燕岳、最高の天気に恵まれて

2011年12月30日(金) ~ 2011年12月31日(土)

• GPS: 34:49
• 距離: 39.9km
• 登り: 3,146m
• 下り: 3,133m

コースタイム

12/30
4:45宮城ゲート-8:45中房温泉
9:20中房温泉-10:03第一ベンチ-10:33第二ベンチ10:38-11:15第三ベンチ11:27-12:01富士見ベンチ12:08-12:43合戦小屋12:58-14:20燕山荘

12/31
6:36燕山荘-7:18燕岳7:24-7:55燕山荘
8:50燕山荘-9:40合戦小屋9:44-10:02富士見ベンチ-10:31第三ベンチ10:39-11:01第二ベンチ-11:19第一ベンチ11:26-11:55中房温泉
12:35中房温泉-15:30宮城ゲート

天候

2日とも快晴!

アクセス

利用交通機関：

自家用車

宮城ゲート前の冬季登山者用駐車場を使用

コース状況／危険箇所等

天気のお陰で、登山道で危険と思える個所はありませんでした。

唯一危険と感じたのが、林道の凍結。登りの時は一面積雪で問題ありまんでしたが、下山時は圧雪、再凍結で滑りやすい個所がありました。

写真

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4時50分、ヘッドライトでスタート

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宮城ゲート前の駐車場
普通に停める場所はほぼ一杯の感じでした(実際にはもっと停められる事が下山時に分かりましたが)

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ここから12kmの林道歩き・・・

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200〜400mおきに距離標識があり、勇気づけられました。

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次第に明るくなってきました

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どこの稜線が見えているのでしょうか・・・

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お約束の一枚

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長〜〜い林道歩きを4時間、ようやく中房温泉に到着

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一休みし、アイゼンを装着してスタート

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しばらくは急登
この前来た時は渋滞していてあまり感じませんでしたが、さすがアルプス三大急登の一つ

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第一ベンチ

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第二ベンチ

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第三ベンチ

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富士見ベンチ
うっすらと富士山が見えます
ここまでのベンチ、どれも埋まってはいませんでした。

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はるか彼方に燕山荘!
ここから見えるとは思いませんでした

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大天荘?

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凍結等なく、歩きやすい道が続きます

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中房温泉から約3時間20分、合戦小屋に到着

テント4張りほど

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この後の活力源になったドラ焼き

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合戦沢ノ頭への登り
天気は引き続き快晴。山頂まで豹変しないことを祈りながら。

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合戦沢ノ頭に到着
燕岳〜北燕岳の稜線

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ここから山荘まで、冬は尾根伝いの道。
快晴、風無し、風景良し、で最高の稜線歩きでした。

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トレースを外れるとズボッとなります

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左手の槍に向かって
感動中?

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強風やホワイトアウト時には怖そうなところも。

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山荘までの最後の登り
テンションが高く、疲れていても足が止まりません。

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槍、穂高、大天井・・・
穂高連峰が見えてビックリ。夏道からは見えない風景です。

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合戦小屋から約1時間20分、拍子抜けするほど順調に燕山荘に到着。

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天気の心配は杞憂、最後まで快晴でいてくれました!

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山荘内
こたつでみかんを食べながら、一休み・・・
(こたつは暖かくなかったけど)

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今晩の部屋
蚕部屋でしたが、仕切りの壁があって、個室と同じような感じです。
定員は4人のようですが、ここに4人はきついな・・・
今日は2人だけでラッキー

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この前来たのは秋でした。
秋とは違う顔の燕岳

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テント場　6張り
高々と風除けの雪を積み上げていました。

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夕焼け

小屋の前は風が強く、小屋から飛び出して写真を撮り、大急ぎで戻りました。

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夕ご飯、がっちりとだべました。
夕食を食べたのは50人くらいで、2回戦はなし。

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午前3時
トイレに起きたついでに、サンダル履きで・・・　足の指が凍りそうになりながら。

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2日目
朝食後、6時半過ぎ
まだ暗闇の槍ヶ岳

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日の出前の燕岳

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今日も長丁場なので、日の出前に燕岳に向けてスタート

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穂先が赤らんできました

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初日の出じゃなくて、今年最後の日の出
綺麗なご来光が見えました

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朝焼けの燕岳へ

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頂上
ちょうど人がいなくなり、貸切になりました

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北燕岳方面
今日も白馬、立山方面は曇があります

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八ヶ岳、富士山、南アルプス

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表銀座一式!

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下山開始。今日も良い天気です。

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右手に槍・穂高を見ながら、

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正面に八ヶ岳、富士山、南アルプスが見える稜線歩きです。
昨日以上に良い天気

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登ってくる人多数。
ここでは、一気に60人位とすれ違いました。
全部で250人位とすれ違ったのではないかと思います。

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中房温泉に到着
湯気の近くにテントを張っているのは暖かいから?

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お昼ごはん

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また長〜〜い林道歩きです。
下りで幾分気が楽なものの、これまでの疲れがこたえます。

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凍結個所もあり、要注意

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3時間で宮城ゲートに到着。
駐車場は、一部無理やり気味に停められていました。

撮影機器：

Canon EOS Kiss X4 Canon

感想

aji

宮城ゲートから一気に山荘まで登って山荘に2泊・年越し!　の計画で冬の燕岳にチャレンジしました。

長い林道歩きと標高差2,000mをこなせるか、稜線が強風・凍結・ホワイトアウトだったらどうするか・・・　と体力、時間、天気を心配しながらでしたが、好天のおかげで、全部OKでした。

春山ではないかと思うくらい穏やかな天気で、展望は最高。
(とは言っても2日目の朝は-19℃でしたが・・・)
特に、合戦沢ノ頭から山荘までの冬道は、槍・穂高連峰、八ヶ岳、富士山、南アルプスを同時に見ながらの尾根道で、テンション最高でした。

1/1は天気が良くなさそうなのと、最初の一日で十分満足したので、1泊で切り上げ。中身の濃い2日間でした。