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Yamareco

記録ID: 1623221
全員に公開
沢登り
赤城・榛名・荒船

碓氷川水系 墓場尻沢 名前は墓場されど癒しのナメ沢でした♪

2018年10月21日(日) [日帰り]
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kazuksp その他3人
体力度
3
日帰りが可能
GPS
08:53
距離
14.1km
登り
921m
下り
921m
歩くペース
標準
1.11.2
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:30
休憩
2:55
合計
9:25
6:20
40
スタート地点
7:00
7:00
35
入渓
7:35
7:40
90
堰堤
9:10
9:15
5
三俣
9:20
10:20
40
3段10m滝
11:00
11:10
20
雌滝
11:30
12:50
30
雄滝
13:20
13:35
25
林道
14:00
14:00
30
旧中山道合流
14:30
14:30
75
尾根分岐
15:45
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2018年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
林道を歩き、最初の堰堤を越えてから沢に降りて入渓します。巻道は概ね明瞭ですが、雄滝の巻道は正解ラインが未だにわかりません。。よくラインを読んで登るのが良いです。むしろ、雄滝を眺めてから少し下っての下の尾根から林道に上がった方が良いかも。。
今回登った滝の中で登攀的に一番難しいのは3段10m滝の中段のスラブです。ここを登るならラバーソールの方が良いかも。。中段はビレイポイントに支点が取れないので、ハーケン持参が良いでしょう。
下山で使った尾根は、一箇所、地図にはない岩場が出てきて念のため懸垂下降しましたが、下から見るとクライムダウンも可能そうでした。その他は踏み跡もあり、問題なし。
今日は良いお天気です!最初の堰堤を越えたところで林道から適当なところを降りて入渓、癒しのナメ沢のスタートです♪
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今日は良いお天気です!最初の堰堤を越えたところで林道から適当なところを降りて入渓、癒しのナメ沢のスタートです♪
入渓してしばらく進むと早速ナメ滝出現!
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入渓してしばらく進むと早速ナメ滝出現!
長いナメが続き、まったりとナメを楽しみながら遡行します。
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長いナメが続き、まったりとナメを楽しみながら遡行します。
ナメが終わると綺麗な長いトロと2m滝。
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ナメが終わると綺麗な長いトロと2m滝。
トロは深そうなのでへつります。これくらいのへつりは楽勝ですね!
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トロは深そうなのでへつります。これくらいのへつりは楽勝ですね!
2段4m滝、軽いシャワーになりそうですが、、、うーん、巻こうか行っちゃうか。。。
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2段4m滝、軽いシャワーになりそうですが、、、うーん、巻こうか行っちゃうか。。。
迷った末に登ることにしましたが、難しくはないもののそこそこ濡れて、ちょっと後悔。。。(>_<)
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迷った末に登ることにしましたが、難しくはないもののそこそこ濡れて、ちょっと後悔。。。(>_<)
またナメ床になりました〜。気持ちいい♪
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またナメ床になりました〜。気持ちいい♪
振り返ると朝日に輝くナメが!
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振り返ると朝日に輝くナメが!
長いトロです。ここはレコでよく手足で突っ張っ進む写真がアップされていますが、この時期にドボンすると悲劇なので、おとなしく左岸を巻きます。(^^;) 沢へは短い懸垂で降りますが、ロープの残置もあり、クライムダウンも可能です。
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長いトロです。ここはレコでよく手足で突っ張っ進む写真がアップされていますが、この時期にドボンすると悲劇なので、おとなしく左岸を巻きます。(^^;) 沢へは短い懸垂で降りますが、ロープの残置もあり、クライムダウンも可能です。
巨大堰堤出現!堰堤の滝が光ってきれいです。巨大堰堤は左岸から巻きました。
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巨大堰堤出現!堰堤の滝が光ってきれいです。巨大堰堤は左岸から巻きました。
ナメ滝6m、左岸を登ります。
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ナメ滝6m、左岸を登ります。
YMDさん果敢にトライ!ガバもあり、意外と容易に通過です。
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YMDさん果敢にトライ!ガバもあり、意外と容易に通過です。
この辺りは標高も低いので、残念ながら紅葉は全く進んでいませんが、お天気もよいので木々の葉の緑と青空のコントラストが綺麗です♪こんなにお天気がいいのに谷間を歩いているのはちょっともったいないかな・・・。(^^;)
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この辺りは標高も低いので、残念ながら紅葉は全く進んでいませんが、お天気もよいので木々の葉の緑と青空のコントラストが綺麗です♪こんなにお天気がいいのに谷間を歩いているのはちょっともったいないかな・・・。(^^;)
日の光を浴びると、滝も一層綺麗に輝きますね。
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日の光を浴びると、滝も一層綺麗に輝きますね。
長いトロの向こうにボス滝、CS8mがあります。ボス滝がちらっと見えるのがわかりますか?
