祝瓶山(針生平から):朝日連峰南端の尖峰、今日の紅葉と展望は
- GPS
- 06:45
- 距離
- 9.7km
- 登り
- 1,065m
- 下り
- 1,061m
コースタイム
天候 | 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所は全くない。木の根の道が多いので、滑ったり、躓いたりには注意。 |
写真
感想
今週末は久しぶりに天候が良さそうだ。紅葉の季節は短いし、何処かに行ってみたい。朝日連峰の眺望と、紅葉を目当てに、朝日連峰南端の祝瓶山に行ってみよう。祝瓶山は、冬の蔵王から朝日連峰の左端に立つ真っ白なピラミッドのような目立つ姿を見てから、一度行ってみたかった山である。
早朝、通過した小国町は濃霧だったが、五味沢から針生平の登山口に向かうと、上空は晴れてきた。針生平の駐車場は、登山ポスト小屋、トイレの傍に7台。手前左に7台。更に手前右に2台。その程度。13日は朝7時過ぎで、8割埋っていた。皆さん早いようだ。大朝日まで行っている人もいるのかな。登山届を出して、歩き始める。直ぐに荒川に架かる吊り橋である。この程度ならまったく怖くはないな。今日は通らないが、荒川の上流には凄い吊り橋があるそうな。さて、また、直ぐに大石沢を渡るが、丸木橋と飛び石で渡れる。大石沢小屋の脇を通過して、樹林帯の中のゆったりした道を行く。左に時折荒川の白い河原が見える。小さな沢を渡ると祝瓶山への分岐があり、右へ。直ぐに急登が始まる。この祝瓶山への尾根は鈴振尾根というが、中盤までは、ブナを中心とする樹林帯の中を、木の根の階段状の急登と平坦な尾根歩きが交互に出てくる尾根で登り易い。気温も適度で、長袖のままそれ程汗だくにはならず登る。時折左側には朝日連峰の山々も見ることができる。1068mピークから一の塔への登りは、少し変わって、笹の中を一定の傾斜の急登となる。この辺りから紅葉が見える。道に大きな石が出てくると一の塔は近い。岩を回って、一の塔に登り着く。ここからも祝瓶山の山頂は見えず、岩のある突起やにせピークと言われる主稜線との分岐が見える。
一の塔から少し登っていくとやっと祝瓶山山頂が見えてくる。ピークまで登ると、祝瓶山のきれいなピラミッド形の姿が見える。その姿の割には、直ぐに祝瓶山山頂に到着する。山頂では西朝日岳から中岳そして大朝日岳への稜線、そこに至る大玉山、平岩山、そこから派生する御影森の三角の姿など眺望が良い。11時ころになると上空も雲が多くなり、残念ながら大朝日岳にも雲が架かってしまっていた。東側の谷底には祝瓶山荘らしい建物も見える。
展望を楽しんでから、往路を戻ることにする。登っている時は紅葉があまり目立たなかったが、これから下る鈴振尾根を見ると結構きれいである。山頂からの下りは紅葉を見ながら下る。遠くからはきれいなのだが、カエデなどはやや枯れ気味で今一つである。今年の気象条件があまり良くなかったのかな。2週連続の台風で、紅葉した葉がかなり散ってしまったのかもしれない。木の根の急坂に注意して下る。分岐まで下るともう安心、最後に吊り橋を渡って登山口へ到着する。今日、出会った方は、全部で20人程度で多くはないが、駐車場のスペースから考えるとこの位までなのかな。今日は高気圧に覆われて何処も良い天気だと思ったのだが、東北南部では高い山はガスが多かったようで、祝瓶山を選んだのは、まずまずだったかな。
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