稲村ガ岳・大日岳〜山上ヶ岳

2018年08月27日(月) [日帰り]

• GPS: 07:45
• 距離: 18.5km
• 登り: 1,550m
• 下り: 1,553m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:17
• 休憩: 1:25
• 合計: 7:42

距離 18.5km 登り 1,550m 下り 1,553m

7:53 母公堂
8:37 法力峠
9:33 9:34 山上辻
10:04 10:12 稲村ヶ岳
10:29 10:32 大日山
10:50 10:54 稲村小屋
11:30 11:43 レンゲ辻
12:06 13:01 山上ヶ岳
13:23 レンゲ辻
14:13 14:14 山上辻
14:57 法力峠
15:35 母公堂

天候

はれ　

最寄のアメダス観測点『上北山』当日の気温
■5／13
朝の最低気温 　20.0℃ (06:10)
日中最高気温 　34.2℃ (12:48)
※大峰寺の本堂内の温度計は19℃でした。

アクセス

利用交通機関：

自家用車

■母公堂　駐車場利用
9時間迄500円。6〜7台程度駐車可？到着時は4台目でした。
※朝はどなたもおられず、下山時にお支払いしました。

☆奈良県　道路管理課　
http://www.pref.nara.jp/12954.htm
※トップページ中段あたり『奈良県内の道路規制状況』は要チェック！

コース状況／危険箇所等

コースは遊歩道として整備された明瞭な山道。一部に崩落等で歩きにくい区間がありますが、概ね安心して歩ける状況でした。
但し、山上ヶ岳周辺部は女人禁制区域とされていますので、ご注意ください。

■母公堂〜法力峠〜稲村小屋
高低差約700mの山道ですが、勾配は緩やかで歩きやすい山道です。母公堂〜法力峠辺りまでは大半が植樹林、その先は自然林ながら木々に包まれた山道が続き、眺望は期待できません。木陰の続く、夏向きのコースでしょうか？
歩き難い箇所は鉄製の階段等が整備されていますが、痛みの目立つ箇所もあります。

■稲村小屋〜大日山・稲村ヶ岳
一部に鎖の設置された岩場や梯子の設置された急斜面があるものの、大普賢岳辺りの道と大差のないレベルでしょうか？
大日山は登るのを躊躇するような険しい山容ですが、登山ルートは立木も多く高所が苦手な人でも大きな負担なく登れる状況でした。当日山頂で見掛けた方は、山頂への分岐でザックをデポされていましたが、背負って登っても特に邪魔とは感じない程度の登山道が整備されています。
稲村ヶ岳は2か所ほど鎖の設置された岩場を登りますが、それ以外は特に険しくもなく、あっさり山頂まで登れました。山頂は展望台となっており、眺望は良好。但し、飲食は禁止とのことです。

■稲村小屋〜レンゲ辻〜山上ヶ岳
レンゲ辻までは高低差はあまりなく、歩きやすい山道が続きますが、レンゲ辻に近づくと急斜面をトラバースする歩き難い区間が続きます。
レンゲ辻〜山上ヶ岳は急勾配区間に階段が整備された歩き応えのあるルートですが、特に危険個所はありません。個人的には登りを推奨します☆

【過去の記録】
■双門〜弥山〜奥駈道〜山上ヶ岳〜観音峰　2016年05月13日(金)〜14(土)
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-871787.html
■大峯奥駈道　吉野〜弥山　2015年09月18日(金) 19日(土)
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-718976.html

写真

8/27 7:51

母公堂駐車場より。
朝は何方もおられず。。

8/27 7:52

母公堂より50m程度西に登山口。

8/27 7:53

ここは女人禁制区域ではありませんが。。

8/27 7:53

熊！

8/27 8:03

静かな樹林帯。。

8/27 8:07

時折人工物有。

8/27 8:18

先行の団体様、道を譲っていただくm(。。)m

8/27 8:20

谷寄りは結構険しいところも見られました。

8/27 8:32

いい雰囲気の木陰が続く。

8/27 8:37

法力峠。

8/27 8:48

古いトイレか小屋？
崩れ落ちそう。。

8/27 8:52

要所に階段。

8/27 8:58

基本トラバース路ですが、時折人工物が!

8/27 8:59

結構な水量でした。

8/27 9:15

変化に富むものの。。
基本は単調な登りです;;

8/27 9:21

ちょっと傷んでます。。

8/27 9:24

崩落気味、足元注意!

