下の廊下 〜テント泊装備の日帰り山行〜

2018年10月19日(金) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 24.0km
• 登り: 1,477m
• 下り: 2,304m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:53
• 休憩: 0:07
• 合計: 8:00

7:50 黒部ダム
8:36 内臓助出合
9:13 鳴沢小沢
9:56 別山谷出会い
10:53 十字峡
11:31 Ｓ字峡
11:52 東谷吊り橋
12:05 仙人谷ダム
12:49 12:56 阿曽原温泉小屋
13:53 折尾谷
15:50 欅平駅

通過時刻は写真から逆算したものです。

天候

晴れ後雨

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

行き：さわやか信州号　白馬線　扇沢駅下車（6：15着）
　　　関電トローリーバス　（7：30発）
帰り：黒部峡谷鉄道　16：47発
　　　→富山地方電鉄→北陸新幹線→サンダーバードで帰宅　
　　　

コース状況／危険箇所等

整備は完了しており、歩きづらいところはない。
ただし、登山道を一歩外れれば即死が待っているので気を抜かないこと。

その他周辺情報

祖母谷温泉に行きたかったが、雨で露天風呂がダメっぽいので諦め。

写真

10/19 6:13

扇沢駅着。この時点でバスに携帯を忘れてことに気づく。

10/19 7:13

分岐や地形はある程度予習していたが、念の為分岐だけ確認。

10/19 7:29

トロリーバス。今年が最後で来年からは電化されるそうです。

10/19 7:45

下の廊下へは展望台側に向かわず、下車したところからトンネルを進み、この看板の場所へ

10/19 7:45

さて、スタートです、

10/19 7:45

黒部別山？

10/19 7:54

この印を見逃さないように。道になりに進んでいるとダム直下まで行ってしまいます。

10/19 7:56

立山三山、もう氷点下の世界

10/19 7:58

紅葉がきれいです。

10/19 8:05

10/19 8:06

黒部ダム、でかい

10/19 8:23

紅葉は見ごろまでもう少し？

10/19 8:25

とはいえ、美しい

10/19 8:28

このあたりはまだなだらかな道。

10/19 8:28

あちらこちらから小沢が流れ込んでます。

10/19 8:28

整備はしっかりされてます。

10/19 8:31

所々に資材置き場が。整備ありがとう御座います。

10/19 8:31

10/19 8:34

絶壁。

10/19 8:36

内臓助出合。間違える方がいるとのことで確認してから進みます。

10/19 8:37

内臓助谷、紅葉が見ごろ

10/19 8:37

黒部谷、よく整備されています。

10/19 8:41

右岸はずっとこんな絶壁

10/19 8:43

日が当たると紅葉が輝きます。

10/19 8:50

スゴイ迫力

10/19 8:52

水量豊富

10/19 8:58

横より

10/19 8:58

縦の構図の方が絵になるw

10/19 9:05

10/19 9:09

少し高度が上がってきます。美しいブルー

10/19 9:13

鳴沢小沢

10/19 9:16

10/19 9:22

それっぽい道になってきた。

10/19 9:22

雪のブロックもまだ残ってます。

10/19 9:24

まだ高度感はないです。

10/19 9:25

美しい谷

10/19 9:29

巨大な雪が残ってました。

10/19 9:34

高巻きしながら徐々に高度が上がっていきます。

10/19 9:36

10/19 9:38

それっぽくなってきました。

10/19 9:42

資材降ろし場？

10/19 9:42

大絶壁

10/19 9:43

上部の紅葉が美しい。

10/19 9:44

通す方も通す方だが、これを整備するものスゴイ作業。

10/19 9:45

10/19 9:45

高さは10mもないですが、人が死ぬには十分な高さ

10/19 9:50

一直線に引っ掻いたみたいな道。

10/19 9:51

これがずっと続きます。

10/19 9:51

10/19 9:52

芸術的な高巻きの道も。すごく安定してました。

10/19 9:52

踏み外さないように

10/19 9:53

10/19 9:53

両岸から迫ってくるよう

10/19 9:56

