竹ノ向-佐野峠-大寺山-北峰-麻生山-駒宮
- GPS
- 08:47
- 距離
- 21.6km
- 登り
- 1,183m
- 下り
- 1,401m
コースタイム
- 山行
- 8:47
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 8:47
08:58 上和田
09:30? 竹ノ向
10:50 稜線(休憩) 11:15
11:43 佐野峠(林道)
11:57 △1234.7
12:45 坪山分岐
13:04 朽ちた道標
13:07 西原峠
13:35 小寺山
13:52 大寺山
14:28 鋸尾根合流
14:30 北峰
14:54 尾名手峠
15:02 麻生山標識
15:06 麻生山三角点
15:19 トラバース分岐
15:54 駒宮、天神峠分岐
15:57 △583.8
16:04 天神峠
16:27 富岡バス停
17:45 猿橋駅
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
自転車
06:05 自宅 自転車 駐輪場 100円 06:20 町田 06:29 JR横浜線 八王子行 1110円 06:55 八王子 07:02 JR中央線 高尾行 07:04 高尾 07:11 JR中央本線 大月行 07:48 大月 08:13 富士急行バス 680円 08:58 上和田 復路 17:45 猿橋 17:58 JR中央線 立川行 950円 18:52 八王子 18:53 JR横浜線 磯子行 19:19 町田 自転車 19:30 自宅 ※当時の時刻表により再構成しました。2024/03/23 |
コース状況/ 危険箇所等 |
竹の向から佐野峠は場所により作業道あり 佐野峠から林道あり、林道横に登山道の標識がありましたが、歩いてみると、一部を除き、道のていをなしていません。昔の道の痕跡という感じです。また、獣除けの網があり進行できない箇所があります。最初から林道を進んだ方が良いと思われる。 坪山分岐部分の前後、稜線を歩くことができる。 西原峠から大寺山直前まで林道あり、小寺山は林道を外れて歩く 大寺山は顕著なピーク、標識あり 大寺山から北峰、麻生山まで、痩せ尾根、急斜面、岩場あり(足場、手がかりあり)、注意 |
写真
感想
日記※1 にも書いたが、今回は昔行った山の写真をもとに、忘れていた山に行く
写真を一瞬見た時には、どこだか分らなかったのだが、富士山の位置と周りの山の配置で思い当たる地域があった。プリントした写真の縁に86年の文字があるので、たぶんその場所だろうということで、大月駅から上和田行きのバスに乗る。出発直前、もう一人の登山者が乗ってきた。ガラガラで席が沢山空いているというのに、その男性は、わざわざ私の座席の前に座った。少々年季の入ったミレーの中型ザック、すでにロングスパッツを付けていたその方は、もう長く山歩きをしている雰囲気を醸し出していた。
バスが終点に近づく松姫鉱泉のある、中風呂というバス停でその方は降りて行った。ここから想定される登山口はただ一つ(一般ルートとしては)西原峠に上がる道だけだ。なぜここまで詳しく書いたかというと、あとでその人が歩いている事を確認したからだ。
私は深く考えずに上和田終点まで、乗って行った。私も中風呂で降りればよかったのだが、同じ場所を歩きたくないのが、本当のところ一人静かにあるくのが好み。なので、東側斜面を物色しながら、竹の向まであるいた。対岸へ橋を渡り竹の向集落へ細い道を下降して登りやすそうな尾根に取りついた。小さなピークを越えると一端下降して、そこから再び登り始める、作業道らしき踏み跡をたどって、どんどん登って行く。やがて斜面を巻きながら登ると谷筋にあたる。再び谷の反対側の斜面に踏み跡がついていたのでそれを登る。尾根の角に出たので、その尾根を
登ることにする。踏み跡があるような、無いような、しかし所々に木を切ったような跡がある。やがて斜面が緩くなると、別の尾根と合流、その尾根には獣よけ網とともに、ハッキリした踏み跡もついていた。日当たりもよいので、少し休む。
