■四阿山〜もう少し雪が欲しい
- GPS
- 06:21
- 距離
- 11.6km
- 登り
- 912m
- 下り
- 899m
コースタイム
ペースはかなり遅いです。
天候 | 曇り時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
12月8日、仕事の休憩時間、旦那さまからの
「土曜日の夜から車借りた〜。」というメールを読む。
車空いてたんだなぁ。
でもどこのお山に行こう。
前日あたりからちらほらとお山の積雪情報が入ってきている。
暖かく長い秋も終わってやっと冬山シーズン到来。
でも借りたのは、ノーマルタイヤの車。。。
果たしてこれで雪山に行けるのか?(^▽^;)
お山の登山口へ行くまでの道路が凍結してる可能性大。
ノーマルだとちと不安。
雪山じゃなかったら、どこのお山に行くのだ??
うーむ。。。
それこそ悩む。
いろいろ考えて、レンタカーのお店に電話してみる。
「あのぉ、スタッドレスに変更なんてできませんよね?」
「いいですよ。」
わーい♪ ヾ(@^▽^@)ノ
もう融通利きすぎですw
これで凍結してる道路も何のその。
11日午前3時に横浜を出発。
上信越自動車道の上田菅平ICで下りて、途中のコンビニで行動食を購入。
できればここでトイレも済ませておきましょう。
四阿山の登山ルートはいくつかあるのですが、
今回私たちはあずまや高原ホテルから登ることにしました。
主ルートは菅平牧場からで、こちらだと個人の牧場に立入ることになるので
入山料1人200円を徴収されます。
200円が惜しいわけではないですが、あずまや高原ホテルルートの方が
バックに聳える山の景色が良さそうなのでこちらを選択しました。
ちなみにあずまや高原ホテルは無料の登山者用駐車場がありますが、
トイレは協力金として一回200円かかります。
(平地で200円というのは結構高額ですよね。。。)
しかもホテル内にあるため、一度登山靴を脱がないといけないです。
7時前にあずまや高原ホテルに到着。
ここまでの道は少し凍結しているところもありました。
これからの時期やはりノーマルタイヤでは厳しいと思います。
準備して7時過ぎに出発。
寒いです。
しばらく舗装路を歩きます。
4つのコースに分かれていて、我々はキツネコースを歩く。
右端に人1人通れるだけの入口あり。
しばらく歩くと目の前に四阿山が見えてくる。
それほど高くは見えないけれど、2,000超えの山なんだよなぁ。
きつい登り坂とか無さそうなので、ハイキング気分で行けそうです。
そしてふと後ろを振り返ると。。。
おおおっ!
何か見えるっ!
まるで絵に描かれたような山々。
おそらく穂高あたりかな??
これを見ながら登りたいので、このルートにした。
雲が多いのがちょいと残念。
結構長〜い牧場脇の道。
霜柱が地面を持ちあげていて、それがとても歩きにくい。
雪がしっかりと積もっていればこんなことはないんだろうけど。。。
中途半端な時期なので我慢して歩きます。
しばら歩くと白樺の樹林帯突入。
振り向いては山に癒してもらう。
残念ながら槍ヶ岳はずーーっと雲の中なのです。
槍ヶ岳周辺、悪天候っぽいです。
坪庭みたいなところも歩きます。
すごく可愛い感じ。
雪がもっと積もるとこれは見れないな。
この辺りになると登りが楽しくなる。
キラキラ光る富士山が見える。
空の色も澄んでキレイっ!