別山谷出合。ツアーかな？沢山の方が休んでおられました。ただ、落石もあるので登山道の傍で休むのは如何なものかと・・・。

10/19 9:59

振り返って、すごい道です。

10/19 9:59

けやき平は遠い

10/19 10:01

10/19 10:01

にしても、これどうやって作業してるんでしょ？

10/19 10:10

物凄い水量です。

10/19 10:12

絶壁をくりぬいて道があるのがよくわかる。

10/19 10:12

10/19 10:16

流石に整備なしにここを歩く気にはなれません。

10/19 10:17

ありがとう御座います。

10/19 10:25

段々高度が上がっていきます。

10/19 10:27

広がったり狭まったりを繰り返します。

10/19 10:30

なかなかの高度感

10/19 10:36

作業中の方の荷物？沢に大勢降りておられましたがなにされてたんでしょう？

10/19 10:42

小沢がそこかしこで横切っています。

10/19 10:46

木道の数がスゴイ、整備していただいているのにはひたすら感謝感謝。

10/19 10:47

よく動画で見る滝。やっぱり濡れましたb

10/19 10:49

振り返って、すごい岸壁に木道がかかっているのがわかります。

10/19 10:52

谷が狭まってくると

10/19 10:53

十字峡！！

10/19 10:53

吊り橋、結構揺れます。一人ずつわたりましょう。

10/19 10:53

水が本当に美しい。

10/19 10:54

ただ、降り口がわからず。橋の上から眺めるだけになりました。

10/19 10:54

剣沢側、綺麗ですなー

10/19 10:59

少し進むと何やらいかつい道。

10/19 11:12

谷が少し広がります

10/19 11:13

高度感が増していく。

10/19 11:17

大分上がってきました。まあ、高度が上がろうが下がろうが、踏み外したら終わりなのは一緒ですが。

10/19 11:18

気を付けて歩きましょう

10/19 11:21

一歩踏み外せば・・・。

10/19 11:22

紅葉はもう少しといったところでしょうか？

10/19 11:23

水面が遠い

10/19 11:24

この高度感、わかるかな？

10/19 11:25

道があります。わかります？

10/19 11:27

人の力ってすごい

10/19 11:31

10/19 11:31

S字峡、振り返って。右側に登山道があります。

10/19 11:33

道幅はそれなりにあるので、ちゃんと歩けば大丈夫

10/19 11:34

例の構造物が見えてきた。

10/19 11:42

送電線の引き込み口

10/19 11:45

鉄塔もあります。

10/19 11:52

東谷吊り橋。

10/19 11:52

尾根に鉄塔、どうやって立てたんだろうか。

10/19 11:52

長い吊り橋です。

10/19 11:53

山腹にいきなり構造物が出現。

10/19 11:53

10/19 11:56

暫く林道歩き。

10/19 11:57

遺構の様な道

10/19 12:04

仙人谷ダム。土砂が結構堆積してますね。

10/19 12:05

案内板に従い進みます。

10/19 12:06

ダム下流。放水口の迫力とナメた岸壁が素晴らしいかった。

10/19 12:06

仙人山？

10/19 12:07

それではお邪魔致します。

10/19 12:07

看板は随所に

10/19 12:08

10/19 12:09

トロッコの軌道を超えて

10/19 12:09

高熱隧道の傍の道、レンズがすぐ曇ります。

10/19 12:10

何やらものものしい道ですが

10/19 12:10

小動物の侵入対策だそう。

10/19 12:12

ここから出てきます。

10/19 12:14

人見平宿舎の横を通り過ぎて山道に戻ります。

10/19 12:16

そして、ここから暫く急登

10/19 12:26

足を思ったより消耗してしまいました。

10/19 12:26

巡視路がそこかしこにあります。

10/19 12:30

暫くはなだらかな道。

10/19 12:31

天上の崩れたトンネルあり。

10/19 12:34

ほんと、すごい処に立ってますね。

10/19 12:37

木道が破壊されてました。

10/19 12:39

この看板から一気に下ると

10/19 12:48

青い屋根の

