中央アルプス縦走(池山登山口→空木岳→木曽駒ヶ岳→北御所登山口)

2018年09月22日(土) ~ 2018年09月23日(日)

• GPS: 11:59
• 距離: 34.6km
• 登り: 3,474m
• 下り: 2,842m

コースタイム

1日目

• 山行: 1:26
• 休憩: 0:01
• 合計: 1:27

距離 7.3km 登り 931m 下り 74m

22:32 スタート地点
23:29 23:29 空木岳登山道取付地点
23:33 空木岳登山道入口(第二取付点)
23:39 23:41 空木岳登山口駐車スペース
23:52 23:52 タカウチ場(池山分岐)
23:59 宿泊地

2日目

• 山行: 10:54
• 休憩: 3:46
• 合計: 14:40

距離 27.3km 登り 2,652m 下り 2,853m

0:11 0:14 池山尾根水場
0:32 0:32 尻無
0:39 0:40 マセナギ
1:12 1:12 大地獄
1:14 1:14 小地獄
1:26 1:26 ヨナ沢ノ頭
1:54 1:54 空木平カール分岐点
2:05 2:13 空木岳避難小屋
2:27 2:27 空木平カール
2:47 2:47 駒峰ヒュッテ
2:53 5:10 空木岳
5:42 5:55 木曽殿山荘
6:09 6:10 東川岳
6:52 6:52 熊沢岳
7:44 7:44 檜尾岳
9:14 9:14 島田娘
9:21 9:21 極楽平
9:25 9:25 サギダルの頭
9:33 9:34 三ノ沢分岐
9:53 9:54 宝剣岳
10:06 10:28 宝剣山荘
10:28 10:28 天狗荘
10:35 10:40 中岳
10:45 10:45 (木曽駒ヶ岳) 頂上山荘
10:58 11:09 木曽駒ヶ岳
11:16 11:23 (木曽駒ヶ岳) 頂上山荘
11:30 11:31 中岳
11:37 11:38 天狗荘
12:06 12:07 宝剣山荘
12:15 12:21 伊那前岳九合目ピーク
12:32 12:32 伊那前岳
12:36 12:36 八合目
12:59 13:00 七合目
13:21 13:22 小屋場
13:49 13:56 うどんや峠
14:06 14:08 清水平
14:28 14:32 蛇腹沢登山口
14:59 北御所登山道入り口バス停
15:00 ゴール地点

天候

快晴☀️
山頂付近の最高気温12℃、最低気温５℃

アクセス

利用交通機関：

バス

◼️往路
●名鉄バス(伊那バス)
19:30名鉄BC発→22:10駒ヶ根IC着
3,010円

◼️復路
●北御所登山口→菅の台 580円
＊毎時28分と58分。最終17:28。繁忙期は臨時便アリ

●名鉄バス(伊那バス)
18:36菅の台BC発→21:11名鉄BC着
3,010円

コース状況／危険箇所等

コース選定の理由は下記２点。
①ロープウェイを疲労が蓄積する後半のエスケープルートとして確保すること。
②公共交通機関のみで往復すること。

稜線はいわゆるトレラン的にはなかなか走らせてもらえないが、スピードハイク的に楽しめる。迷いやすい箇所無し。
給水は木曽殿山荘、宝剣山荘で購入しました。250円or300円/500ml(購入した給水トータル2L)

その他周辺情報

●こまくさの湯
食事&入浴セット券:1,020円
＊タオル貸出なし (購入は160円)
休憩室あり。

写真

9/22 22:30

◼️主な装備
給水1.5L
ソフトシェル１枚
長袖シャツ１枚
トレランポール
ヘッドライト&ハンドライト
テーピング
小額紙幣(山小屋での給水&トイレ、エスケープした場合のロープウェイ代)
行動食(詰めれるだけ)

◼️服装
半袖Ｔシャツ
アームカバー
Skinsロングタイツ
トレランシューズ
＊稜線では半袖ではとても寒いので用意してた長袖シャツとソフトシェルで対応

●山小屋での補給
給水500ml@木曽殿山荘
給水1,500ml@宝剣山荘
＊補給食が少ない場合は山小屋で食事もアリ

9/22 23:05

22:30駒ヶ根ICよりスタート。約5kmをjogで繋ぎ、23:00池山登山口から闇上がり。

9/23 0:26

天然記念物のニホンカモシカが突如１m先に❗️あまりに驚いて腰抜かすかと思いましたが、声をかけてもライトを当てても登山道を塞いだままなかなか逃げていかず、しばらくお願いしたら面倒そうにノソノソとようやく逃げてくれた時に撮影😅

9/23 2:56

AM3:00空木岳登頂。
気温約５℃。西側から吹き上げる風が台風かと思うくらい。

9/23 5:08

夜明け目前の５時。
AM３時の空木岳登頂後、引き続き暗闇の中でヘッドライト頼りに進もうと試みるも切れ落ちた崖に慄き、ルートもロストした為、安全のため引き返して空木岳山頂で夜明けまで２時間ほどビバーク(といっても吹きっ晒しに横になるだけ)。歯の根も合わず震えて迎えた待望の夜明けと雲海は終わってみれば良き思い出。でもクソ寒かった😵

9/23 5:20

モルゲンロート(写りがそれっぽくないけど)