噴煙を上げている浅間山も見える。
四阿山を遠くから見た時からわかっていたけど、
山頂付近には薄暗い雲がかかっていた。
ここまで存分に景色を楽しんだから、山頂で何も見えなくてもいいや。
少しずつ暗い空の下に近づいてゆく。
風も強くなって、顔が凍えてくる。
ネックウォーマーを目の下まですっぽり被って風を避けるけど、目が寒い。
サングラスでは太刀打ちできない。
ゴーグル要るな、これ。
雪にデコレートされた木々たちが増える。
今年の初めに登った北横岳 を思い出す。
あの時はもっと風が強く、雪も深かった。
吹雪で何にも見えなかったけど、今回もそうなりそう。
階段の手前で少し休憩。
ここから先はゆっくりできそうもないので、ここでおにぎりと熱いお茶を飲んでおく。
下界はいいお天気なんだけどなぁ。。。
四阿山の山頂。
誰もいません。
今日はもしかして私たちしか登ってないのかな。
不思議とここは風が無いのです。
あやしい雲も避けて通りすぎていきます。
眺めはあまり良くないんですけど〜。
雲が山頂を避けて行くのです。
ゆっくりできそうなので、上州祠の裏の方でバーナーを使ってチキンラーメン作って食べました。
水筒にお湯を持ってきていたので、すぐ出来上がり。
やっぱり冷たいおにぎりよりこっちのがいい。
30分ほど過ごし、下山しようとすると男性2人組に出会いました。
今日初めて会う登山者です。
彼らは菅平牧場から登ってきたそうで、誰もいなかったので入山料は徴収されなかったと言っていました。
まぁ。。。下山したときに徴収されるかもしれないけれど。。。
別れを告げて、下山です。
光の差す方向が変わって、姿がはっきり見えてきた浅間山。
黙々と下る。
ピストンなので目新しい発見は何もない。
ただ雪で滑って転ばないように少し慎重に歩く。
中四阿との分岐を過ぎたところで振返ると、山頂の雲の色が明るくなっていた。
もしかしてまた、下山後に晴れてきた??
牧場脇の道は帰りも歩きにくかった。
もっと雪が積もらないとダメだ。
すっかり晴れているようで。。。朝見たのと全然違う雲の色。
山は午後から晴れるのが定説になりつつある今日この頃。。。。
13時過ぎ、あずまや高原ホテルに帰着。
バッジが売られているとのことなので、ホテルに寄ってみる。
登山靴が泥で汚れているのでちょっと引け目を感じつつ。。。
でもロビーには誰もいない。
「すいませーん」と声をかけても誰も出てこない。
スキー客などはここで靴を履き替えてくださいとお触れ書きがあったので
入口の手前で旦那さまだけスリッパに履き替える。
そして受付でコールしてしばらくすると、やっとホテルの人が出てきた。
ここ防犯上大丈夫なの?
そして手に入れたバッジ。
なんと史上最高740円っ!!
ぼったくりやーっ!!!!
トイレは200円だし、ホテルだからって高すぎるぞぉ。ブツブツ
なんだか登山者には敷居の高そうな感じのホテルです。
■目安
体力度 ★★
危険度 今回は無し (積雪量が増えると山頂付近雪庇など注意が必要)
整備度 ★★
眺望度 ★★★ (雲が無ければもっと良い)
山スカ度 ★★★★★
ダメージ度 なし
※上記は、2011年12月11日時点での個人的な評価です。季節や天候によって大きく変化します。
■今回の装備
・マムート長Tシャツ(保温・速乾性有)
・マムートフリース(帰りは脱ぎました)
・マムートダウンジャケット
・マムート冬用トレッキングパンツ
・ミズノサーモブレススパッツ
・泥よけスパッツ
・手袋+防寒手袋
・マムートバイザービーニー(ニット帽)
・ネックウォーマー
・厚手靴下
■まとめ
もう少し積雪があるかと思い、アイゼン(6本)も準備していましたが出番なしです。
牧場脇を歩くのが一番歩きづらく、中途半端な時期に来てしまったなとちょっと後悔も。
雪がもっと積もればヒップそりで滑ることもできそうな感じ♪
雲で隠れてしまっていた部分もありましたが、眺望はとてもいいのでぜひ晴れた日に。
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