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長いトロの向こうにボス滝、CS8mがあります。ボス滝がちらっと見えるのがわかりますか?
YMDさん、ボス滝に果敢にアタックか・・・と思いきや、やはり偵察して戻ってきました。みんなでおとなしく左岸を高巻きます。
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YMDさん、ボス滝に果敢にアタックか・・・と思いきや、やはり偵察して戻ってきました。みんなでおとなしく左岸を高巻きます。
ボス滝を上から覗き込みます。水流が強く、かなり激しい滝行必至です!(>_<) これはなかなかの難敵ですね。。。というか登れるのか???
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ボス滝を上から覗き込みます。水流が強く、かなり激しい滝行必至です!(>_<) これはなかなかの難敵ですね。。。というか登れるのか???
ボス滝を過ぎるとまたまた癒しのナメが♪赤いナメ床に水流がジグザグ模様を描きます。綺麗〜♪(^^)
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ボス滝を過ぎるとまたまた癒しのナメが♪赤いナメ床に水流がジグザグ模様を描きます。綺麗〜♪(^^)
振り返るとナメが輝いています!朝も輝くナメが綺麗でしたが、日中の明るい光を浴びると一層綺麗ですねぇ〜♪
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振り返るとナメが輝いています!朝も輝くナメが綺麗でしたが、日中の明るい光を浴びると一層綺麗ですねぇ〜♪
漸く三俣に到着、真ん中の簾状のナメ滝です。
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漸く三俣に到着、真ん中の簾状のナメ滝です。
三俣は一番左のこの滝を詰めていきます。
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三俣は一番左のこの滝を詰めていきます。
本日の最強のボス滝、3段10m滝です。
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本日の最強のボス滝、3段10m滝です。
MIYAさんが果敢に右壁から攻めますが、一段目はそんなに難しくなく突破。
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MIYAさんが果敢に右壁から攻めますが、一段目はそんなに難しくなく突破。
2段目の滝が本日の最難のボス滝です!極小ホールドで微妙なスタンスへの立ちこみが要求されるスラブです。抜け口もいやらしい。。。(>_<) YMDさん、冷静な立ちこみで抜けていきます。さすがすぎる。。。(^^;)
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2段目の滝が本日の最難のボス滝です!極小ホールドで微妙なスタンスへの立ちこみが要求されるスラブです。抜け口もいやらしい。。。(>_<) YMDさん、冷静な立ちこみで抜けていきます。さすがすぎる。。。(^^;)
MYAさんが続きますが、やっぱりホールドもスタンスも微妙そうです。。。(^^;)
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MYAさんが続きますが、やっぱりホールドもスタンスも微妙そうです。。。(^^;)
2段目の最難のボスをやっつけたら3段目です。3段目の滝はトラバースから水流の左を抜けますが、抜け口がちょっとだけいやらしいですね。。フォローのMZさん、抜け口を突破!
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2段目の最難のボスをやっつけたら3段目です。3段目の滝はトラバースから水流の左を抜けますが、抜け口がちょっとだけいやらしいですね。。フォローのMZさん、抜け口を突破!
最難のボス滝を見下ろします。
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最難のボス滝を見下ろします。
最難のボス滝が終わっても、まだまだ癒しのナメは続きますよぉ〜♪(^^)
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最難のボス滝が終わっても、まだまだ癒しのナメは続きますよぉ〜♪(^^)
日も差して緑も綺麗だし、ナメ歩きはホントに癒されますねぇ〜♪(^^)
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日も差して緑も綺麗だし、ナメ歩きはホントに癒されますねぇ〜♪(^^)
これでもか!とばかりにナメが続きます。
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これでもか!とばかりにナメが続きます。
釜も輝いて綺麗ですよ!(^^)
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釜も輝いて綺麗ですよ!(^^)
4条2m滝。滝壺こ囲むように4条が集まり、なんだか面白い感じの滝です。
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4条2m滝。滝壺こ囲むように4条が集まり、なんだか面白い感じの滝です。
ナメを抜けると、ボス滝の一つ、迫力の雌滝12mです。
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ナメを抜けると、ボス滝の一つ、迫力の雌滝12mです。
近くから見上げてもなかなかの迫力です!左壁を登るのかなぁ〜などと議論しますが、先人が登った形跡もないので、右岸を高巻くことにします。
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近くから見上げてもなかなかの迫力です!左壁を登るのかなぁ〜などと議論しますが、先人が登った形跡もないので、右岸を高巻くことにします。
石積み堰堤が出てきました。こんなところで石積みとはすご〜い。
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石積み堰堤が出てきました。こんなところで石積みとはすご〜い。
石積み堰堤の先に、ついにラスボスの雄滝3m+18m出現しました!おぉー、かなりの迫力です!
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石積み堰堤の先に、ついにラスボスの雄滝3m+18m出現しました!おぉー、かなりの迫力です!
