朝日連峰 日暮沢口から周回
- GPS
- 12:46
- 距離
- 27.5km
- 登り
- 2,161m
- 下り
- 2,134m
コースタイム
- 山行
- 8:02
- 休憩
- 0:48
- 合計
- 8:50
天候 | 1日目:晴れ。稜線も見渡せました。 2日目:朝からガス。下山中にガスは晴れてきたが曇り。 |
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過去天気図(気象庁) | 2018年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
全行程しっかりとした登山道で、安心して歩くことができました。 |
その他周辺情報 | 日暮沢口下山後に入浴するのに一番近いのは大井沢温泉「ゆったり館」のようです。シャンプー類があり入浴料300円と安くて驚きです。 |
写真
感想
先月の飯豊連峰に続き、高校時代からのあこがれであった朝日連峰に出かけた。青森市から高速を南下。運転途中から車中泊の昼頃まで、予報通りの結構な雨。初めての山で体の芯まで濡れ、予想外の事態がひとつでも起ころうものなら危険と思うと停滞が賢明と考え、1日目は最上川運輸で栄えた大江町の巡検と山形市の観光。道の駅西川で車中泊。
連休2日目からは予報通りの好天、日暮沢から登る。急登を経て古寺鉱泉の道と合流すると、登る人が一気に増えた。下山する女性の団体さんに聞くと、昨日はあの雨の中を登ったという。荒天の分、大朝日小屋の客は少なく広く使えたと言っていた。早朝に古寺鉱泉を出て大朝日岳日帰りという人もかなりいる様子。それにしても登山者が多い。
古寺山、小朝日、大朝日小屋と過ぎてついに念願の大朝日の山頂に。佐渡までは見渡せなかったものの、昨日のひどい雨からすると天国だろう。大朝日の頂はなぜ鋭い三角なんだろうと、ずっと昔から思っていたが謎が解けた。くさび状というか面積の大きい面と小さい(狭い)面があり、見る方向により狭い三角になるようだ。マッターホルンの頂みたいな感じかな?(もちろん登ったこと無いけど)
さて2つめの目的である主稜線縦走の開始。縦走路に入ると人の数も少なくなる。以東岳方面からの人とすれ違うことが多くなった。聞くと昨日は雨の中を以東小屋まで登り泊まり、今朝から南下してきたという。これまた大雨中を登ったことに敬服。主稜線を見渡せなかった飯豊と異なり、今回は展望がきく中を行動できることに感謝しながら北上する。時間があれば狐穴小屋までと思っていたが、竜門小屋で終了。夜は雲が出てきたが、新潟、酒田、山形方面(おそらく)の街の灯を見て感慨にふける。
2日目の朝はガス。天気がよければ寒江山も考えていたが、帰宅7時間の運転を考えるとなぁ〜、ということでまっすぐ日暮沢まで戻ることに。本来考えていたルートは、1日目:日暮沢〜大朝日小屋宿泊 2日目:早朝に大朝日小屋を出て以東岳まで。狐穴小屋に戻り宿泊 3日目:狐穴小屋から日暮沢に戻る であった。初日の雨で今回の行程に変更したが、前回の飯豊といい7月の裏岩手といい、どうもお天気に恵まれない。飯豊も雷と雨で朳差岳をあきらめた。「まあ昨日の好天で良しとしなければなぁ。でも喜びも7,8割くらいかなぁ。」とブツブツ言いながらユーフン山を下っていると…。
ナラタケさんがびっしりと生えているではありませんか! ということで、これ以降山のことはすっかり忘れ、“キノコおじさん”に変身! 時折、キノコの生えていそうなヤブの中に入っていったり、倒木の裏側まで見るくらいに。早いナメコまでゲットして、満面の笑みで下山したのでした。「転んでもタダでは起きぬ」というか「天は我を見捨てなかった」というか…。「日和見おじさん、このっ!」という世間の声が聞こえそうですが、いいんです。キノコをゲットした者勝ちです。大井沢温泉入浴後も栽培物ながら立派な舞茸を購入し、キノコおじさんは高速を北上したのでした。
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