上高地クラシックルートを往く
- GPS
- 27:31
- 距離
- 24.3km
- 登り
- 2,020m
- 下り
- 1,264m
コースタイム
- 山行
- 7:53
- 休憩
- 0:19
- 合計
- 8:12
- 山行
- 2:51
- 休憩
- 0:09
- 合計
- 3:00
天候 | 3日:晴れ 4日:晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
旅館の車で送って貰って島々の登山口へ 帰りは上高地からアルピコのバスで松本へ |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ガイド地図(ブック)
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
カメラ
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感想
長い間「いつかは」と考えていた島々からの徳本峠越えのルートに旧友二人を誘い、10月2日の出発を考えていたが、9月30日から10月1日にかけて台風24号が日本を縦断。ルートの被害状況が分からず、交通機関の混乱も見越して出発を3日にシフトすることにする。
出発前日の2日に新島々の駅の近くにある石川旅館に泊まり、翌朝は旅館のバンで島々の登山口まで送って貰う。同泊で同じルートを行く2組の夫婦も同乗。
【1日目】
歩き出して暫くは未舗装だが車の通れる幅の林道を歩く。道に沿って流れる島々谷川は想像とは違って幅が広く、真っ白に波立つ水が急な勢いで流れている。
二俣で休憩して、左に折れて島々谷川の本沢の脇の細い道を緊張度を上げて歩く。この辺りでも本沢の川幅は20mほどあって流れも速く、水量も多く、何となく想像していた細めの渓流のすぐ傍を長閑に歩く、というのとは全く違う。
時々本沢に横から流れ込む支沢の流れを渡渉しなくてはいけない箇所があるが、それほど難儀な箇所はない。
倒木や氾濫などの台風の被害を心配していたが、水量は全体に多く感じるものの支障になるような場所は殆どなく安心する。何回か橋を渡って反対側の岸に移ることを繰り返しているうちに、二俣から3時間弱を費やして岩魚留小屋に着く。
先行していた同宿の2組の夫婦のうちの1組が休んでいて、互いに自分たちの紹介をし合う。70代前後の夫婦と見えるが、最近の山行歴を聞くととても我々の及ぶところではなく、1日に歩く時間もかなり長い。我々を残して出発して行き、徳本峠小屋まで追いつくことはなかった。
20分ほど休んで先に進む。登山口から岩魚留小屋まで緩やかにではあるが500mほど標高を上げて既に12劼竜離を歩いており、少しずつ足にダメージがあるので3人とも次第にペースが落ちてくる。
草むらの中に細く、探しづらくなってくる道筋を探しながら歩き、岩魚留小屋から2時間あまりかかって徳本峠への最後の急登にかかる。
3人とももう足が残っていないので九十九折の坂道を2曲がり登っては休み、1曲がり登っては休みを繰り返しながら、岩魚留小屋から4時間近くかかって徳本峠に辿り着く。スタート地点からは8時間をかけたことになる。
峠は2000mを越えているせいか、登って来た道では目立たなかった紅葉が進んでいて、赤いナナカマドの葉を前景にして穂高の稜線を望むことができる。展望台まで歩いて行くと穂高の全景を眺めることができた。
小屋はほぼ満員だが、寝室での一人一人のスペースがしっかり確保されているので快適。その夜は夕食後に3人で地元のワインも開けて歓談する。
【2日目】
2日目は天気が心配されたが、夜明けに起きてみると月が傘を被っていたものの、日の出頃には晴れ渡って爽快な空気。
朝食を済ませるとすぐに明神へ向けて下山開始。色づく木々の間から正面に穂高の姿が終始望めて写真を撮りながら快適に歩く。
1時間余りで明神に着き、明神館でコーヒーを頂きながらひと休み。そこからさらに1時間ほど頑張って上高地に到着。
思いのほか台風の影響が残らず、適度の刺激のあるトレールを3人で快適に歩けて素晴らしいハイクだった。
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