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Yamareco

記録ID: 159971
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雪山ハイキング
阿蘇・九重

三俣山(九重連山):長者原周回

2012年01月03日(火) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
06:41
距離
11.6km
登り
866m
下り
868m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

09:55長者原登山口-11:30すがもり越-12:00西峰‐12:30三俣山本峰‐(昼食)‐14:35法華院温泉山荘‐14:45坊ガツル‐15:25雨ヶ池越‐16:35長者原登山口
天候 曇り 山頂時晴れ その後粉雪
過去天気図(気象庁) 2012年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
大分自動車道「九重」IC 県道40号線、621号線経由で約18km。長者原ビジターセター前駐車場。
コース状況/
危険箇所等
 硫黄山下からすがもり越付近の石の斜面では、風向きによっては火山ガスが充満することがある。
 本峰から南峰を目指すが、道が分からず断念。その後南の岩の急斜面もルートわからないながらも強行突破。
 雨ヶ池越分岐から長者原までの樹林帯は、雪が踏み固められアイゼンがあったほうが無難。
 なお、本峰から雨ヶ池越や指山へのルートは植生保護と事故防止のため通行止。
手前にはっきりと見えるのが指山。今日目指すのはその奥に霞んで見える三俣山。各方向から見た姿が三峰に見えることからこの名前が付いたそうだ。
2012年01月03日 16:37撮影 by  iPhone 4, Apple
1/3 16:37
手前にはっきりと見えるのが指山。今日目指すのはその奥に霞んで見える三俣山。各方向から見た姿が三峰に見えることからこの名前が付いたそうだ。
長者原の九重登山口。左手に登山届箱がある、
2012年01月03日 10:02撮影 by  iPhone 4, Apple
1/3 10:02
長者原の九重登山口。左手に登山届箱がある、
一旦分かれて坊原を通り、再び鉱山道と合流した地点で撮影。正面に見えるのが、三俣山西峰。山頂付近がガスっている。
2012年01月03日 10:57撮影 by  iPhone 4, Apple
1/3 10:57
一旦分かれて坊原を通り、再び鉱山道と合流した地点で撮影。正面に見えるのが、三俣山西峰。山頂付近がガスっている。
もう一登りするとすがもり越し。岩がゴロゴロしているが、新雪でそれほど苦なく登ることができた。
2012年01月03日 11:24撮影 by  iPhone 4, Apple
1/3 11:24
もう一登りするとすがもり越し。岩がゴロゴロしているが、新雪でそれほど苦なく登ることができた。
雪に閉ざされたすがもり小屋。見るからに寒そう。
2012年01月03日 11:27撮影 by  iPhone 4, Apple
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1/3 11:27
雪に閉ざされたすがもり小屋。見るからに寒そう。
すがもり小屋から眼下の北千里浜を臨む。手前には、樹氷が付いた潅木。
2012年01月03日 11:28撮影 by  iPhone 4, Apple
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1/3 11:28
すがもり小屋から眼下の北千里浜を臨む。手前には、樹氷が付いた潅木。
すがもり越から左に進路を変え、少し登った地点から振り返ると、うっすらと雪化粧した北千里浜。普段は殺伐とした光景が広がっているが、雪景色も素晴らしい。
2012年01月03日 11:40撮影 by  iPhone 4, Apple
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1/3 11:40
すがもり越から左に進路を変え、少し登った地点から振り返ると、うっすらと雪化粧した北千里浜。普段は殺伐とした光景が広がっているが、雪景色も素晴らしい。
ほどなく西峰山頂(1678m)に到着。比較的広い台地に誰一人としていないが、寂しさは感じられない。
2012年01月03日 12:02撮影 by  iPhone 4, Apple
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1/3 12:02
ほどなく西峰山頂(1678m)に到着。比較的広い台地に誰一人としていないが、寂しさは感じられない。
周囲はガスがかかってあまり景色を楽しむことはできなかったが、一瞬だけガスがとれた瞬間を撮影。天候が良ければ、きっといい眺めに違いない。
2012年01月03日 12:03撮影 by  iPhone 4, Apple
1/3 12:03
周囲はガスがかかってあまり景色を楽しむことはできなかったが、一瞬だけガスがとれた瞬間を撮影。天候が良ければ、きっといい眺めに違いない。
もう少しで三俣山本峰。樹氷の花が山腹一面を覆う。まさに桜の花の色を白にしたようなイメージ。
2012年01月03日 12:23撮影 by  iPhone 4, Apple
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1/3 12:23
もう少しで三俣山本峰。樹氷の花が山腹一面を覆う。まさに桜の花の色を白にしたようなイメージ。
通行止の注意書き。雨ヶ池越への最短距離ルートは使えない。
2012年01月03日 12:30撮影 by  iPhone 4, Apple
1/3 12:30
通行止の注意書き。雨ヶ池越への最短距離ルートは使えない。