8/27 9:29

前、通った時も壊れていた区間。

8/27 9:30

この付近より、眺望が♪

8/27 9:31

手足を駆使しつつ。。

8/27 9:35

修行者様御一行とすれちがう！

8/27 9:35

稲村小屋着。

8/27 9:35

案内図。

8/27 9:36

稲村ヶ岳方面へ。

8/27 9:43

目前に大日山。
…あんなのに登れるのか？

8/27 9:48

一旦トラバースして。。

8/27 9:51

ここが登山口。
…先に稲村ヶ岳へ向かう。

8/27 9:53

滑りやすい岩場が続き。。

8/27 9:56

一部に梯子。

8/27 10:01

この道標を、手前側に方向を変えて登ると。。

8/27 10:03

程なく山頂。
展望台があります♪

8/27 10:04

三等三角点『稲村岳 』1726m

8/27 10:05

西北、大阪方面。
雲が多く、金剛山あたりも薄っすらと。。

8/27 10:05

東、山上ヶ岳。

8/27 10:11

南、八経ヶ岳。

8/27 10:21

さて。。大日山へ！

8/27 10:22

分岐にザック1個。

8/27 10:23

鎖や梯子(脚立)。。

8/27 10:25

ロ―プに。。

8/27 10:25

鉄階段。。

8/27 10:25

昭和58年設置( ゜Д゜)

8/27 10:27

壊れそうな木造階段を経て。。

8/27 10:29

程なく、山頂☆
先のザックの主とお会いしました☆

8/27 10:30

木々の間から金剛山方面。

8/27 10:47

いい雰囲気の森を経て。。

8/27 10:55

稲村小屋。
改めて山上ヶ岳方面へ。

8/27 10:59

小屋の水源を通過。

8/27 11:03

この倒木を過ぎた付近で。。

8/27 11:04

鹿の角を発見！

8/27 11:07

ついでに？
カエルw

8/27 11:10

滑りやすい区間や。。

8/27 11:21

足元の不安定なトラバース区間を通過。

8/27 11:27

トリカブト？

8/27 11:35

レンゲ辻着。

8/27 11:35

何方かの靴が左側のみ？
ポールは持参品。

8/27 11:37

持ち帰りを考えたものの、結局ここに鹿の角を飾ることに^^:

8/27 11:40

この先、急登！

8/27 11:43

空へ続くがごとく。。

8/27 11:53

尾根にたどり着けば、

8/27 11:56

階段や、

8/27 11:57

岩場。

8/27 12:00

左手に日本岩？

8/27 12:03

山頂エリア着。

8/27 12:08

行場ですが、左端に一等三角点。
一等三角点『大峰山上』1719.4m

8/27 12:09

花は咲いてませんが？

8/27 12:10

大峰山寺。

8/27 12:12

境内、外より撮影。
内部の拝殿？は撮影禁止と書かれていましたが、この辺りは特に規制はないようでした。

8/27 12:18

お守り購入。

8/27 12:19

笹原ですがお花畑？

8/27 12:24

日本岩より。

8/27 12:29

ここで昼食。
冷食の中華丼＋チキンラーメン。

8/27 12:34

ランチ休憩の岩場は。。

8/27 12:34

離れてみればこんな感じ。
男性の足元がマイザック！

8/27 12:49

ここで、箸やお菓子類等々を入れたポーチがないことに気付く。
シカの角を拾ったときに置き忘れたか？

8/27 13:03

色々考えた結果、来た道を引き返し、ポーチの回収を目指すことに。。

8/27 13:25

レンゲ辻。飾った鹿の角はそのままでしたが、ポーチは見当たらず。。

8/27 13:33

あまり乗り気ではなかったトラバース区間。

8/27 13:58

再び倒木、この辺りを念入りに調べるも、結局ポーチは見当たらず。

8/27 14:15

行き道、荷物を整理した小屋前のベンチ。
…ここでポーチ回収を断念、下山とする。

8/27 14:59

帰り道は淡々と。。

8/27 15:13

団体様に道を譲っていただきつつ、沢で水を愉しみつつ。。

8/27 15:36

下山完了。お堂に座っておられた、ご老人(男)に駐車料金を支払う。

撮影機器：

COOLPIX AW110 NIKON

感想

inakabus

久し振りに大峰山の山々、2年前の春以来です。
朝のスタート時は約18℃。登り詰めた大峰寺境内の温度計も18℃。日中はそれなりに暑さは感じたものの、木陰の多い快適な登山道でした。

稲村小屋からレンゲ辻への道中、登山道脇にて鹿の角を発見！
結構綺麗で状態もよく、ザックに収め持ち帰ろうとしたものの、持ち帰っても後々置き場に困りそうなので、レンゲ辻の道標近くの木に飾って置きました。

しかし、拾ってザックに収める時か、あるいはザックから出して飾ったときか？
長年愛用していた、黄色い500ml程度の容量があるポーチを置き忘れてしまいました。気付いたのは食事時、食後に来たルートを引き返し、回収を試みましたが発見できず。。
ポーチの中身は行動食やスプーン・ライター等々。。他の方から見れば、あまり価値がないものですが、私の装備の中ではあると便利な雑多な物を詰めたもの。回収できなかったのは残念でした。

滅多に？ピストンの山行計画をたてない主義？ですが、落とし物(あるいは取得物？)のお陰で珍しくピストンの記録となりました。
同じ道を行き来するのは久し振りですが、登りと下り、それぞれの雰囲気を楽しむのも新鮮な経験でした☆