御嶽山~剣ヶ峰が期間限定規制解除〜
- GPS
- 08:16
- 距離
- 12.0km
- 登り
- 1,577m
- 下り
- 1,021m
コースタイム
- 山行
- 6:20
- 休憩
- 1:57
- 合計
- 8:17
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
伊那ICからは下道を約70km |
その他周辺情報 | 温泉:木曽温泉ホテル http://www.kiso.ne.jp/~onsen/onsen.html 御嶽ブルーラインにあります |
写真
感想
2018年9月26日~10月8日12時まで、剣ヶ峰への入山規制解除となった。
この3連休は荒川三山と赤石岳を2泊で予定していたが、東海フォレストバスの運休により急遽中止となった事と、入山の規制解除が翌日12時までであった事から、次はいつ登るチャンスがあるか分からない御嶽山剣ヶ峰への山行となった。
ロープウエイの出発点鹿ノ瀬駅駐車場には0時頃に到着したが、すでに多くの車が駐車していた。台風25号の影響で明け方まで強風と強い雨が降り続いたが、夜明けには雨も風もやんでいた。駐車場は満車状態。
山道も富士山並みの行列になり、規制解除期間が明日までとなる御嶽山への関心の深さが見て取れた。
登山者の中には献花を携えての方も数名おられた。
山頂の慰霊碑前では、亡くなられた58名の慰霊と、いまだ行方が分からぬ5名の発見への願い。延べ32日間、20674名の救助に当たった方々の労に手を合わせた。
山頂付近にはシェルターが設けられていたが、いまだ当時の傷跡が生々しく残されており、改めて噴火の恐ろしさを実感させられた。
二の池は見渡せたもの、山頂からガスの切れ目にかすかに見える一の池は石灰で埋もれている。
途中。登山道においても噴火の際跳んできたと思われる真っ黒な大きな石、地面を覆うコンクリート上の石灰など恐ろしさを感じた。
8合目の女人小屋には大きなスピーカーが取り付けられ、万一の際に多くの登山者に情報を伝えられるように工夫されていた。
9合目から先は小屋や県からの声掛けなどもあり、殆どの登山者が自主的にヘルメットを被り山頂に向かっていた。
平成26年9月27日の事故が頭にあり、犠牲者、行方不明者、遺族の事を思うと行っても良いのか?との思いがあったが、御嶽山は青空と共に何もなかったように多くの登山者を迎えてくれていた。
僅かな期間の入山規制解除であったが、多くの登山者であふれ最終日前日の7日の晩は石室小屋は満員だそうだ。
御嶽山を支える人々の安全に対する配慮を目の当たりにし、自己責任において安全を担保する必要性を改めて感じさせられた。
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