三俣山本峰山頂(1747.7m)に到着。ここも広大な空間が広がっているが、人っ子一人いない。
2012年01月03日 12:34撮影 by  iPhone 4, Apple
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1/3 12:34
三俣山本峰山頂(1747.7m)に到着。ここも広大な空間が広がっているが、人っ子一人いない。
山頂にあった温度計を見ると、氷点下6度。風が強く、体感温度はもっと低い。
2012年01月03日 12:35撮影 by  iPhone 4, Apple
1/3 12:35
山頂にあった温度計を見ると、氷点下6度。風が強く、体感温度はもっと低い。
一面ガスっていた天候が、ここにきて急速に取れていく。すると、遠方の雪山が姿を見せてくれる。この写真は、正面に星生山と少し下で煙を噴く硫黄山、左手奥に久住山と中岳を臨むベストショット。
2012年01月03日 12:39撮影 by  iPhone 4, Apple
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一面ガスっていた天候が、ここにきて急速に取れていく。すると、遠方の雪山が姿を見せてくれる。この写真は、正面に星生山と少し下で煙を噴く硫黄山、左手奥に久住山と中岳を臨むベストショット。
眼下に坊ガツル。右手に大船山、左手に平治岳。
2012年01月03日 13:05撮影 by  iPhone 4, Apple
1/3 13:05
眼下に坊ガツル。右手に大船山、左手に平治岳。
三俣山南側斜面の岩場。地図には道がなく、誰も歩いた形跡は残っていないが、最短ルートを取るとするとこのような斜面を強行突破するしかなかった。
2012年01月03日 14:07撮影 by  iPhone 4, Apple
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1/3 14:07
三俣山南側斜面の岩場。地図には道がなく、誰も歩いた形跡は残っていないが、最短ルートを取るとするとこのような斜面を強行突破するしかなかった。
法華院温泉山荘上の道。表面は普通の雪道に見えたが、実は少し上の湧き水が流れるルートでになっていて、完全に氷となっていた。それを知らずに十分な注意を払わずに滑って転倒。危ない。
2012年01月03日 14:30撮影 by  iPhone 4, Apple
1/3 14:30
法華院温泉山荘上の道。表面は普通の雪道に見えたが、実は少し上の湧き水が流れるルートでになっていて、完全に氷となっていた。それを知らずに十分な注意を払わずに滑って転倒。危ない。
法華院温泉山荘。案内板によると、九州で最も高いところに湧き出る源泉だそうだ。この時期、さすがに坊ガツルでキャンプとはいかないが、この山荘に泊まるといいだろう。
2012年01月03日 14:37撮影 by  iPhone 4, Apple
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法華院温泉山荘。案内板によると、九州で最も高いところに湧き出る源泉だそうだ。この時期、さすがに坊ガツルでキャンプとはいかないが、この山荘に泊まるといいだろう。
枯れ草が広がる坊ガツル。2005年にラムサール条約に登録。
2012年01月03日 14:50撮影 by  iPhone 4, Apple
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1/3 14:50
枯れ草が広がる坊ガツル。2005年にラムサール条約に登録。
雨ヶ池越。
2012年01月03日 15:28撮影 by  iPhone 4, Apple
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1/3 15:28
雨ヶ池越。
三俣山の北側の登山道はこのような樹林帯が続く。多くの人が歩いているようで雪は踏み固められ、滑りやすいのでアイゼンを使ったほうが無難。
2012年01月03日 16:26撮影 by  iPhone 4, Apple
1/3 16:26
三俣山の北側の登山道はこのような樹林帯が続く。多くの人が歩いているようで雪は踏み固められ、滑りやすいのでアイゼンを使ったほうが無難。
長者原ビジターセンター前に広がるタデ原湿原。ここも、ラムサール条約に登録。
2012年01月03日 16:31撮影 by  iPhone 4, Apple
1/3 16:31
長者原ビジターセンター前に広がるタデ原湿原。ここも、ラムサール条約に登録。
長者原ビジターセンター前の駐車場。さすがにオフシーズンとあって車も少ない。
2012年01月03日 16:37撮影 by  iPhone 4, Apple
1/3 16:37
長者原ビジターセンター前の駐車場。さすがにオフシーズンとあって車も少ない。
撮影機器:

感想

昨年の登り納めは九重連山(久住山、稲星山、中岳、星生山)周回コースで、11月下旬。それから約1ヶ月間山に行けなかった。年が明け、正月早々に雪山を見たくて、今年初登頂はまたしても九重。
 今回は、これまで登ったことがなかった三俣山。そして、北千里浜から法華院温泉山荘に抜けるコースも歩いたことがなかったので、今回のコースに入れました。
 ほぼ1ヶ月ぶりということで体力低下と、雪山であることで多少不安があったものの、やっぱり行ってよかったです。
 普段は多くの登山者が訪れる九重だが、さすがにオフシーズンとあってすれ違う人もまばら、また違った一面を見ることができました。
 そして、ミヤマキリシマなどについた樹氷、誰も足を踏み入れていない純白の雪、粉雪、一瞬にして晴れて周囲の山々の姿を見せてくれた山頂からの景色、などなど正に大自然が織り成す神の仕業と言えるくらい感動的なものでした。
 
 

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