六甲山を徘徊
![情報量の目安: S](https://yamareco.org/themes/bootstrap3/img/detail_level_S2.png)
![都道府県](/modules/yamainfo/images/icon_japan_white.png)
- GPS
- 07:50
- 距離
- 21.6km
- 登り
- 1,433m
- 下り
- 1,421m
コースタイム
- 山行
- 6:34
- 休憩
- 1:17
- 合計
- 7:51
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
帰路:三ノ宮駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
トゥエンティクロスの黒岩尾根分岐の少し北で,右岸が大きく崩れていた。雨が降るとさらに崩れるかもしれないので,要注意だった。 |
その他周辺情報 | 帰りに神戸クアハウスで汗を流した |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
サブザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ファーストエイドキット
日焼け止め
携帯
時計
タオル
ストック
カメラ
|
---|
感想
2018年9月16日(日)にトレーニングと秋の登山の予習を兼ねて,六甲山を歩いた。今回は,錨山・市章山から大龍寺,修法ヶ原,市ヶ原,掬星台,ハーブ園というコースを歩いた。やはり暑かったので,かなりへばってしまった。時間も長かったしねぇ。
出発は JR 元町駅とした。地図で見ると,登山口は再度ドライブウェイの入口から少し登った辺りだったので,JR 元町駅の東口からまっすぐ北上するのがいい感じだった。そこで,元町駅東口を通る鮎川通を北上した。途中,コープこうべのお店があったので,水とおにぎりなどを買っておいた。そこからさらに北上して山本通にぶつかった。その交差点のすぐ西にある交差点が再度ドライブウェイの入口だった。
山本通から再度ドライブウェイ沿いの歩道を歩き,最初のトンネルの入口そばまで行く。そこから登山道が始まっていた。登山口は追谷墓地の入口だった。登り始めると,結構階段が続いた。特に出だしに階段が多かった。徐々に平らなゾーンも出てきたが,またすぐに階段が続く感じだった。そして,少し明るいゾーンの急な階段を登ると,錨山にたどり着いていた。
錨山には錨マークがあって,夜にはライトが点くが,近すぎて錨の形はわからなかった。錨マークの上部に展望所があり,眺めはよかったのだが,錨マークだけが見えなかった…。錨マークを奥に行くと,発電用の風車があるが,今は太陽光パネルを使っているみたいで,風車は回っていなかった。その先,一度階段を下ってから登ると,再度ドライブウェイに出た。そこで車道を渡ると大龍寺に向かう山道だが,道を渡らずに右に行くとそこが市章山だった。市章山には神戸市のマークがあり,こちらも夜は電飾で見えるようになっている。こっちも市章の上に展望所があったが,やはり市章は見えなかった…。でも,神戸の町並みはよく見えた。そういえば市章も錨マークも三宮辺りからよく見えた気がする。
市章山から再度ドライブウェイに戻り,車道を渡った先の山道を北上した。徐々に傾斜も緩くなり,出だしに比べるとかなり余裕で歩ける感じだった。その区間は再度ドライブウェイのすぐそばを歩いている感じだった。しばらく行くと登山道は車道と合流した。その先は車道を渡った向こう側に続いていた。そこは地図には堂徳山と書いてあるが,どうも場所が違ってる気がする…。地図って時々間違いがあるよなぁ…。
その先しばし山道を歩くと,林道っぽい道に突き当たった。一瞬右に行くのか?と思ったが,そういえば左に行くポイントがあったと思い出し,標識をみたらやはり左だった。そこは,右に行くと(東に行くと)堂徳山から城山に行くルートだった(やはり少し手前の車道を渡る場所は堂徳山じゃないやん!)。そこを左(西)に行くと,再度ドライブウェイにぶつかるが,そこは二本松バス停のところだった。北向きと南向きのバス停の位置が少し違うのだが,南向きのバス停そばに出た。一瞬登山道の続きがわからなかったが,地図で見ると北向きのバス停のそばから登るみたいだった。そのためには少しだけ再度ドライブウェイを歩いて,道の向こう側に行かないといけなかった。
