権現山〜扇山〜百蔵山
- GPS
- 06:40
- 距離
- 20.1km
- 登り
- 1,669m
- 下り
- 1,676m
コースタイム
〜11:35 浅川峠〜12:20 扇山
〜12:45 大久保山〜13:20 宮谷分岐〜13:50 百蔵山
〜14:55 福泉寺〜15:30 猿橋駅
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰り 猿橋駅(福泉寺から猿橋駅までバスがあります) |
写真
感想
中央線で上野原駅まで行き、飯尾行きのバスへ乗りました。
乗客はかなり多く、立っている人も10名ほどいました。
また井戸行きのバスも登山客が大勢乗車していました。
この時期は生藤山や三頭山など笹尾根の山々が人気のようです。
今回は権現山の東尾根を端から上がろうということで、用竹バス停で下車しました。
ここバス停でも自分以外に若干登山者がいました。
バス停からは集落を抜けるとすぐに登山道に入りました。
登山道は土が凍りついていましたが、滑るほどではありませんでした。
尾根に上がると神戸(こうど)からの合流する標識が立っていました。
手持ちの地図には載っていなかったですが、道が荒れている様子もありませんでした。
二本杉を過ぎたところで、ものすごい勢いで人が下ってくると思ったらマウンテンバイクの方々でした。
ヤマレコの記録にもマウンテンバイクのタイヤ痕を見たという記録がいくつかありましたがまさか出会うとは!
しかも10台のグループだったので圧巻でした・・・
にしてもこの時間に下ってるっていうことは何時に登りだしたんだろうか・・・
雨降山に到着した頃にはだいぶ暖かくなり毛手袋をしまいました。
山頂には電波塔があり、ヘリで資材を投下したと思われる木製コンテナが置いてありました。
電波塔の向こう側には木々の間から富士山が望めます。
雨降山で小休憩後少し歩くとすみれの丘という北側の開けた場所に出ました。ここからは奥多摩の山々がよく見えます。
さらに大ムレ権現まで左正面に富士山を眺めながら、なだらかな道を進みました。
大ムレ権現の階段は岩を掘り抜いて作ったようです。ここから権現山山頂までは一気に登ります。
用竹から一人も登山者に会わずに登ってきましたが、山頂に着くと反対側のルートから来たと思われる登山者が既に休憩をとっていました。
山頂からは南に富士山が、そして北側には奥多摩の山々が望めました。
この辺りの山々に詳しい方が説明している声に聞き耳を立ててのんびり休憩していると、どんどん人が上がってきたので、そそくさと下山することにしました。
浅間峠までは正面に富士山や御坂の山々を望みながらくだりました。
浅間峠からは東に上野原へくだる古い標識がありましたが、道筋は見当たりませんでした。
西に浅川集落へくだるルートはよく歩かれているようです。
今回は扇山へ向かうので直進しました。
浅間峠から扇山への道はあまり歩かれていないようで、登山道には落ち葉が積もっており、両側の枯れ木が道まで出てきました。
扇山へ登る道で会ったのは最後の登りで2人組の方のみでした。
山頂には南側から登ってきたと思われる登山者で溢れていました。
年配20人前後のグループから未就学児を連れた家族連れ、柴犬までいました。
山頂からは富士山はもちろんのこと東側には東京の街並みが見えました。
肉眼でも、かろうじてスカイツリーも確認できました。
景色もいいので自分もここで昼食をとることにしました。
ただ、山頂は風通しがよく、肌寒かったのでテルモスに入れたお湯でスープを作り身体を暖めました。
昼食を食べ終えのんびりしていると、どんどん身体が冷えてきてたので、次の目的地へ向かいました。
扇山から東へ下っていると、まだまだ扇山へ向かう方が多く、3グループほどすれ違いました。
大久保山あたりからは北斜面のつづらを下って行くので、時々滑らないように細い木につかまりながら下りました。
カンバノ頭辺りまで来ると再び平らな尾根歩きでした。
この辺りから正面には百蔵山が木々の間からチラチラと見えてきました。近くに来てみると案外急登のようです。
宮谷分岐までくると再び人の声が聞こえてきました。
