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Yamareco

記録ID: 1589660
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
日高山脈

幌尻岳〜日高の山懐に抱かれた至福の山行〜

2018年09月15日(土) ~ 2018年09月17日(月)
 - 拍手
天候 曇りのち晴れ
過去天気図(気象庁) 2018年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 飛行機
羽田空港→新千歳空港→とよぬか山荘(シャトルバス)→第二2ゲート(山行開始)〜林道歩き〜額平川遡行〜幌尻山荘(泊)〜幌尻岳山頂〜肩〜幌尻岳山頂〜幌尻山荘(泊)〜第二ゲート(シャトルバス)→とよぬか山荘→新千歳空港→羽田空港
コース状況/
危険箇所等
北海道胆振東部地震の影響を心配したが、幸いにも登山道にはほとんど影響は見られませんでした。額平川も水量は少なめで、渡渉もスムーズに行えました。
とよぬか山荘。
ここで今回のメンバー全員がそろいました。
天気も上々です。
ここから専用のシャトルバスに乗り換えて第二ゲートを目指します。
2018年09月15日 08:57撮影 by  Canon PowerShot SX700 HS, Canon
9/15 8:57
とよぬか山荘。
ここで今回のメンバー全員がそろいました。
天気も上々です。
ここから専用のシャトルバスに乗り換えて第二ゲートを目指します。
第二ゲート到着。
トイレとシャトルバスに乗り遅れた人向けの小屋がありました。
2018年09月15日 10:14撮影 by  Canon PowerShot SX700 HS, Canon
9/15 10:14
第二ゲート到着。
トイレとシャトルバスに乗り遅れた人向けの小屋がありました。
いよいよ百名山最難関の山に向かいます。
楽しみと緊張感が入り混じったいい感じです。
2018年09月15日 10:20撮影 by  Canon PowerShot SX700 HS, Canon
9/15 10:20
いよいよ百名山最難関の山に向かいます。
楽しみと緊張感が入り混じったいい感じです。
最初はこんな感じの林道歩きが2時間ほど続きます。
この辺は道の左側遥か下に額平川が流れていて、それを遡っていく山行になります。
2018年09月15日 10:22撮影 by  Canon PowerShot SX700 HS, Canon
9/15 10:22
最初はこんな感じの林道歩きが2時間ほど続きます。
この辺は道の左側遥か下に額平川が流れていて、それを遡っていく山行になります。
ガイドさんが名前を教えてくれましたが、忘れました。
珍しい花だそうです。
2018年09月15日 11:21撮影 by  Canon PowerShot SX700 HS, Canon
9/15 11:21
ガイドさんが名前を教えてくれましたが、忘れました。
珍しい花だそうです。
2018年09月15日 11:37撮影 by  Canon PowerShot SX700 HS, Canon
9/15 11:37
木漏れ日がいい感じです。
2018年09月15日 11:38撮影 by  Canon PowerShot SX700 HS, Canon
9/15 11:38
木漏れ日がいい感じです。
2018年09月15日 12:17撮影 by  Canon PowerShot SX700 HS, Canon
9/15 12:17
2週間ほど前の台風で橋が流されたようです。
あんな巨大な鉄の橋が流されるとは、、、
渓谷の激流の凄まじさを実感します。
2018年09月15日 12:45撮影 by  Canon PowerShot SX700 HS, Canon
9/15 12:45
2週間ほど前の台風で橋が流されたようです。
あんな巨大な鉄の橋が流されるとは、、、
渓谷の激流の凄まじさを実感します。
ガイドさんが川底のチェックをしてくれてます。
彼らのザックはいずれも110Lの巨大なものですが、まったく平気な顔で歩かれてます。
さすがプロです。
2018年09月15日 12:49撮影 by  Canon PowerShot SX700 HS, Canon
9/15 12:49
ガイドさんが川底のチェックをしてくれてます。
彼らのザックはいずれも110Lの巨大なものですが、まったく平気な顔で歩かれてます。
さすがプロです。
取水ダム。
2018年09月15日 12:56撮影 by  Canon PowerShot SX700 HS, Canon
9/15 12:56
取水ダム。
いよいよ渡渉開始です。
幸いにも水量は少なめで足を取られるような流れではありません。
水温もそれほど冷たくはなく快適です。
2018年09月15日 14:02撮影 by  Canon PowerShot SX700 HS, Canon
1
9/15 14:02
いよいよ渡渉開始です。
幸いにも水量は少なめで足を取られるような流れではありません。
水温もそれほど冷たくはなく快適です。
とはいえこんなところがありました。
膝くらいまで水に浸かり急流の中を登りますが、写真ほどの水の勢いは感じませんでした。
2018年09月15日 14:09撮影 by  Canon PowerShot SX700 HS, Canon
1
9/15 14:09
とはいえこんなところがありました。
膝くらいまで水に浸かり急流の中を登りますが、写真ほどの水の勢いは感じませんでした。
沢靴初体験です。
フィット感抜群で快適でした。
2018年09月15日 14:34撮影 by  Canon PowerShot SX700 HS, Canon
9/15 14:34
沢靴初体験です。
フィット感抜群で快適でした。
どんどん渡渉が楽しくなります。
2018年09月15日 14:58撮影 by  Canon PowerShot SX700 HS, Canon
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9/15 14:58
どんどん渡渉が楽しくなります。
気につけられた熊の爪痕です。
こんな木がルートに何回も出てきて、密生度の高さが伺えます。
彼らのマーキングだそうです。
2018年09月15日 15:15撮影 by  Canon PowerShot SX700 HS, Canon
