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記録ID: 1597112
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無雪期ピークハント/縦走
日光・那須・筑波

前白根山(日光白根山)…秋空に 権現様が 仁王立ち

2018年09月23日(日) [日帰り]
情報量の目安: A
都道府県 栃木県 群馬県
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GPS
--:--
距離
11.6km
登り
828m
下り
815m

コースタイム

日帰り
山行
4:52
休憩
3:24
合計
8:16
8:10
4
丸沼高原駐車場
8:14
8:44
11
ゴンドラ登山駅
8:55
9:04
10
ゴンドラ山麓駅
9:14
9:15
19
展望台
9:34
9:37
10
血ノ池地獄
9:47
2
大日如来
9:49
9:50
2
9:52
7
七色平避難小屋
9:59
10:03
29
分岐点指導票6
10:32
4
奥白根山分岐
10:36
11:13
18
11:31
11:33
35
五色沼
12:08
12:15
8
12:23
12:37
18
五色沼展望地(ガレ場)
12:55
13:11
11
13:22
11
13:33
13:46
16
14:02
14:22
28
14:50
14:52
5
14:57
16
奥白根山分岐
15:13
2
七色平避難小屋
15:15
1
15:16
14
大日如来
15:30
15:55
8
ゴンドラ山麓駅
16:03
16:23
3
ゴンドラ登山駅
16:26
丸沼高原駐車場
天候 快晴 のち くもり
過去天気図(気象庁) 2018年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車 ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
3連休の中間の日のためか交通機関は大混雑
【ロープウェイ山麓駐車場】
   (7:30頃)8割以上の駐車
【ロープウェイ】
 行き( 8:15頃)搭乗まで30分待ち
 帰り(15:30頃)搭乗まで25分待ち
【国道120号線】
 帰路、沼田IC付近から渋滞が続いていた。丸沼高原駐車場から沼田ICまで90分。
コース状況/
危険箇所等
危険な箇所は特にない。
山頂駅付近の遊歩道や弥陀ヶ池など日光白根山を取り巻くルートは大混雑。追い越すことが難しく、休憩する場所を探すのも大変である。
五色沼付近になると人込みは少なくなる。五色岳、前白根山の外輪山のコースは静かな山歩きが楽しめる。

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 登山靴 グローブ サングラス 雨具 日よけ帽子 ザック(30L) タオル ミニタオル トイレットペーパー ウェットティッシュ ポケットティッシュ レジ袋 コッヘル バーナー ガス ステンマグカップ 昼ご飯(カップ麺) 行動食(コンビニおにぎり×2 / バウムクーヘン / 魚肉ソーセージ) 非常食(ドライフルーツ / シリアルバー / 柿ピー / アーモンドナッツ / ブラックサンダー / 梅キャンディ / のど飴 / 黒糖飴) 水2000ml スポーツドリンク(500ml×2本) 計画書 保険証 地図(地形図) ガイド地図 コンパス クマよけ鈴 エマージェンシーシート ヘッドランプ 予備電池 ファーストエイドキット 日焼け止め マキロン 塗り薬 毒抜器 テーピング スマホ 時計 カメラ一眼レフ コンパクトデジカメ 自撮棒 財布 タバコ ライター ポケット灰皿
備考 【思い出の曲】
 Taylor Swift "Enchanted"
 Hot Chip "Thieves In The Night"
 Kyte "Fear From Death"

感想

 秋の三連休、期待をしていた天候も、あいにく晴れは中日のみ。しかも、その日は下り坂。それならば、”時間のかからない展望のいい山” がいいかなということで日光白根山に行ってみた。
 日光白根山は18年前に登頂。当時は14時に菅沼から登りだし、日没に追われながらの登山。結局、見たかった ”五色沼を抱えた日光白根山” の姿には会えず。そのため今回はその勇姿に会うことを目標にした。
 連休中のためなのか、関東圏内のためなのかは分からないが、とにかく人が多い。ロープウェイの行き帰りともに30分程度の待ち時間。木道や細い道ではかなり閊える。おそらく登山者の9割以上は日光白根山の登頂が目的なのだろう。それならば、こちらは登頂を避けて、静かな道をのんびりと歩くことを選ぶことにした。弥陀ヶ池まではたくさんのハイカーがいらしたが、五色沼方面に進むにつれて静けさが戻り、本来の山らしい雰囲気に。
 五色沼を外れ五色山に向かい始めると登山者がまばらとなり、いよいよ”待ってました”の大展望が広がる。右手に迫力の日光白根山がドーンと聳え、眼下にはエメラルド色に輝く五色沼。山と沼の配置が絶妙で、まさに自然の造形美。大展望は前白根山まで続き、歩いては表情を変えていく白根山と五色沼に見とれっぱなしになる。18年越しにして、ようやく念願が叶った時間となった。
 前白根山から五色沼避難小屋にかけては素晴らしい紅葉ロードが続く。赤、オレンジ、黄、緑と色彩が豊か。いかにも奥日光の山らしい。特に小屋付近の紅葉は鮮明で、燃えるような赤色が目立つ。時期尚早と思っていた紅葉がここまで見事であることに、ちょっと得をした気分になった。
 五色沼に戻った頃には既に陽ざしが弱くなり、登山者もポツポツとしかいない。沼は静寂な雰囲気に包まれ、時折シカの鳴き声が反響する。”もうこれ以上、開発をするのはやめてくれ” と叫んでいるよう。空にはウロコ雲が広がり、天気も下り坂。今日のここだけは何故か哀愁が漂った不思議な空間になっていた。
 沼には誰もいなくなり、一番遅くに五色沼を立ち去る。ロープウェイの最終時間まで残り2時間。時間を気にしての下山となったが、それも無用の心配で、弥陀ヶ池に着くとまだまだたくさんのハイカーがいた。今までの静けさはどこへいったのか…。ロープウェイの山麓駅に着くまでに大行列が何度もあり、気が滅入る。自分のペースで歩けない息苦しさ。耐えきれずに脇を猛ダッシュして追い越す。何度も何度もダッシュを繰り返し、200人以上を追い越した頃に、ようやくロープウェイの山頂駅に到着した。

日光白根山は、相変わらずいい山。火山、湖沼、樹林などの見所が多く、展望も抜群。念願の勇姿にも出会えて、大満足な山旅になった。しかし、その一方で、昔にあった山の静けさが一部にしか残っておらず、寂しい気持ちになったのも事実。ロープウェイを利用した自分を反省しつつも、自然と開発について考えさせられた山旅になった。

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