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Yamareco

記録ID: 1601471
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
尾瀬・奥利根

燧ヶ岳・尾瀬沼・尾瀬ヶ原・至仏山縦走 18057

2018年09月26日(水) ~ 2018年09月28日(金)
情報量の目安: A
都道府県 福島県 群馬県
 - 拍手
fukuchi36 その他12人
GPS
56:00
距離
30.3km
登り
1,890m
下り
1,785m

コースタイム

1日目 9/26(水)
 6:05 尾瀬御池ロッジ出発 ー(60分)ー 広沢田代 7:22 ー(55分)ー 熊沢田代 8:33 ー(78分)ー 俎嵒 10:10 ー(20分)ー 柴安嵒 11:10 ー(20分)ー 俎嵒 11:36 ー(13分)ー ナデッ窪分岐 11:56 ー(43分)ー 4合目 13:14 ー(77分)ー 長英新道分岐 14:46 ー(12分)ー 長蔵小屋帰着 15:02
 歩行時間:6時間18分(6:05〜15:02)
 歩行距離:9.9km
 登高速度:+256m/h −269m/h
 累積標高:+1051m  −845m
 消費エネルギー:2465kcal

2日目 9/27(木)
 7:48 長蔵小屋出発 ー(17分)ー 長英新道分岐 8:11 ー(38分)ー 沼尻 9:22 ー(24分)ー 白砂峠 9:51 ー(59分)ー 見晴新道分岐 10:52 ー(15分)ー 見晴 12:05 ー(22分)ー 竜宮十字路 12:48 ー(31分)ー 牛首分岐 13:48 ー(31分)ー 至仏山荘帰着 14:24
 歩行時間:3時間57分(7:48〜14:24)
 歩行距離:13.0km
 登高速度:+143m/h −171m/h
 累積標高:+172m   −399m
 消費エネルギー:1425kcal

3日目 9/28(金)
 6:54 至仏山荘出発 ー(114分)ー 高天ヶ原 10:07 ー(23分)ー 至仏山 11:17 ー(41分)ー 小至仏山 12:19 ー(23分)ー 悪沢岳分岐 13:06 ー(70分)ー 鳩待峠帰着 14:35
 歩行時間:4時間31分(6:54〜14:35)
 歩行距離:7.8km
 登高速度:+251m/h −274m/h
 累積標高:+946m   −762m
 消費エネルギー:2151kcal
天候 1日目 9/26(水)
 曇り・ガス、夕方晴間あり
 風:0〜2m/s 時々3〜5m/s、山頂周辺 時々6〜9m/s
 気温:出発時・9.5℃、山頂・4〜5℃(体感)、下山時・12℃

2日目 9/27(木)
 雨後曇り(午後)・ガス
 風:3〜7m/s(時々)
 気温:出発時・10℃、昼頃・5〜6℃(体感)

3日目 9/28(金)
 晴時々曇り
 風:6〜9m/s(時々)、山頂・時々10m/s超え
 気温:出発時・8℃、山頂・7〜8℃(体感)、下山時・13℃(体感)
過去天気図(気象庁) 2018年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
9/25(火)
 新大阪駅 8:10(東海道新幹線)10:43 東京駅 11:08(東北新幹線)
12:21 那須塩原駅 12:36(マイクロバス)15:48 尾瀬御池ロッジ(泊)