ハッキリした踏み跡をたどると、木々の隙間から見る富士山方面は予想どうり、以前撮った写真のそれに、かなり近い感じになってきた
踏み跡を登りきると林道の佐野峠らしき場所に出た。林道があるのはわかっていたが、尾根上にあるのは、いただけない。傍らに道標、登山道、西原峠
浅川とか?があったが、その道を進んでみるとすぐに、歩行困難な道の痕跡のみが残るヤブ道になった。それでも強行して進むが、獣よけ網にはばまれる
良く見ると、網に継ぎ目があり、紐で縛ってある。どうやらそこから歩けるようだ。しかしすぐにヤブがひどいことになっている。進む方角が変わって東向き
に変わるところで再び網にはばまれる。網の裏側は林道だ。網のそばに立つ木にには熊の爪痕があった。熊もここで立ち往生?したのだろうか、その木に登ろうとしたが
滑るので、やめて林道のそばの網に直接登って越えることにする。不安定で怖い。林道を歩く。楽ちんだ(笑) 尾根上の林道をしばらく進む。尾根と少し離れるところに赤テープがあった。それを登ってみる。最高地点あたりには、坪山方面へ進むと思われる踏み跡がついていた。そこから下って少し進むと西原峠についた。中風呂からの道も表示されている。そこから尾根を登って行くと間もなく、林道も寄り添ってくる、小さなピークがいくつかある。その中の一つ、林道を外れて登ってみる。特に何もないピーク、ここが小寺山ではなかったか〜と林道に戻ろうと、振り返ると・・・雪の上に、リュックとストックが刺さっていた!それは紛れもなく、朝、一緒にバスに乗っていた人のものでびっくりした。しかし人影は見当たらなかった、用を足しにでもいったのだろうと思い、その場を立ち去った。
林道を進み、次の小さなピークにもよってみると、あった!ビニールテープに小寺山の文字が(笑)次の大寺山はわかりやすい、長い登り。山頂標識もある。尾名手尾根方面へと続くと思われる踏み跡もある。ここから急斜面を下って麻生山方面へ向かう。意外に痩せた尾根に、両側の草木が少なく、見通しがあり、恐怖を感じる。登り返しもかなり急だ、四肢をフル活用しないと登れない。登りきると見慣れた大月市の登山標識に鋸尾根の文字が現れた。ふぅここからは一般道かと、安心するのもつかの間、北峰から麻生山まで、岩場あり、痩せ尾根、急斜面が続く。一方北峰の展望は素晴らしく、ずっと休みたい気分であったが、日没時間が気になり始め、お茶を少し飲んで、出発。この山頂、狭いながらも南斜面にちょうど2〜3人休んでお弁当を食べるにはちょうど良い。逆に大勢だと狭すぎる。
先を急ぐ、尾名手峠には古い道標、判別しづらいほどに朽ちているが、かろうじて腰掛部落、浅川という文字が読み取れる。何れも現在直接その地名に進む道は存在しない。あるいは踏み跡位はあるのかも知れない。そこから少し登ったところに古い麻生山の標識がある。ガイド地図にも記入があるように、三角点山頂より西の地点にある。そこからさらに東へ少し進んだ丘のように見えるところが三角点の山頂だ。もちろん誰もいない。日没の時間が迫るので大急ぎで下る。ちょうど小走りするのに具合が良く、厚く積もった落ち葉が程よいクッションになって楽だ。最後の
駒宮、天神峠の分岐あたりで日没。というか谷が深いので山影に太陽が隠れてしまった。天神峠方向へ進み、三角点を確認。山ではなく全く平らなところのように思える。天神峠から方向を変え駒宮集落に出てきた。バス通りが対岸にあるため、少々道を迷った。そうこうしているうちに、対岸を通るバスが見えた〜。あ〜あ、行っちゃた(笑)次のバスまで一時間以上・・・また猿橋まで歩くか〜。あきらめて酒屋があったので入ってみる。う〜ん一升瓶しかないな〜笹一を購入。猿橋まで担いで行かなくてもよいものを・・・駅前にも酒屋がありました(笑)
※1:下記ページに日記を書いた
http://www.yamareco.com/modules/diary/2901-detail-28683
下記記録が古い写真を見つけた山の記録
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-87297.html
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