9/23 6:00

御来光☀️
素晴らしい天候に恵まれました。

9/23 6:00

空木岳〜東川岳の道程

9/23 6:10

空木岳〜東川岳の道程

9/23 6:11

東川岳〜熊沢岳の道程

9/23 6:14

東川岳〜檜尾岳の道程

9/23 6:53

東川岳〜檜尾岳の道程

9/23 6:58

東川岳〜檜尾岳の道程

9/23 7:00

東川岳〜檜尾岳の道程

9/23 7:03

東川岳〜檜尾岳の道程

9/23 7:15

東川岳〜檜尾岳の道程
なかなかの浮遊感。
基本ですが３点確保を忘れずに。あとは落ち着いて(疲労してても)集中力を切らさないこと。

9/23 7:35

東川岳〜檜尾岳の道程

9/23 7:46

檜尾岳山頂その１
避難小屋方面。

9/23 7:46

檜尾岳山頂その２

9/23 7:47

檜尾岳山頂その３

9/23 7:50

檜尾岳山頂その４
南アルプス、その奥に富士山も見えました。

9/23 8:25

檜尾岳〜濁沢大峰への道程

9/23 8:48

檜尾岳〜濁沢大峰への道程

9/23 9:11

檜尾岳〜濁沢大峰への道程

9/23 9:11

檜尾岳〜濁沢大峰への道程

9/23 9:15

濁沢大峰から宝剣岳方面を臨む。このあたりは珍しく走らせてもらえる。

9/23 9:28

濁沢大峰〜宝剣岳への道程

9/23 9:32

宝剣岳をバックに。

9/23 9:38

千畳敷を臨む

9/23 9:43

宝剣岳手前の鎖場。半歩踏み外せば大怪我…で済めば儲けもの。

9/23 10:06

宝剣山荘。
アクエリアス250円(今だけ)
いろはす300円
トイレ200円

9/23 10:35

中岳山頂。

9/23 10:36

中岳から宝剣岳、宝剣山荘を臨む

9/23 10:37

中岳〜木曽駒ヶ岳への道程

9/23 10:40

中岳より木曽駒ヶ岳を臨む

9/23 11:02

木曽駒ヶ岳山頂。
あまりの嬉しさにオノボリさんm(_ _)m

9/23 11:04

同じく木曽駒ヶ岳山頂

9/23 11:21

テントの花咲く駒ヶ岳頂上山荘。
次はゆっくりテント泊で来たい。

9/23 12:06

宝剣岳の山頂に立つ勇者。
三連休のこの日はかなり渋滞してました。

9/23 12:16

千畳敷。気力,体力,給水,補給食、すべて充分のため(大混雑であろう)ロープウェイは使わず予定通り自力下山にて伊那前岳方面へ。
山頂付近は秋の装い。山嶺はこれからってとこでしょうか。

9/23 12:16

中央アルプス縦走の稜線はこーゆー道をイメージしてましたが、ほぼ皆無です。ほとんど走らせてもらえませんのでトレランを考えてる人はご留意をば。

9/23 12:20

伊那前岳方面を臨む。

9/23 12:31

名残惜しい秋の景色。

9/23 13:27

蛇腹沢登山口から北御所登山口までは林道でトレラン的に走れます。途中道が一箇所若干崩落してたのと、砂防ダムの上を流れる川が飛び越えるにはやや幅があったのでご留意を。

9/23 15:01

15:00北御所登山口に到着でゴール。トータル16時間、さすがに疲れました。
こまくさの湯がある菅の台バス停まで580円, 22分。＊バスは毎時28分と58分。最終17:28。繁忙期は臨時便アリ

9/23 16:52

こまくさの湯にて。
写真は入浴とセットのミニソースカツ丼

撮影機器：

iPhone 6 Apple

感想

たかし

名古屋からバス移動&風呂&食事含めて往復26時間でやりきる中央アルプス縦走。計画から１年、東海の山々を片っ端から登って鍛えた。山に行けない雨の日も風の日も、極寒の冬も猛暑の夏も、ジムでトレッドミルを最大傾斜にして走り続けた。すべてはこの日のためである。やっててよかった苦悶式😉
走れる場所は少なかった為、トレランと呼ぶには些か語弊はあるが、トレランスタイルでスピードハイク。
なんでこんなことやりたかったのかなぁと自嘲気味に思うが、私のトレランはタイムを競うためでも先を急ぐためでもなく、素晴らしい景色を前に好きなだけ立ち止まり、写真を撮りたい時に存分に撮り、尚且つ限られた時間で可能な限り距離を稼いで多くの景色を目にしたいがゆえの手段であったと自覚しました。嗚呼、我儘だなぁ😅

コメント

kusakusa1

レコ読ませて頂きました
てっきり早朝スタートだと思っていたのですが、まさかナイトランで空木岳を登頂後に気温一桁の山頂で2時間ビバークとは・・・凄くて驚きました！まだまだ足を延ばせそうですね

たかし

Re: レコ読ませて頂きました
kusakusa1様
コメントありがとうございます。なにより事前に参考にさせて頂いたレコあってこそ成功しました。心より御礼申し上げます。
ビバークは想定外で、ガタガタ震えながら横になってただけです(^_^;) 悪天候にも負けず逆向きに縦走されたkusakusa1様こそ凄いと、自分も縦走してみて改めて分かりましたm(_ _)m
今後もトレランスタイルで、縦走路やテント基地発着での周回コース策定など、いろいろと考えてトライしてみます☆