寧に案内の看板が立てられているので迷うことは無いだろう。
コース状況/
危険箇所等
(高陣場)
 山と云うより丘。急登は全く無く、緩いジグザク道を散歩気分で登っている内にあっと云う間に山頂。この時は刈り払いが行われた直後だったらしく、刈り払われた草の束が青々とした臭いを放ちつつ道の上に積み重なっていたが、刈り払いが行われていない時にはそれなりに茂みが鬱陶しいであろうことが予想される。山頂からは南側から早口の町並みが一望出来る。ピクニックに好適。

(薬師山)
 熊野山神社鳥居の先の分岐で左を取ると神社に、右を取ると未舗装車道に出るが、少し先で合流するのでどちらでもOK。山頂まで未舗装の車道が続くが、山頂付近の一段高くなった路肩に取り付くと、恐らく登山者向けであろう道が続いており、その先に社が見える。下の車道をその儘通って行った場合には、終点の先に階段が有るのでそれを登る。
 山頂からは早口の町並みの向こうに大館市街まで見通せる。
 高陣場とは対照的にこちらは雑草が丈高く生い茂っており、この日は普通のトレッキングシューズで行ったものだからあっと云う間にビショビショ。勿論車では進めないだろう。刈り払いは何時行われるのだろうか。この日は少し気温が高かった所為も有って、疲労の溜まるのが早かった。

(二子山)
 よく整備されているらしく、気持ち良く登れるが、登り始めて直ぐ、山に取り付く以前に、棘の生えた倒木の束が行く手を塞いでいた。迂回も出来そうにないし、よっぽどここで諦めようかとも思ったのだが、枝が撥ねないようにゆっくり慎重に乗り越えを試みてみると、何とか成功。その後は全く問題無く進めた。『大館トレイルガイド』には片流れに注意と書いてあるが、特に危ない箇所は見当たらなかったので、最近整備されたのかも知れない。
 白髭大明神が祀られているとか云う石の祠の直下は、少し地盤が緩くなっているのか滑り易い様だったが、階段が設けられており、非常に助かる。登る人も多いのだろうか。
 山頂かと思った所に出てみると、松の木に30mは有りそうな鉄の草鞋が掛けられていたので、山頂ではなく隣の東のピークだと判明。やや疲れていたし見晴らしはこちらの方が良い様なのでその儘休憩。眺望は良いが、見えている町並みは何処なのか判然としない。『ガイド』の記述と地図を読み比べてみるが、西と東が混乱してよく判らない。次回登ることが有ったらその時の課題だ。
 直ぐ隣の山頂へは下山時に立ち寄るが眺望ゼロ。狭い尾根を下りて行くと、『ガイド』に記載の無い踏み跡を発見。麓まで行ける道なのかどうか不明なので、今回は見送る。
その他周辺情報 (二子山)
 石の祠の覗きレンズとやらの中は暗くて全く見えないが、懐中電灯で照らしてみると、中に朧気に人の顔の輪郭の様なものが。白髭のお爺さんではなく、薬師如来か何かに見える。

感想

 どの山も短時間で手軽に登れて、ピクニック気分で寄ることが出来る。アクセスも比較的容易で、見晴らしも良く、難所も無い。但し刈り払いの有無は重要。薬師山の雑草を掻き分けて進む山行は結構不快だった。高陣場は刈り払われていたものの、刈り払われた草の束が道の上に積み重なっているので、湿度の高い日や雨上がりだったら靴がぐっしょり濡れていたかも知れない。二子山の倒木に至っては(まぁ滅多に有ることではないとは信じたいが)危険箇所と見做すべきだろう。整備が行き届いている場合であれば総合評価は非常に高い。

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