登山道に入ると,ぐいっと登って,尾根の向こう側を歩く感じになった。その区間は古くからありそうな雰囲気の道だった。また,アップダウンも少なく,余裕で歩ける道だった。しばし歩いていると,すぐ横に石碑のある東屋が見えてきた。そこは善助茶屋跡だった。石碑は毎日登山発祥の地の石碑だった。その先,少し歩くと大龍寺の駐車場に出た。
ここまで元町駅から2時間ほどだった。ペースが遅く,人の多い秋の登山でも3時間あれば余裕で来れると予想した。ここで,登山の予習は終わったので,その後は自分で行きたいところを徘徊することにした。まずは大龍寺に登り,その裏手にある再度山に登ってみることにした。再度山に行くには,大龍寺の奥の院に行き,その右手に行くと再度山山頂に行ける。奥の院から先は傾斜が急になり,岩場もあるので,少し楽しい登山だった。でも,あっという間に山頂に着いてしまったが…。山頂の少し下に大きな岩があり,その上に弘法大師が彫ったと伝えられる亀があった。弘法大師なので,もう1000年以上前ということになる。よく残ってるなぁ…。
再度山の山頂からは西に向かって下山した。あまり人が歩かないルートみたいで,踏み跡は不鮮明だった。それでもなんとかそれっぽいところを歩いて,修法ヶ原に向かう道に出ることができた。修法ヶ原に着いたのは12時ぐらいだった。そこで,そこらにあったベンチに座ってお昼ご飯を食べておいた。
お昼ご飯を食べてから,市ヶ原を目指すことにした。できれば摩耶山か,あるいはハーブ園に上から入ってみたいと思っていたので。そこで,修法ヶ原から蛇ヶ谷経由で下りるルートを歩いてみた。地図で見ていただけではわからなかったが,蛇ヶ谷へのコースは修法ヶ原池から意外と下るのを初めて知った。また,コースとしてちゃんとした山道になっているのも初めて知った。それでみんなアスファルト道が続く大龍寺経由じゃなくて蛇ヶ谷経由で修法ヶ原に向かうんだと納得できた。
そのまま蛇ヶ谷を下って,全山縦走路(大龍寺から市ヶ原までのアスファルト道)に出ようと思っていたが,ふと見た道標に高雄山への矢印が書いてあった。そういえば市ヶ原の辺りを通る時に高雄山への矢印があるなぁ,と思っていたので,気になっていた。そこで,急遽,高雄山経由で市ヶ原を目指すことにしてみた。これが失敗だった。 蛇ヶ谷からの登りこそそこまでじゃなかったけど,市ケ原への下りが結構タフで,足にきてしまった。まだ鍛え方が足りないみたい。
市ヶ原の櫻茶屋前に着いたのは午後1時過ぎだった。すると,櫻茶屋がなんと開いていた。 あれ?しばらくしまっていたのに…。そこで,せっかくなのでフランクフルトを食べることにした。話を聞くと,以前櫻茶屋をやってたおばちゃんが亡くなって,その後どうしようと考えたけど,開けることにしたんだって。みんな使ってあげないとね。
櫻茶屋で10分ほど休憩してから,掬星台を目指して歩き出した。天狗道からハーブ園に行く,という手もあったのだが,トゥエンティクロスのそばで山が崩れたところがあって危険と聞いていたので,見に行こうと思ったのだった。そこを通過できればそのままトゥエンティクロスで徳川道かシェール道で穂高湖に行って,掬星台に行こうと思って出発した。トゥエンティクロスは黒岩尾根分岐まではいつも通りだった。その先の最初の渡渉ポイントに来ると,河原に異様に岩が転がっているのが見えた。そのすぐ向こう側が大きく崩れていた。そのせいで渡渉ポイントの飛び石が無くなっていた。これという石がなかったので,幅の狭いところを無理やり飛ぶか,滑りやすい倒木の木の幹を渡るか,靴を脱いでの渡渉するか,ぐらいしかない感じだった。暑い日だったので靴を脱いでの渡渉でもよかったのだが,とりあえず倒木を越える作戦を使ってみた。市ヶ原側からなら,上から垂れている木の枝を持って進むと,ほぼ渡りきれたので,そのまま最後はエイッと飛んで事なきを得た。逆向きは難しいかもなぁ…。
渡渉ポイントをすぎると,そこが大きく崩れた場所だった。しかし,大雨から時間が経っていて,どこの岩も踏んでもぐらつくことはなかった。なので,全く怖い感じはしなかった。しかし,ある程度まとまった雨が降るとヤバそうな感じだった。あれは,整備するにしてもまだ手を付けれないかもなぁ,という感じだった。とりあえず今回はちゃっちゃと通過して先に進んだ。
