室堂平:バスとケーブル4時間半待ち



- GPS
- 05:51
- 距離
- 10.8km
- 登り
- 730m
- 下り
- 737m
コースタイム
- 山行
- 4:50
- 休憩
- 1:04
- 合計
- 5:54
天候 | 晴れ時々くもり |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
写真
感想
天気の良さそうな日曜日、この時期すでにある程度紅葉が進んでいそうな山ということで室堂を妻と選んでみた。
ところが・・・事前の勉強不足で、バスやケーブルに乗るのに往復で計4時間半も待つ羽目になってしまった。
まず、前泊地の富山市内から立山駅への始発(5時27分電鉄富山駅発)に乗るべく、5時20分頃に駅に着くと、電車の切符販売機横の立山黒部アルペンルートなる窓口に20人ぐらいの列・・・いったん並ぶも駅員さんが「いま並んでいる方は5時27分の電車には間に合いませんので次の6時12分の電車をお奨めしま〜す」とのアナウンス。それなら立山黒部アルペンルートのチケットは立山駅に着いてから買えばいいやと5時27分の電車に飛び乗って立山駅に着くと、なんとチケット売り場に数百人の列! 1時間半待ってやっと買えたケーブルカーのチケットには8時40分と書かれていた・・・結局立山駅で2時間半もつぶしてしまう。電車を1本遅らせてでも富山駅で時間指定のケーブルカーのチケットを買った方がよっぽど早かった。
ようやく乗れたケーブルで美女平に着き、弥陀ヶ原までバスに乗ろうとすると、弥陀ヶ原で途中下車できるバスは40分後で、その前に出る増発バスはすべて室堂直通とのことなので、弥陀ヶ原散策をあきらめて室堂へ。
夕方室堂に戻ってくると、今度はバスに乗るまで70分の列並び。ようやくバスに乗って美女平に着くと、今度はケーブルカーが45分待ち・・・整理券が配られたので列に並ぶ必要はなかったものの、美女平駅構内は数百人が椅子や床に座りこんで、さながら避難所のようだった。駅員さんに伺ったところ、春はよくこうなるけれど秋には珍しいとのこと。
立山駅でのケーブルから富山電鉄への乗り替えはわずか2分――その電車を逃して20時27分発の最終電車にずれるとその日のうちに東京に帰れないので、妻とダッシュした。
最後富山駅では、乗り換え時間10分の間にコインロッカーから荷物を出し、電鉄富山駅からJRの駅に移動し、予約済み新幹線のチケットを発券して、せわしなく新幹線に乗り込んだ。ちなみに、富山駅はJR西日本なのでえきネットで予約したチケットが発見できないかと心配していたら、大丈夫だった(JR東海の駅ではできない)。
いや〜、疲れた。
今回の教訓:混みそうな日に立山に行くなら・・・
・行きは立山黒部アルペンルート以外のバスが楽(東京や富山から室堂直行)。
・立山黒部アルペンルートで立山から入るなら、ケーブルカーは事前予約すべし。行きのケーブルだけは前日昼まで時間指定で予約できるらしい。気づいたのが前日13時頃だった・・・。
・事前予約なしで行くなら立山駅ではなく富山駅で当日券を買う方が結局速い(朝5時から発売開始)。
・帰りの室堂からの立山黒部アルペンルートのバスは時間指定の予約ができないので、空いている午前中に乗るか、それ以外の長距離バスを事前に確保しておく・・・そうなるとやっぱり室堂平の中で1泊したいなあ。
*****
肝心の室堂は、残念ながら紅葉がいまひとつだった。今年は紅葉外れ年という話も聞くし、いずれにしても少し早かった。あるサイトで23日から見頃と書いてあったのだけれど、見頃という表現がピークという表現に比べてずいぶん広く使われるようになってきた気がする。
でも、天気に恵まれて、一ノ越から雷鳥沢を結ぶ母恋坂(別名神の道)では、トレイルのすぐ脇にナナカマドやチングルマが見られて、当たりだった。このコースを紹介していた山と渓谷の最新号に感謝。
またいつか、紅葉当たり年に、もっとスマートな移動方法で訪ねてみたい。
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