雨の雌阿寒岳 阿寒富士
- GPS
- 05:25
- 距離
- 11.9km
- 登り
- 1,224m
- 下り
- 1,223m
コースタイム
- 山行
- 5:16
- 休憩
- 0:05
- 合計
- 5:21
後半はグループ登山の方々に飲み込まれてしまい,ゆっくりとしたペースとなった。
天候 | 曇りのち雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
雌阿寒温泉登山口から雌阿寒岳までは,マーカーが至る所にあり道迷いの心配はない。 危険箇所はなし。 |
その他周辺情報 | 今回は阿寒湖畔で宿をとった。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
軍手
レインウェア
ゲイター
日よけタオル
靴
ザック
行動食
昼食
飲料
筆記用具
スマホ
スマホ予備電池
時計
カメラ
熊よけの鈴
アルコールバーナー
五徳
ライター
ケトル
虫除けスプレー
蚊取り線香
コーヒーミル
コーヒードリッパー
カップ
|
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感想
道東に来る機会があり,雌阿寒岳か雄阿寒岳か,どちらにするか迷い,最終的にオンネトー探勝路も楽しそうと考え,雌阿寒岳を選んだ。
しかしながらこの日は台風19号20号崩れの低気圧がダブルで北海道へ近づいており,レインウェアは必須という状況であった。
朝6時に雌阿寒温泉公共駐車場に到着するも先着は車2台のみであり,心細い感がした。加えて強烈な硫黄の匂いがここは活火山であることを示しており,こういった意味においても不安の中スタートすることとなった。
登山口から雌阿寒岳頂上まではスプレーによるマーカーが至る所にあり,今回のようにガスの中の登山においては頼りになった。
一方,かすかな望みとしていた眺望はまったくなく,頂上に到着しても火口すらよく見えない状態であった。
普段は頂上でコーヒーをミルで挽く一時を楽しみにしているのであるが,今回は接近する雨雲をスマホのアプリで確認するなど,天候への不安が大きく,全体的に余裕のない「ただ登って帰ってくるだけ」という登山になってしまったのが残念だった。
雌阿寒岳から阿寒富士を目指す。
ハイマツが水を吸っており,軽く触れるだけで服が濡れてしまった。また,火山灰が砂のように積もっており,登りの際はけっこう歩きにくく疲労が蓄積した。
阿寒富士頂上でついに雨が本格的に降り出し,レインウエアを装着した。不思議なものでレインウエアの性能(防水,撥水)に感心しているうちに,天候関係の不安は一気に軽減してしまった。
景観も楽しめなかったので,ひたすら体力勝負の下山となった。途中,30人ほどのパーティーを追い越しかけたが,飲み込まれる形で合流(?),そのままオンネトー国設野営場まで同行することとなった。
一緒にいると心強いが,自分のペースで歩けないことや面白そうな花をじっくりと観察できないことなど,一長一短だと思った。
野営場から出発地である阿寒湖温泉駐車場を目指し,オンネトー探勝路をソロで歩く。雨は本降りであり,細い探勝路は水たまりだらけとなり,今回の登山道で実は一番厳しく感じた。クマでも出そうな雰囲気が濃厚だったのでホイッスルを思い切り吹く。
下山後,阿寒湖温泉で一泊し疲れを癒やした。
翌日は曇りのち晴れという天候であり,阿寒湖畔と雄阿寒岳の組み合わせの景色を楽しんだ。
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