9/29(土)
 戸倉温泉 7:59(マイクロバス)10:06 上毛高原駅 10:43(上越新幹線)12:00 東京駅 12:30(東海道新幹線)15:03 新大阪駅
コース状況/
危険箇所等
道の状況:
 危険個所はありませんが、歩き方次第で危ないところはあります。
【燧ヶ岳】木道・階段・石段が続き、湿って滑り易くなっています。俎嵒手前はゴロゴロ岩の急坂で歩き難くなっています。俎嵒⇔柴安嵒は高低差50〜60mの急坂〜鞍部〜急登でスリップに注意が必要です。長英新道の下りでは4合目過ぎから泥濘が多くなり、一部田んぼ状態になっています。深みに嵌らないよう注意してください。
【尾瀬沼・尾瀬ヶ原】ほぼ木道歩きですが非常に滑り易くなっています。出来るだけ人の通行が多い木道センターを歩くのが賢明です。4枚幅の木道の場合は中央2枚を歩くのがベストです。両端は苔で滑り易くなっており、同行者数名がスリップダウンしました。『かかり木(踏み桟)』がある木道から『かかり木』の無い木道(特に下り傾斜の木道)に足を載せる時は歩幅に注意が必要です。
【至仏山】石段・木道・階段が随所にあり、直近の降雨等による水溜り・流水が歩行を妨げています。蛇紋岩は乾湿を問わず滑り易いので足を掛ける位置・歩幅に細心の注意が必要です。数個所のクサリ場と壊れかけた木製階段は慎重に通過して下さい。鳩待峠への下り中間部付近にカニのヨコバイ風の岩場があります。難しい岩場ではありませんが、踏み外しに要注意です。

登山ポスト:あり
その他周辺情報 温泉・飲食店・宿泊施設等:
 御池・尾瀬沼・山の鼻とも宿泊施設が複数あり、いずれも風呂が付いています。尾瀬ヶ原の主要分岐には風呂付の山小屋が数軒あります。
御池から入山。ガスが濃いので雨具着用でスタート。
御池から入山。ガスが濃いので雨具着用でスタート。
紅葉を横目に木道歩きです。
2
紅葉を横目に木道歩きです。
間もなく広沢田代です。
間もなく広沢田代です。
ガスって池塘の木影が幻想的です。
ガスって池塘の木影が幻想的です。
赤が映えます。
足元には水が流れています。
足元には水が流れています。
熊沢田代もガスっています。
熊沢田代もガスっています。
泥濘から木道に足を載せる時は滑らぬように・・・。
泥濘から木道に足を載せる時は滑らぬように・・・。
歩き難いガレ道です。
歩き難いガレ道です。
8合目を過ぎると木道なのか柵なのか分からないところに出合いました。間もなく9合目です。
8合目を過ぎると木道なのか柵なのか分からないところに出合いました。間もなく9合目です。
俎嵒に到着しました。少し風が強いので休まずに柴安嵒へ向かいます。
俎嵒に到着しました。少し風が強いので休まずに柴安嵒へ向かいます。
燧ヶ岳最高峰の柴安嵒に到着。二人とも初登頂です。
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燧ヶ岳最高峰の柴安嵒に到着。二人とも初登頂です。
俎嵒へ戻り長英新道を下ります。
俎嵒へ戻り長英新道を下ります。
ナデッ窪分岐から階段を下り・・・、
ナデッ窪分岐から階段を下り・・・、
1合目付近から多くなった田んぼ状の泥濘では深みに嵌らぬように慎重に歩きます。
1合目付近から多くなった田んぼ状の泥濘では深みに嵌らぬように慎重に歩きます。
尾瀬沼が見えてきたら程なく・・・、
尾瀬沼が見えてきたら程なく・・・、
今夜の宿・長蔵小屋です。
今夜の宿・長蔵小屋です。
9/27(木) 雨が降り続く中を尾瀬沼・尾瀬ヶ原へ・・・。
9/27(木) 雨が降り続く中を尾瀬沼・尾瀬ヶ原へ・・・。
尾瀬沼を見ながら沼尻でトイレ休憩。再建された沼尻休憩所はWCチップが200円です。
尾瀬沼を見ながら沼尻でトイレ休憩。再建された沼尻休憩所はWCチップが200円です。
本日一の登りです。
本日一の登りです。
この徒渉部は木道で滑らぬように・・・。
この徒渉部は木道で滑らぬように・・・。
滑り転ぶと脇の沢や水溜りにドボン必至です。
滑り転ぶと脇の沢や水溜りにドボン必至です。
見晴で腹拵え&トイレ休憩。テント場脇の外部便所のWCチップは100円でした。
見晴で腹拵え&トイレ休憩。テント場脇の外部便所のWCチップは100円でした。
見晴を後にした正午頃には雨は止みましたが・・・、
見晴を後にした正午頃には雨は止みましたが・・・、
至仏山は姿を隠したままです。
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至仏山は姿を隠したままです。
池塘に山影が写っていますが・・・、
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池塘に山影が写っていますが・・・、
逆さ燧は写っていません。
逆さ燧は写っていません。
至仏山のガスが上がり始めています。
至仏山のガスが上がり始めています。
至仏山荘に到着。
至仏山荘に到着。