近くで見ても、黒光りした岩肌と飛び散る水しぶきは迫力と威圧感があります。さすがラスボス。。。
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近くで見ても、黒光りした岩肌と飛び散る水しぶきは迫力と威圧感があります。さすがラスボス。。。
大きなボス滝を眺めながら左岸を高巻きます。
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大きなボス滝を眺めながら左岸を高巻きます。
が、さすがラスボス、簡単には高巻かせてくれません。。岩に乗ったヌルヌルの泥、岩混じりの急斜面に苦戦、高巻きもいやらしい。。。(>_<) 巻きというか、、、普通に岩登りです。(^^;)
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が、さすがラスボス、簡単には高巻かせてくれません。。岩に乗ったヌルヌルの泥、岩混じりの急斜面に苦戦、高巻きもいやらしい。。。(>_<) 巻きというか、、、普通に岩登りです。(^^;)
高巻きからみたラスボス滝の落ち口です。黒光りする岩が何とも威圧感に満ちています。
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高巻きからみたラスボス滝の落ち口です。黒光りする岩が何とも威圧感に満ちています。
何とか苦戦の高巻きを抜け、林道に抜けました。長い遡行の終了点がこんなに立派な林道というのもちょっと拍子抜けです。(^^;)
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何とか苦戦の高巻きを抜け、林道に抜けました。長い遡行の終了点がこんなに立派な林道というのもちょっと拍子抜けです。(^^;)
朝からずっと谷間を歩いていたのであまり感じられませんんでしたが、改めて今日はすごいピーカンですっ!(^^)
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朝からずっと谷間を歩いていたのであまり感じられませんんでしたが、改めて今日はすごいピーカンですっ!(^^)
林道から旧中山道に入ります。こんな旧街道を歩くのは初めてなのでちょっとワクワクです。
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林道から旧中山道に入ります。こんな旧街道を歩くのは初めてなのでちょっとワクワクです。
子持山の脇を通りますが、この山は万葉集にも出てくるんですねー。
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子持山の脇を通りますが、この山は万葉集にも出てくるんですねー。
こんな山中で戦をしていたんですね。大変そう。。
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こんな山中で戦をしていたんですね。大変そう。。
旧中山道、なかなか趣きがある道です。その昔、多くの人々がこの道を行き交っていたと思うと感慨深いですね。
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旧中山道、なかなか趣きがある道です。その昔、多くの人々がこの道を行き交っていたと思うと感慨深いですね。
朽ち果てたバスがあります。こんな所までバスが登って来るなんて、かつては栄えていたんですね〜。
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朽ち果てたバスがあります。こんな所までバスが登って来るなんて、かつては栄えていたんですね〜。
昔の人は峠越えも大変だったんですね。
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昔の人は峠越えも大変だったんですね。
こんな説明の看板が数多くあります。かつての賑わいが感じられます。
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こんな説明の看板が数多くあります。かつての賑わいが感じられます。
途中から旧中山道を外れて、登山道のない尾根を下ります。地図上は問題なさそうでしたが、途中、地図には出ていない岩場があり、急遽懸垂です。その他は踏み跡もあり、概ね問題なし。
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途中から旧中山道を外れて、登山道のない尾根を下ります。地図上は問題なさそうでしたが、途中、地図には出ていない岩場があり、急遽懸垂です。その他は踏み跡もあり、概ね問題なし。
ラスボスの高巻き、下山の長さで橋に戻ると16時過ぎでした。みなさんお疲れさまでした!とっても綺麗な美渓でしたね〜♪(^^)
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ラスボスの高巻き、下山の長さで橋に戻ると16時過ぎでした。みなさんお疲れさまでした!とっても綺麗な美渓でしたね〜♪(^^)
帰りに寄った峠の湯から裏妙義の山々が見えました。さすが妙義、ギザギザがなかなか過激ですね…。(^_^;)
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帰りに寄った峠の湯から裏妙義の山々が見えました。さすが妙義、ギザギザがなかなか過激ですね…。(^_^;)
看板で山座同定ができました。
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看板で山座同定ができました。

感想

墓場尻沢はあまり名前が知られていないかもしれませんが「東北、上信越、日本アルプス 沢登り銘渓62選」選豊野則夫編にも選ばれている密かな銘渓です。名前はちょっと不気味ですが、沢の最初から最後までこれでもかというくらいにナメが続き、とても癒されます♪ 3段10m滝の中段の滝のスラブは結構微妙で、短いですが緊張しました!(>_<) ラスボス雄滝の高巻きも、岩盤の上に乗った泥に滑り、上部は岩混じりの急斜面、と結構いやらしく、時間かかっちゃいました。よく見ると難しいラインを選んでしまったような気もしないでもないですが…。(^_^;) 癒しの美渓ですが、唯一欠点があるとすると、ずっと樹林の中の谷間を遡行するので空が狭いことですかねー。この日は秋晴れピーカンでしたが、青空はあまり見ることができず。。。やっぱり青空が見える明るい沢がいいなぁ〜ってのはちょっと贅沢でしょうか…。(^_^;)
下山は旧中山道も歩けて、一粒で二度美味しい癒しの美渓でした♪(^^)
YMDさん、MIZさん、MYAさんありがとうございました!(^^)

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