その先も多くは問題はなかったが,一箇所橋が落ちていて,飛び石になっている場所があった。また,明らかに倒木を切断することで取り除いたような場所もあったが,ちゃんと修復してあった。その辺りに来ると体に熱がこもる感じがしてきた。水分の摂取が少なめで軽い熱中症かもと勝手に思った。とにかく,足に力が入らなくなってきて,登りがすごく辛くなってきた。単なるトレーニング不足かもしれないが…。それでも,桜谷出合まではなんとか頑張った。その先,どうしようと思っていたが,シェール道は橋が全部落ちてるよー,と対向の人に言われたので,徳川道を行こうと思った。
これがまた失敗だった。徳川道は,西から行くと穂高湖に向かって徐々に斜度がきつくなる。元気な時ならいいが,へばった時には徐々にきつくなる登りはしんどかった…。穂高湖の高さまでたどり着いた時には完全にへばってしまっていた。そこから車道までなんとか上がったが,その先のアゴニー坂がまた辛かった。車道で迂回してもよかったが,結構遠回りになるなぁ,と思ったので,アゴニー坂を登った。しかし,すでにへろへろだったので,何度かしっかりと止まっての休憩が必要だった。それでもなんとかアゴニー坂を越えると下りが増えるので,その先は意外とラクに掬星台にたどり着いた。掬星台に着いたのは午後4時前だった。
掬星台は天気も良くて,見晴らしはすっごくよかった。そこで休憩して,摩耶ロープウェーと摩耶ケーブルで下山するのも考えたのだが,すごく混んでて連続運転してます,という放送を聞いてやめようと思った。なにせめちゃめちゃ汗だくだったので,絶対に汗臭くて,他のお客さんが可愛そう,と思ったのだった。そうなると次にラクな手は,天狗道を下りてハーブ園のゴンドラを使う作戦だった。上野道や青谷道は一気に下るから足にくるし,山寺尾根なんてもっと急やし…。ハーブ園なら掬星台からの標高差が 300m で済むのでラクになるという考えだった。ただし,問題は入場時間。午後4時半か午後5時ぐらいまでだったと記憶していたが,ちゃんとした時間は覚えてなかった。もしだめだったら,せっかく行ったのに全山縦走路まで戻らないといけない…。なので,掬星台では休憩もそこそこに下山を始めた。
ゴロゴロ坂,天狗道,稲妻坂,の3つの坂を下るが,下りは全然苦にならない人なので「あれ?もう終わり?」という感じだった。しかし,何箇所かある登りが辛かった。いつもは逆なので,下りはまったく気にしてないのだが…。それでもなんだかんだで16:40頃には世継山分岐にたどり着いた。一瞬どうしようか迷ったが,だめなら戻ってくればいいと思って,ハーブ園入口を目指した。ハーブ園入口までのルートを知っておきたい,というのもあったので…。世継山からハーブ園入口までは,途中で一度ぐっと高度を下げてから上り返す。あそこはやっぱり辛かったなぁ…。もう足が残ってなかったし…。でも,下りの途中で追い抜いた方に聞くと,ハーブ園は午後5時まで入れるということだったので,元気が出た。その後,もう一度少しだけ下るが,登り返しはゆるいので,すぐにハーブ園入口に着く感じだった。
ハーブ園には 16:50 頃着いた。すぐにゴンドラ(ロープウェイと呼ばれているが…)のチケットを買おうと思ったが,午後5時をすぎるとナイター料金で少しだけ安くなる,と聞いて,思わず待ってしまった。その間にシャツだけ着替えておいた。着ていたシャツは絞ったら水が出てきそうだったが,さすがにやめておいた…。午後5時を過ぎたらすぐにチケットを買って下山した。乗っている時間は10分足らずだった。それこそあっという間に新神戸駅そばに下りてこれた。そこから,歩いて神戸クアハウスに行ってお風呂に入り,ビール飲みながら晩御飯を食べてから帰途についた。
今回もやっぱりしんどかった。もうちょっと行けそう,と思った時に先に進んでしまうから,どうしてもヘロヘロになってしまうみたい。もう少し余裕をもった登山をした方がいいような気もするが,これだけは性格やからねぇ…。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する