浅間山[前掛山]トレッキング(浅間山荘in/out)
- GPS
- 08:29
- 距離
- 13.6km
- 登り
- 1,177m
- 下り
- 1,163m
コースタイム
- 山行
- 4:11
- 休憩
- 4:18
- 合計
- 8:29
天候 | 雨のち、曇り時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
全工程において、登山道が整備され、歩きやすい(トレラン適地も多い)。危険箇所や迷い箇所はない。 |
その他周辺情報 | 出発地の浅間山荘にて、日帰り温泉可能。駐車料金(500円)を払うと、温泉は200円引きの600円に! |
写真
感想
今年2月、真っ白なシーズンに来た時は、噴火警戒レベルが2で、黒斑山までしか近づけなかった浅間山塊。8/30に3年ぶりに噴火警戒レベルが1に下がり、前掛山までの登山が可能になったため、満を持して再び浅間山塊へ!
朝6時過ぎに浅間山荘を出発した頃は、何とか曇りでもっていたが、1時間もしないうちに小雨が降りだす。雨脚が強くなりかけた頃、ちょうど火山館に着いたので、仮眠も兼ねて雨宿り。結局、3時間半近く滞在し、11時前にリスタート!
湯ノ平口分岐、賽の河原分岐を過ぎると、右手には見覚えのある、特徴的な縞模様の山肌が現れる!今年2月、黒斑山へ登頂時に浅間山(釜山)だと思っていた山が、実は浅間山外輪山の前掛山だったことを今回の山行で学習。このコースで歩くと、前掛山の外側・内側をそれぞれ眺めることができ、外側は浅間山を特徴付けるなだらかな縞模様、内側は切れ落ちた断崖絶壁の地層、と非常に印象的な山容を見て取れます。
立入禁止標識まで来ると、その先に本当の浅間山(釜山)が鎮座することがわかり、黒斑山からでは見えない神秘のベールを剥いだ気持ちになります!この標識から、釜山まで、恐らく片道10〜15分程度ではないかと思いますが、生きているうちには釜山から火口を見下ろすことはできないのだろう・・・と思います。
標識を越えシェルターへ向かう途中、目の前のハイカーが立ち止まっており、何かと思えば、のっそのっそと重たい身体を動かすカモシカに遭遇!クマ鈴を鳴らしたら、思惑通り振り向き、目が合いました(笑)。この辺一帯はいわゆる爆裂火口で、緑はなく、カモシカのエサになりそうなものは何もないように見受けられるのですが・・・。
シェルターでランチを取り、いざ前掛山へ!ザレた道ですが、15分足らずで山頂へ到着!浅間山(釜山)に最も近い外輪山で、浅間山が死火山となり自由に山頂へ近づけるようにならない限り、この前掛山が「浅間山山頂」という扱いになるようです。前掛山から釜山を眺めると、人が歩ける登山道が見えますが、あの道は公共機関から許諾を得た一部の業者が仕事でのみ歩ける道なんでしょう。歩いてみたい気持ちで一杯ですが!?
帰りは、来た道を戻ります。とっても歩きやすく、トレラン適地も多く、ラン主体でもいけそうです。火山館までは小走り(トレラン)で下りましたが、火山館からは、山頂で一緒だった男性ソロハイカーと山談義しながら、一緒に下りたので、山行全体としてはトレランというよりは、スピードハイクといった形となりました。
下山後は、麓の浅間山荘で鉄分豊富な赤い温泉に浸かり、その後、明日登る妙高・火打の登山口・燕温泉へ向かいます。 《続く》
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