9/15 15:15
気につけられた熊の爪痕です。
こんな木がルートに何回も出てきて、密生度の高さが伺えます。
彼らのマーキングだそうです。
本日の宿泊地、幌尻山荘に到着しました。
写真で何度も見た渋い山小屋です。
この時点では、目的地に着いた嬉しさよりも沢歩きが終わった寂しさのほうが勝ってました。
これから沢歩きに嵌りそうな感じがします。
2018年09月15日 15:22撮影 by  Canon PowerShot SX700 HS, Canon
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9/15 15:22
本日の宿泊地、幌尻山荘に到着しました。
写真で何度も見た渋い山小屋です。
この時点では、目的地に着いた嬉しさよりも沢歩きが終わった寂しさのほうが勝ってました。
これから沢歩きに嵌りそうな感じがします。
世界最小の哺乳類「トガリネズミ」が小屋の周りを走り回ってました。
体調は5儖漫L樵阿猟未衂,尖っています。
2018年09月15日 16:11撮影 by  Canon PowerShot SX700 HS, Canon
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9/15 16:11
世界最小の哺乳類「トガリネズミ」が小屋の周りを走り回ってました。
体調は5儖漫L樵阿猟未衂,尖っています。
翌朝、幌尻岳本峰を目指します。
ガイドさんの判断で出発時間を予定より1時間ほど遅らせました。
稜線に出た時の天候を考えてのことですが、これが見事に当たりました。さすがです。
2018年09月16日 05:55撮影 by  Canon PowerShot SX700 HS, Canon
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9/16 5:55
翌朝、幌尻岳本峰を目指します。
ガイドさんの判断で出発時間を予定より1時間ほど遅らせました。
稜線に出た時の天候を考えてのことですが、これが見事に当たりました。さすがです。
今年はキノコの当たり年らしく、ルート周辺には様々な種類のキノコが実ってました。
2018年09月16日 06:38撮影 by  Canon PowerShot SX700 HS, Canon
9/16 6:38
今年はキノコの当たり年らしく、ルート周辺には様々な種類のキノコが実ってました。
???
2018年09月16日 07:14撮影 by  Canon PowerShot SX700 HS, Canon
9/16 7:14
???
高度が上がると黄色い葉っぱが増えてきました。
紅葉もいいけど黄葉の森も素敵です。
2018年09月16日 07:17撮影 by  Canon PowerShot SX700 HS, Canon
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9/16 7:17
高度が上がると黄色い葉っぱが増えてきました。
紅葉もいいけど黄葉の森も素敵です。
ついに稜線が見えた。
2018年09月16日 07:24撮影 by  Canon PowerShot SX700 HS, Canon
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9/16 7:24
ついに稜線が見えた。
命の泉。
この少し手前で強烈なケモノ臭がして緊張しました。
すぐ近くにヒグマが潜んでいたはずですと、下山後にガイドさんが言ってました。
やはり身近にいるんですね。
2018年09月16日 07:39撮影 by  Canon PowerShot SX700 HS, Canon
9/16 7:39
命の泉。
この少し手前で強烈なケモノ臭がして緊張しました。
すぐ近くにヒグマが潜んでいたはずですと、下山後にガイドさんが言ってました。
やはり身近にいるんですね。
戸蔦別岳。
三角錐の山容が見事です。
2018年09月16日 07:49撮影 by  Canon PowerShot SX700 HS, Canon
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9/16 7:49
戸蔦別岳。
三角錐の山容が見事です。
稜線に出ました。
まだ山頂付近には雲がありますが予報よりもいい天気になりました。
2018年09月16日 08:05撮影 by  Canon PowerShot SX700 HS, Canon
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9/16 8:05
稜線に出ました。
まだ山頂付近には雲がありますが予報よりもいい天気になりました。
ここから至福の稜線歩きです。
山歩き最高の時間が始まります。
2018年09月16日 08:10撮影 by  Canon PowerShot SX700 HS, Canon
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9/16 8:10
ここから至福の稜線歩きです。
山歩き最高の時間が始まります。
金色のじゅうたんのような美しさです。
2018年09月16日 08:26撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/16 8:26
金色のじゅうたんのような美しさです。
北カールの淵の稜線を左回りに緩やかに登っていきます。
次第に雲が去り始めてます。
2018年09月16日 08:42撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
9/16 8:42
北カールの淵の稜線を左回りに緩やかに登っていきます。
次第に雲が去り始めてます。
2018年09月16日 08:56撮影 by  Canon PowerShot SX700 HS, Canon
9/16 8:56
Wonderful!
2018年09月16日 09:01撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
4
9/16 9:01
Wonderful!
ナキウサギの生息地に来ましたが、残念ながら姿を見ることは出来ませんでした。声だけはチッチと聞こえてきます。
越冬に備えて石の間に葉っぱを隠してます。