コタラ山を巻いたあたりで同年代3人組を追い越しました。
百蔵山への急登に入ると一気に歩くペースが落ちるようで、山ガール4〜5人グループ、年配6〜7人グループ、大学生?4〜5人グループ、年配10人前後グループ、山ガールペアを追い抜きました。
決して広い道でもなかったのに、抜かさしてくださった皆さんありがとうございました。
山頂に着くと縦走中と思われる3人組以外には誰もいませんでした。
百蔵山へあがる急登で20人以上抜いたので、さぞかし混んでいることだろうと思っていたので拍子抜けしました。
山頂からは富士山や正面には九鬼山、倉岳などの秋山山陵が望めました。
休憩していると当然ながら自分が追い抜いた方々が到着しだしたので、下山することにしました。
福泉寺まで下りるルートは手持ちの地図には2本ありますが、分岐のところには南に下りるルートの方へのみの標識しかありませんでした。
尾根をできるだけ歩きたかったので、標識はありませんでしたが、尾根上のルートを進むことにしました。
このルートは尾根上は荒れていませんでしたが、尾根を外すところにくると途端に踏み跡が薄くなりました。
ただし真新しいテープが付けてあるので迷うことはありません。
しばらく下ると今度は深い窪みの道になりました。窪みには相当の数の倒木が覆いかぶさっており、登山道を歩くことは困難でした。
登山道の縁を歩くような形で何とか下山できました。
登山口はお寺の裏にあり、そこから福泉寺のバス停まで下りました。
しかし下りのルートで楽しみ過ぎたために、14時台のバスを逃してしまいました。
次のバスは30分後にもありましたが、待っているのは退屈なので猿橋駅まで歩くことにしました。
バス通りということもあり、交通量が多く歩道もないので車に注意しながら進みました。
周りをよく見ると河川敷に狭い道があったので、途中からそちらの道を通りました。
左手には今日歩いてきた百蔵山と扇山が望めたので、駅までバスに乗らずに歩いたのは間違いではなかったと思いました。
高速道路をくぐり、コンビニで飲み物を買ってから甲州街道を渡り、無事猿橋駅に到着しました。
まとめ
もう12月ということで寒さも厳しく登山者が少ないと考えていましたが、扇山や百蔵山には元気な方々がたくさん登っていました。
今年の個人山行はこれでおしまいです。
来週はいよいよ後立山で本格的な冬山です。麓のスキー場でも積雪があるようなのでラッセルも楽しみです!
その他の写真
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
vgmtさんこんばんは(はじめまして)
福泉寺の北側ルート、倒木多かったですね。私は登りで使いましたが(図らずも途中からですが)、ヤブをかき分けて進んだところもありました。
天気が良くて富士山など山々の展望がよかったです。
sat4さんも18日に百蔵山、扇山へ登っておられたんですね。
福泉寺の北側ルート登るなんてすごいです!
自分があのルートを登ることになったならば、迷いそうなので途中で戻ってから南ルートから登り直すことでしょう・・・
手持ちの地図ではも実線ルートでしたが、あれだけ倒木があると破線ルートでもいいのでは?と思ってしまいます。
ほんとに、山と高原地図の実線のルートで、あの状態の道ははじめてでした。登りなので迷うことはなかったので、よかったですが。
南と北のルートが合流する800m峰付近の指導標も北ルートの案内はなかったですから、実際は点線ルートなのかもしれません。
18日は扇山は賑やかでしたね。vgmtさんが到着する前はもっと人がいましたよ。
vgmtさんの冬山での健闘を祈ります。
それでは。
道の状態や雰囲気がすごく実感できました。
今週末、同じルートを行かせてもらいます。
1年前の記録を見てくださり、どうもありがとうございます。
このルートは富士山の眺めのいいルートです。
また、アップダウンが大きいので登り応えがあって楽しいルートでした。
山行記録を楽しみにしています。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する