歩荷さんには少し軽めの荷物のようです。
歩荷さんには少し軽めの荷物のようです。
至仏山荘は麦酒がお得ですよ。
至仏山荘は麦酒がお得ですよ。
9/28(金) やっと天気になり至仏山が朝焼けしています。
9/28(金) やっと天気になり至仏山が朝焼けしています。
燧ヶ岳は頭を隠したままですが・・・。
燧ヶ岳は頭を隠したままですが・・・。
あくまでも参考ながら、心弾む掲示です。
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あくまでも参考ながら、心弾む掲示です。
5年前の初歩き時と比べて登山道の難易度が上がっているとボヤキながら登る相方です。
5年前の初歩き時と比べて登山道の難易度が上がっているとボヤキながら登る相方です。
陽射しがあると紅葉も一際綺麗になります。
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陽射しがあると紅葉も一際綺麗になります。
歩幅に注意して・・・、
歩幅に注意して・・・、
木道ではスリップに注意しながら進むと・・・、
木道ではスリップに注意しながら進むと・・・、
紅葉・黄葉が増えてきました。
紅葉・黄葉が増えてきました。
紅葉に目を取られていると・・・、
紅葉に目を取られていると・・・、
超危険な足元が・・・。
超危険な足元が・・・。
岩を越え、階段を越え・・・、
岩を越え、階段を越え・・・、
クサリ場を乗り越えると・・・、
クサリ場を乗り越えると・・・、
一際鮮やかな紅葉に出合い・・・、
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一際鮮やかな紅葉に出合い・・・、
再びクサリ場を越えて・・・、
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再びクサリ場を越えて・・・、
傾いたり壊れかけたりした階段を登って行くと・・・、
傾いたり壊れかけたりした階段を登って行くと・・・、
背後にはやっと姿を現した燧ヶ岳が・・・。
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背後にはやっと姿を現した燧ヶ岳が・・・。
チングルマの紅葉もあちこちに・・・。
チングルマの紅葉もあちこちに・・・。
至仏山山頂が迫ってきました。
至仏山山頂が迫ってきました。
山頂の二等三角点です。
山頂の二等三角点です。
初登頂しました。二度目の相方は写真班です。
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初登頂しました。二度目の相方は写真班です。
至仏山を振り返って見ると西・(北)は結構荒々しい姿です。
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至仏山を振り返って見ると西・(北)は結構荒々しい姿です。
小至仏山への尾根は滑り易い蛇紋岩に注意しながら・・・。
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小至仏山への尾根は滑り易い蛇紋岩に注意しながら・・・。
この岩場はカニのヨコバイ方式で通過します。
この岩場はカニのヨコバイ方式で通過します。
何度見ても飽きません。
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何度見ても飽きません。
鳩待峠へ下山しました。
鳩待峠へ下山しました。

感想

 8月上旬の燕岳・常念岳、9月上旬の奥穂高岳・前穂高岳の山行がいずれも台風のために断念を余儀なくされたが、三度目の正直で燧ヶ岳・至仏山を縦走することができた。筆者は両山とも初歩きであったが、相方は5年前に至仏山には登っており燧ヶ岳のみ初歩きとなった。1日目は濃いガスのために雨具着用で歩き、足元の泥濘に少々難儀した。2日目は朝から雨が降り続き、高低差は殆どなかったものの滑り易い木道歩きに山へ登るより緊張を強いられた。3日目に初めて青空に恵まれ、紅葉と眺望を楽しむことができた。尾瀬ヶ原の草紅葉が陽射しに恵まれなかったのは残念であったが、3日目の好天がそれらを全てカバーしてくれた。宿泊小屋はいずれも風呂を擁していたので、毎晩入浴できる稀有な山行となった。
                           fukuchi36 

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ハイキング 尾瀬・奥利根 [2日]
御池口〜尾瀬ケ原〜尾瀬沼〜沼山峠
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
1/5
体力レベル
4/5

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