甲武信ヶ岳 〜毛木平周回(左回り)
- GPS
- 09:13
- 距離
- 20.7km
- 登り
- 1,619m
- 下り
- 1,623m
コースタイム
- 山行
- 6:18
- 休憩
- 2:53
- 合計
- 9:11
天候 | 快晴! |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
前日の夜8時まで、どの山に登るか決めかねていた。これ程悩んだ事は記憶にない。悩みの原因は風。登山前はいつも「てんきとくらす」で天候チェックしているが、2000m超えの山は午前中軒並みC判定。風速10数m以上のためらしい。麓の天気予報は快晴っぽいのにどうしても諦め切れない。
そこで思いついたのが甲武信ヶ岳。ここも午前中C判定だったが、樹林帯が多く風の影響を受けにくいと考え、まあ、稜線の風が酷くて進めないようなら撤退するつもりで出かけた。
登山口の毛木平から傾斜の緩やかな清流沿いを歩き。距離は長いが苦にならない。川沿いを涼しいが吹き抜け、常に川の音が聞こえ、清流を満喫できる。
登山口から約4キロ歩くと、千曲川・信濃川の源流に到着。大河の源泉を頂く。飲む事に頭が一杯で、源泉の写真を撮り忘れた(T . T)
源流から急斜面が始まるが、距離が短くあっという間に稜線に着き、さらに20分ほどで登頂!
風が強いものの危険を感じるほどではない。空はピーカン、風が吹いても暖かい。決断は正しかったようだ。
頂上で最も目を引いたのは、やっぱり富士山。昨年から今年にかけて何度も何度も見てきたが、均整のとれた完璧なシルエットは、いつ見ても飽きない。なんて素晴らしい山なんだ。甲武信ヶ岳はどのアルプスからも離れていてちょっと寂しい。目の前に八ヶ岳の屏風が広がるが、もう一味欲しいところ。ここに富士山が加わることで一気にゴージャスな眺めになるのが不思議。山頂からの展望に占める富士山の役割は極めて大きい。
十二分に眺めを楽しんだ後、三宝山、大山、十文字峠経由で下山。登りのルートとは全く異なる稜線歩きを楽しんだ。苔深い静かな樹林帯歩きは、山歩きの醍醐味。登りと下りで全く趣きの違う贅沢な山行だった。
ちなみに、他の山域と比べてソロ登山者が圧倒的。カップルやツアー客もなく、静かな山行を楽しむ玄人さんが多い山と感じた。
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