前→奥穂高縦走〜涸沢の紅葉ギリ間に合った
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- GPS
- 48:26
- 距離
- 25.0km
- 登り
- 1,577m
- 下り
- 1,577m
コースタイム
- 山行
- 1:47
- 休憩
- 0:04
- 合計
- 1:51
- 山行
- 5:56
- 休憩
- 0:25
- 合計
- 6:21
あくまでも参考に
天候 | 初日雨〜2日目以降晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
紀美子平〜前穂は岩々で段差が大きく、下りは特に気を使います。 空荷でピストンすることをお勧めします。 |
写真
感想
9月シルバーウィークは体調不良により表銀座縦走からパノラマ銀座縦走になってしまったリベンジのチャンス三連休。
しかし無情にも初日の天気は台風による悪天候が予想されます。
表銀座の大天荘は稜線なので悪天候になるとテント泊には辛いコンディション。
ならば初日は上高地から徳澤で一泊して嵐をやり過ごしてから槍を目指す計画にして、土曜日はゆっくり出発。
2時過ぎに沢渡に到着して、3時頃に上高地入り。徳澤までのんびり歩いても日暮れまでには十分時間があります。
...と、ここでまだ前穂高に登ったことが無いことに気付きます。
槍は今回で3回目で全部上高地からの槍沢コースというのも面白くない。
嵐を避けるのに徳澤で前泊するなら岳沢も時間的には大して変わりません。(上高地から約2時間)
河童橋の上を行ったり来たりして悩む事5分...よし!前穂にしよう!
かつして槍はまた次回。今回は前穂高に初登頂を目指すことにします。
河童橋を渡って遊歩道。途中の作業林道から岳沢に分岐します。
上高地からの標高差は600m。
登山道は良く整備されていて石畳の上を歩いているようです。
森林限界超えて岳沢の紅葉が良く見えるころに岳沢小屋到着。
受付でテン場を案内されるも、沢を挟んで反対側とな?
はて?沢なんて渡ったか?
聞くと、軽い舌打ちの後に大雨の時にしか沢にならんと普段は涸れ沢とな。
トイレの場所を聞くと、また舌打ち...
こっちは初めてなのに...気分悪いです。
日が沈みかけなので急いでテント設営。
ロケーションはまあ悪くないです。
適度に段差と茂みがあるので、プライベートスペースは確保できます。
夕飯食って徳澤で飲むはずだった重いビール1Lを飲み干したら就寝。
夜中は台風の通過でゴーゴーと風音がうるさかったですが、奥まった場所に設営したのでテントはさほど揺れなかったです。
むしろ平地の徳澤や窪地の涸沢の方が風がすごかったようです。
テントのフレーム折られた組もあったとか?
翌朝は6:30に出発。前穂を目指します。
重太郎新道はまあキツかった。
ガスの中だったのもありますが、いつまで登っても同じ景色。
なんかワンデリングしてるんではなかろうかと不安になってました。(岩のマーキングが全部同じに感じた)
紀美子平に到着してザックをデポ。前穂をピストンします。
7月に剱でデポしたトレッキングポールを盗まれたので、荷物をデポするのは気が引けますが、前穂のピストンは事故多発地帯なので空荷が基本。ここは仕方ないです。
岩々をよじ登ること1H。
前穂頂上に到着。奥穂よりも頂上は広いです。
でも景色は残念ながらガス。
記念撮影だけして紀美子平まで戻ります。デポしたザックを背負いなおして、吊尾根〜奥穂もずっとガス。まったく高度感無し。
まるでスチームサウナの中を歩いているようです。
奥穂山荘に到着してもガスで、晴れたのは昼寝から覚めた夕方になってからでした。(アーベン寝過ごした--;)
お蔭で夜は満点の星空。
暑くも寒くもなく、秋の夜風に吹かれながら天体ショーを満喫しました。
翌朝は5:00に起床して涸沢岳からご来光。
槍方面も快晴。
槍から前穂に変更したのをちょっと後悔。だけどたぶんあっちは激込みで頂上は立ち見でしょうね。
この時期このコースでしか見られない景色がそこにある!槍はまた登れば良い!
7:00ころテン場に戻ると自分のテントを含めて数張。
皆早っ!
今日はほとんどの人が上高地に降りるだけとは思いますが、なんでこんなに早いのかは後で理由を知る事になります。
ゆっくり撤収してザイテンを下ります。
毎回思いますが、北アの他の岩場に比べてザイテンの岩の角は丸い。
だから濡れるとスリップしやすいのが、一つ事故の多い原因ではなかろうかと?
これも人の多さたる所以ですかね?
涸沢へはパノラマコース経由で降ります。
ここでやっとドローン登場。
微風の時しか飛ばせない基本室内用のホビー機なので、山で飛ばせるシチェーションは少ないです。
涸沢全体の紅葉はピークを過ぎましたが、場所によってはまだまだ鮮やか。目の保養になります。
今は涸沢下ってSガレ付近の紅葉がピークの様でした。
横尾を過ぎて徳澤。
ここまでは朝食代わりの1本満足バーのみ。
腹ペコでカレー”山盛り”と冗談で言ったら、本当に山盛りにしてくれました。感謝です。
後は単調な林道歩き。
時間もあるので明神橋から北岸経由で河童橋まで戻ります。
さわんど行のバスは1時間以上。他のバスも軒並みの大行列でした。
たぶん皆急いで撤収していたのはこのせいですかね?
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