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Yamareco

記録ID: 161602
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳

鳳凰三山

2012年01月07日(土) ~ 2012年01月09日(月)
 - 拍手
jh3jp その他22人
GPS
50:00
距離
15.8km
登り
1,399m
下り
2,086m

コースタイム

1日目:
10:15 夜叉神峠 - 11:30 夜叉神峠小屋 - 15:30 苺平 - 16:00? 南御室小屋(テント泊)

2日目
07:00 南御室小屋 - 08:30 薬師岳小屋 - 薬師岳 - 観音岳 - 賽の河原(地蔵岳) - 14:30 ??? 鳳凰小屋(テント泊)

3日目
07:30 鳳凰小屋 - 燕頭山 - 12:00? 御座石温泉
天候 晴/晴/雪
過去天気図(気象庁) 2012年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス タクシー
新宿 -> 芦安 貸切バス
芦安 -> 夜叉神峠 ジャンボタクシー
コース状況/
危険箇所等
【コース】
※ 夜叉神峠〜南御室小屋
それほど雪は積もっていなかったし、凍ってる箇所もなかったので、アイゼンも使用しなかった。特に危険個所はなし。

※ 観音岳を下る辺りは滑落すると危険なので要注意。
薬師岳小屋〜鳳凰小屋までアイゼン使用。賽の河原で一旦アイゼンを外したのだが、つるんつるん箇所があって再装着した。

※ 鳳凰小屋からしばらくアイゼンを装着して下山。ところどころ土や石が露出していて歩きにくい。燕頭山 - 御座石温泉までは凍ってはいなかったが急勾配。

【その他】
※ 夜叉神峠はお手洗い有。水は凍結していて汲めなかった。自動販売機は1台あったが、水は売り切れ。

※ 南御室小屋は営業中。水は汲めた。お手洗いあり。

※ 薬師岳小屋は無人。小屋の中で風を凌ぐことが出来る。お手洗いあり。

※ 鳳凰小屋は営業してなかった。水は汲めた。お手洗いあり。

※ 御座石温泉は風呂場が一つなので、男女交代で入浴した。カラン3個シャワーなし浴槽は4人ほど入れるサイズ。
夜叉神峠
2012年01月07日 11:43撮影 by  uT8000,ST8000 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1/7 11:43
夜叉神峠
夜の南御室小屋。何を撮ったのかさっぱりわかならい・・^^;
2012年01月07日 19:49撮影 by  uT8000,ST8000 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1/7 19:49
夜の南御室小屋。何を撮ったのかさっぱりわかならい・・^^;
テン場もまっくら・・・^^;
2012年01月07日 19:49撮影 by  uT8000,ST8000 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1/7 19:49
テン場もまっくら・・・^^;
朝の北岳
2012年01月08日 08:17撮影 by  uT8000,ST8000 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1/8 8:17
朝の北岳
後方に富士山
2012年01月08日 08:18撮影 by  uT8000,ST8000 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
1/8 8:18
後方に富士山

感想

マイテントで初めての冬山。

Kaorin たちから、寒いから一緒のテントのほうが良いと言われていたのだけれど、どうしても自分のテントで行ってみたくて、団体行動なのにマイテントを担いで出発。

昨年の10月に行った常念-燕岳縦走の時は、夜寒くて眠れなかったので、今回は装備を拡張した結果全部で16圓砲覆辰拭

2泊3日冬山テン泊としては軽いと思うのだが、私には重かった・・・^^;


【1日目】
歩き始めて1時間ほどですでにもうフラフラ。
背中や肩が痛くて痛くて。同じパーティの男性が、荷物を持とうか?と言ってくれたのだけど、歩けないわけでもないのに、自分より重い荷物を持っている人にお願いするわけにはいかないじゃん。
しかもマイテントで行きたいと主張した結果だし。

というわけで、ただでさえ歩くのが遅いのに、さらにノロノロ歩いてなんとか南御室小屋に到着。
ご迷惑をおかけしました m(_ _)m

この日は南御室小屋でテント。
夜は装備を拡張しただけあって、夜は少し寒かったけれどよく眠れた。


【2日目】
7時出発だったので早めに、、と思って4時に起きたのだが、準備ができたのは結局時間ぎりぎりだった。
歩き始めて早30分ほどで既にいっぱいいっぱいだったが、真っ白い雪を被った北岳が眼前に広がったときには、こんなに美しい山だったのかと息がとまるほど。本当に来てよかった。最後に北岳に行った時あまりにキツかったので、もう二度と来ないと心に誓ったけれど、撤回することにしましたわ。

観音岳は燕岳に似た雰囲気でイルカっぽい岩がたくさん見られた。振り返ると今まで歩いてきた稜線が見えた。

まだこの辺りまでは景色を見る余裕があったけれど、地蔵への道はとても厳しかった。
肩と背中と腰が痛みだすし、ピッケルは邪魔だし(使いこなせてないから)、しかも私が歩くの遅いから後ろのパーティもつまってしまって大行列が出来てしまう始末。気持ちばかり焦って足はちっとも前に出ない。

途中で2回も「荷物持とうか?」のお気遣いを頂いたのだが(お恥ずかしい・・)、時間に余裕があったから最後まで頑張った。

ようやく賽の河原に着いたら今度は寒くて寒くて。
真っ青な空を背景にした地蔵のオベリスクは(今思い出すと)素晴らしかったのだけど、それを楽しむ余裕もなくそそくさ下山開始。

この日は鳳凰小屋がゴール。
前の日より寒くて何度も目が覚めてしまった。

【3日目】
前日と同じ4時に起床。しかしやっぱり準備ができたのは出発時間ぎりぎりの 7:30 だった。
小雪がちらつく中、鳳凰小屋から御座石温泉に向かって下山。食物の分荷物が軽くなったので昨日に比べるとかなり楽だった。



今暖かい部屋の中で思い出すと、せっかく行ったのだからもうちょっと楽しめばよかったと思うのだが、歩いてる最中は写真を撮る余裕もございませんでした。


南御室小屋のブログに私たちのテントの写真が出てます。
http://blogs.yahoo.co.jp/ukokkei100/22297126.html


【今回の反省点】
荷物が重すぎた。歩くの遅いのだから、団体行動のときは軽量化を徹底すること。

ガスが不足しそうになってヒヤっとした。余裕を持たせること。

持って行ったウエットティッシュがカチンコチンに凍ってしまって、全く役に立たなかった。ノンアルコールだったから?持って行ったチューブバターもカチンコチンで、行動食としては役に立たなかった。

アイゼンは風上に向かって、片足をついて装着。

給水ポイントの事前確認が甘かった。

冬用の靴が足に合わないみたいで、靴の中で足が泳いでしまう。次回までに要対策。

基礎体力をUPする必要あり。

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コメント

jh3jpさん、こんにちは
マイテント担いでよく頑張りましたね。

私が先生なら花マルを差し上げるところです!

寒さ対策、かなり研究されたようですね。

次はどこの山かな???
2012/1/16 14:35
プロフィール画像
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