10/19 12:49

阿曽原温泉小屋に到着。

10/19 12:50

テントはまだ少ないですが・・・。明日の天気を考え一気に欅平に行くことにしました。

10/19 12:50

小屋の土台、工員宿舎の名残でしょうか？結構ボロボロ。

10/19 12:56

小屋から少し下り。

10/19 13:11

またもや急登。

10/19 13:11

そして、登った分降りて

10/19 13:14

ここからは水平です。

10/19 13:26

と思いきや高巻きの道が。どうも一部道が崩れていたそうですね

10/19 13:29

梯子に破損あり。

10/19 13:31

ここからは本当に水平。

10/19 13:33

一見植生がありなだらかに見えますが

10/19 13:33

切れ落ちてます。

10/19 13:34

右側に地面はありません。

10/19 13:41

徐々に雲行きが怪しく。

10/19 13:46

道に代わり映えはなく。

10/19 13:47

しかし、水平だ

10/19 13:50

どうやって作業しているのか？

10/19 13:52

折尾谷

10/19 13:54

この滝を増水前に越えておきたかった。大雨の際には濁流になるレポをよく見ます。

10/19 13:54

切れ落ち

10/19 13:57

例の沢を潜る通路

10/19 13:57

水たまりがすごかったですが普通に通過。

10/19 14:02

本当にまっすぐ。

10/19 14:07

道は割合平和です。

10/19 14:09

どんどん雲行きが怪しく。30分前は日も差していたのですが。。。

10/19 14:19

一気に暗く

10/19 14:23

断崖絶壁

10/19 14:24

奥鐘山の大絶壁。圧倒されます。

10/19 14:25

とか言ってたら、降り出しました。

10/19 14:25

仕方ないので、カメラはここまで、水平歩道は殆ど写真も動画も取れず。

10/19 16:19

欅平に到着、暫くすると雨もやみました。

10/19 16:19

祖母谷温泉でテント泊も考えましたが、露天風呂もダメだろうしなぁと、帰宅することにしました。

10/19 16:20

いまさらの青空。また来年来るとします！！

10/19 16:29

ただのボッカトレとなったテント泊装備

10/19 16:38

トロッコに乗ります。

10/19 16:38

雨に降られるのも嫌なので、リラックス車

10/19 18:01

乗り換えて

10/19 19:05

新幹線→雷鳥さんで帰りましたとさ

撮影機器：

サイバーショット DSC-RX100 SONY

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 靴 ザック サブザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 レジャーシート コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ガイド地図（ブック） ファーストエイドキット 日焼け止め 保険証 携帯 タオル ツェルト ストック カメラ テント一式 寝袋 エアマット コッヘル 調理器具 コップ

感想

tattyan0924

以前から行きたいと思っていた下の廊下。
見通せない開通時期とバスの争奪戦の末諦めること数回。
休暇をうまく利用していくことが出来ました。

例年であれば、最盛期なのでしょうが、今年は若干紅葉が遅れ気味のようで、ちょっと早かった感じ。
ただ、それでも迫りくる大岩壁と随所を彩る紅葉は目を楽しませてくれました。

そこに削り込まれた登山道に、先人の偉業を見ると供に、徹底的に整備された登山道に、関係者への深い感謝と畏敬の念を感じる道です。

阿曽原温泉についてからは、先に進むかどうか非常に悩みましたが、翌日の予報が昼過ぎまで雪（雨？）が残る予報だったことから、増水する前に抜けるのが吉と判断。
結果、雨に降られてしまいました。

このあたりは、天気予報であらかじめわかっていたお話なので、一気に抜けるのか、余分に泊ってでも好天を待つのか、計画不足であったなと反省のしきり。
一気に抜けるのであれば、テント泊装備ではなく軽量装備で行くべきであり、そうしておけば雨に降られる前に欅平に着けたはず。

のっけからスマホをバスの中に忘れるという致命的なミスもあり、いろいろ反省の多い山行です。

水平歩道の写真もなく、駆け足になってしまいましたし、次回は一眼レフでももってのんびり歩くようにしたいと思います。