燕頭山からもう少し先へ

2011年12月23日(金) [日帰り]

• GPS: 04:54
• 距離: 8.2km
• 登り: 1,244m
• 下り: 1,244m

コースタイム

09:10 御座石鉱泉
11:20 燕頭山山頂
11:50 今日はここまで。
14:00 御座石鉱泉

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

車で高速道路(中央道)を利用し八王子→韮崎へ。
(料金は休日半額で1350円)
そこから車で30分ほどの場所にある御座石鉱泉まで移動。

コース状況／危険箇所等

ふもと近くは枯れ葉が多く滑りやすい。
燕頭山に近付くに従い雪が多くなり滑りやすい。

雪や枯れ葉が無くても急斜面や崩落箇所が多く
かなりの難コースだと思います。

写真

12/23 8:53

車で移動中にサル発見。

12/23 8:53

もっと沢山いたのですが、みんな逃げちゃいました。

12/23 9:44

登り始めから程なく、ここからが本番です。

12/23 10:17

雪の積もった場所が増えてきました。

12/23 10:23

今日初の八ヶ岳。
(ホントは高速から見えちゃったんですけど)

12/23 10:23

絶景が広がります。

12/23 11:00

雪が深くなってきました。

12/23 11:18

燕頭山に到着。
前回よりも50分短縮できました。(3時間→2時間10分)

12/23 11:28

階段の崩れかけた場所があります。脇の小道を進みます。

12/23 11:44

地蔵ヶ岳と甲斐駒ケ岳のツーショット

12/23 11:44

地蔵ヶ岳のアップ。

12/23 11:48

今日はここまで。

12/23 12:03

帰り道に見た八ヶ岳。

12/23 12:04

まるで世界の中心にあるようです。

12/23 14:01

ふもとに住んでいるわんこ。とても人懐っこいです。名前は聞きそびれちゃいました。

撮影機器：

EX-Z2300 CASIO COMPUTER CO.,LTD.

感想

まーくん

今年最後の3連休、せっかくだから冬らしい山登りを経験しておきたいと思い
選んだのは南アルプスの燕頭山。
ホントは地蔵ヶ岳まで行けたら良かったのですが
前回グダグダになってしまった苦い記憶があり
今日は欲張らずに行けるところまで行こうと計画しました。

上のほうは積雪もあるとの情報があり、急遽購入した
簡易スパイクの性能も試してみようと思い出かけました。

最近朝が辛くて(←なまけもの)早起きできなかったので
高速道路を利用して八王子から1時間半で登山口である
御座石鉱泉に到着。
お金は掛かりますが、時間とお金のトレードオフです。

御座石鉱泉では元気なおばあちゃんが
「山頂の様子を教えてね」って。
正月休みを利用してくる登山客に情報提供するためだそうです。

了解しました。いってきま・・・
「山頂のほうは寒いから体に気をつけね。」
了解しました。いってきま・・・
「滑りやすいから気をつけてね。」
了解しました。いってきま・・・
「さっき二人組みが歩いていったから(ペチャクチャ)」
・・・さあスタートです。

スタート直後、建物の裏辺りで
白いわんこが日なたぼっこしていました。
せっかくだからなでなで・・・急に震えだしました。
そっか、自分が影になってしまっていたようです。
すまみせん。

前回初挑戦したときには急な上り坂に体力を奪われ
ひーこら言いながら燕頭山まで3時間かけてたどり着いたわけですが
今回もだいぶひーこら言いました。
とは言え、前回よりも気力体力共に充実していたため
小休止しても次の一歩がすぐ出てきました。
おかげで1時間近くタイムを短縮して燕頭山に到達しました。

しかし寒い!!!
風はほとんど吹いていないベストコンディションなのに
寒さがじりじり染み込んできます。
インナーとレインジャケットだけでは装備が足りませんでした。
低山ならインナー1枚になるくらい体があったまるのですが
今回は体の発熱を圧倒的に上回る山の冷気でした。

燕頭山から少し進んだところで寒さのためギブアップ。
気温を測ると-5℃。(12時頃)
怪我した時に、傷口を見て初めて痛みを感じるとかいう経験がありますが
まさにそれ。気温を見て初めて体の心から冷えました。

念のため水筒にお湯を沸かして入れておいたので
それをやけどしないように飲みます。
少しはよくなりましたが、早く帰らないと危険かも。
(低温時の対処とか全く勉強していないので)

しかしこれまた難関。
雪や枯れ葉でとにかく滑りやすい。
気をつけながら急いで降りなければと思っていた矢先
吹き溜まりの雪に足をとられて・・・ついに滑落してしまいました。
とはいっても2mくらいの落差だったため、ほぼ無傷でした。
鼻の下に擦り傷がありますが、すぐにつばつけておいたので
もうすぐ治ります。

気をつけなければ(←さっきも言ってた。・・・てことは)
今度は足を滑らせてスライディング。
左肩を変な風にひねってしまいました。
直後動かせませんでしたが少しずつゆっくり回したら
何とか動きました。大きな問題はなさそうです。

それ以降も何度も滑ったりつまずいたりを繰り返し
ふもとに到着しました。

ふもとでは出発のときのおばあちゃんが野良作業していました。
山の上の様子を伝えると、ありがとうと言ってもらえました。
お風呂にでも入っていかないかと勧められましたが
また次回、と伝え帰路に着きます。

駐車場付近には、出発直後に日向ぼっこしていたわんこがいました。
せっかくなのでじっくりなでなでしてきました。
おいでおいですると近づいてきて、背中を見せて座るんです。
多分、「撫でろ」と命令しているのだと思います。
→仰せのままに。

帰ろうとすると、車のところまでついてきます。
運転席側のドアのすぐ後ろで座ってお見送り。
車に乗り込んでエンジンを・・・「プーーーーーッ」
間違えてクラクションを鳴らしてしまったら
びっくりして逃げてしまいました。
後を追いかけごめんね、となでなで。

今回の山行で分かったのは以下の通りです。
・今の自分の力量では、このルートは難しい。
・冬の高山は想像以上に寒い。
・御座石鉱泉には黒いわんこもいるのですが、ばあちゃん以外には懐いていない。

今後も経験を積んで、来年またチャレンジしたいと思います。

コメント

サク姉

燕頭山
w-makotoさん、こんにちわ。

下界も天気がいいけど、空気が冷たかったです。
山はクリスマス寒波で荒れ模様になる、
という予報ですが、
今日はまだ大丈夫だったんですね。

御座石鉱泉の駐車料金はかかりましたか？

まーくん

sakusakuさん
コメントありがとうございます。
sakusakuさんはお仕事だったんですね。

御座石鉱泉の駐車料金は無料です。
(市営駐車場だそうです。)
けっこう広くて30台くらいは止められそうです。

山梨方面にいらっしゃる際には、こちらも
候補に入れてみてください。