2018年09月16日 09:12撮影 by  Canon PowerShot SX700 HS, Canon
9/16 9:12
ナキウサギの生息地に来ましたが、残念ながら姿を見ることは出来ませんでした。声だけはチッチと聞こえてきます。
越冬に備えて石の間に葉っぱを隠してます。
新冠ルートとの分岐地点です。
2018年09月16日 09:34撮影 by  Canon PowerShot SX700 HS, Canon
9/16 9:34
新冠ルートとの分岐地点です。
頂上直下の岩稜地帯を登ります。
もう一息。
2018年09月16日 09:46撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/16 9:46
頂上直下の岩稜地帯を登ります。
もう一息。
幌尻岳山頂!!
憧れの山に登ることが出来ました。
自身86座目の百名山ですが、同じメンバーの中に99座目の方と95座目の方がおられました。
皆さんおめでとうございます!
2018年09月16日 09:54撮影 by  Canon PowerShot SX700 HS, Canon
2
9/16 9:54
幌尻岳山頂!!
憧れの山に登ることが出来ました。
自身86座目の百名山ですが、同じメンバーの中に99座目の方と95座目の方がおられました。
皆さんおめでとうございます!
タッチ
2018年09月16日 09:55撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/16 9:55
タッチ
日本庭園のような美しさです。
2018年09月16日 10:10撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
5
9/16 10:10
日本庭園のような美しさです。
天気が良いので七つ沼カールを望む肩を目指します。
2018年09月16日 10:11撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
9/16 10:11
天気が良いので七つ沼カールを望む肩を目指します。
七つ沼。
かつて深田久弥は新冠川を上って、七つ沼のほとりでテン泊し、幌尻岳を目指したようです。
2018年09月16日 10:42撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/16 10:42
七つ沼。
かつて深田久弥は新冠川を上って、七つ沼のほとりでテン泊し、幌尻岳を目指したようです。
肩から見る戸蔦別岳と七つ沼カール。
そそられる稜線です。
一人の登山者がその方向に向けて颯爽と下っていきました。
2018年09月16日 10:56撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
9/16 10:56
肩から見る戸蔦別岳と七つ沼カール。
そそられる稜線です。
一人の登山者がその方向に向けて颯爽と下っていきました。
チングルマの紅葉。
2018年09月16日 11:17撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/16 11:17
チングルマの紅葉。
2018年09月16日 11:32撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/16 11:32
2018年09月16日 11:48撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/16 11:48
下山開始です。
気のせいか登ってきた時よりも赤みが増したような。
2018年09月16日 12:59撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/16 12:59
下山開始です。
気のせいか登ってきた時よりも赤みが増したような。
なんとも美しい稜線が続きます。
2018年09月16日 12:59撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
5
9/16 12:59
なんとも美しい稜線が続きます。
黄色味も少し増したような・・・
2018年09月16日 14:16撮影 by  Canon PowerShot SX700 HS, Canon
9/16 14:16
黄色味も少し増したような・・・
翌朝、下山口に向けて渡渉開始です。
お楽しみの時間が来ました。
2018年09月17日 05:53撮影 by  Canon PowerShot SX700 HS, Canon
9/17 5:53
翌朝、下山口に向けて渡渉開始です。
お楽しみの時間が来ました。
こんな場所もあります。
落ちたら大変ですが、手すりを持ってゆっくり歩けば問題なし。
2018年09月17日 06:39撮影 by  Canon PowerShot SX700 HS, Canon
9/17 6:39
こんな場所もあります。
落ちたら大変ですが、手すりを持ってゆっくり歩けば問題なし。
最後の長い林道歩き。
危険個所もないので、ウイニングランのようなものです。
天気とメンバーに恵まれて最高の山旅が出来ました!
2018年09月17日 09:46撮影 by  Canon PowerShot SX700 HS, Canon
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9/17 9:46
最後の長い林道歩き。
危険個所もないので、ウイニングランのようなものです。
天気とメンバーに恵まれて最高の山旅が出来ました!

感想

天気予報では曇りの予想で眺望はあまり期待できない状況でしたが、稜線に上がったころから青空が現れて、幌尻岳頂上や七つ沼を見下ろす肩の上では雲はすっかり消えて快晴となり、紅葉や黄葉に彩られたの錦秋の美しい日高の山々を堪能できました。

百名山の中でも最難関といわれる山であるためガイド登山に参加させていただきましたが(熊も怖かったし・・・)、稜線での天候を予測し出発時間を遅らせたり、急流での渡渉の仕方を細かに指導してくれたり、様々な花や植物の名前を教えてくれたりと、プロのガイドの凄さも味わった山行でした。

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