なかなか完歩させてもらえない奥武蔵北陵トレイル(日和田山・物見山・ユガテ・越上山)
- GPS
- --:--
- 距離
- 18.8km
- 登り
- 1,115m
- 下り
- 1,080m
コースタイム
- 山行
- 5:44
- 休憩
- 1:53
- 合計
- 7:37
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
昨晩の雨で濡れていて岩が滑りやすかったです。ユガテからエビガ坂への道は分かりづらかったです。9月の台風の影響か、倒木が多いが、登山道を塞ぐものはだいたい切断してあります。 トイレは高指山下の駒寺集落、ユガテにあります。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
ザックカバー
昼ご飯
非常食
飲料
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
ファーストエイドキット
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
タオル
ツェルト
ストック
ナイフ
ポール
|
---|
感想
道迷いだけでは無くとんだ失態をしでかしてしまいました。日和田〜ユガテ〜越上山〜顔振峠〜吾野駅という、8月下旬に道迷いをし、踏破できなかったコースにリトライするつもりでしたが・・・
前回道迷いをした土山は下草が刈られ、表示も古い物ながら道を示していたので、ユガテまでの道は間違えることはありませんでした。これで前回たどれなかったコースを一つクリアです。ところが、ユガテ〜エビガ坂へ向かう道がなかなか見つかりません。ユガテの周りでうろうろして行ったり来たり。元のところに戻ってしまったり、倒木が道を塞いでいるところを何度も往復したりしてしまいました。こっちかなと思ったところで年配のハイカーが登ってきたので「どちらから登ってこられたのですか?」と尋ねると、東吾野駅からだといいます。ということは、今、向かおうとした道はエビガ坂に行く道ではありません。少し戻って左にはいる道があったのでそこに入ってみるとしばらくして行き止まり。ザックから地図とコンパスをだして確かめながら歩いて、結局1時間ほどユガテ周辺でうろつき、ようやくエビガ坂方面への道を見つけました。ユガテの北側に登って、車が通れるくらいの広さの道に出たときに右へ行けばよかったのに、左へ進んでまた元のところに戻ってしまったり、倒木だらけの道を奥に進んでしまったりしていました。
道が見つかってからは、遅れを取り戻そうとかなりのペースで進みます。エビガ坂まで登り、更に進むと、前回の道迷い検証のときにでた開けた尾根にたどり着きました。エビガ坂からは一度歩いたコース。あとは、前回登り口を見逃してパスしてしまった越上山の登山道を探すだけです。開けた尾根は気持ちのよい青空が広がっていたので、一眼レフのカメラで撮影するために肩にかけているカメラをつかもうとして右手を脇腹に回しました。が、手が空を切ります。あれ?と思い確かめると、な、な、なんとカメラがありません。しまった、ユガテの所で道迷いした時にザックを下ろすのと一緒にカメラも下ろして忘れてきてしまった!と気づきました。実はこれまでにも何度か忘れそうなときがあったのです。たまたま妻が一緒だったり、近くに登山者がいて「カメラ忘れてるよ!」と教えてくれたので事なきを得ていたのですが。すでに1時間ほど登ってきてしまっています。
すぐに引き返そうかとも思いましたが、それほど人が通る場所ではないのでしばらくそのままにしておいても大丈夫だろうと、とりあえず前回登れなかった越上山に登ってから引き返すことに決めました。この時点で顔振峠〜吾野駅のルートはあきらめました。
道迷いの遅れを取り戻そうとペースを上げて歩いていたところに、さらにピッチを上げて歩きます。これまでの日々のトレーニング成果でズンズン歩こくことができます。越上山への登り口を確認して、今回はしっかりと山頂に到達。そしてすぐに下山。車道にでると、そこからは車道を戻りました。
ユガテへついて、ザックを下ろした数か所の場所を行ったり来たりしながら何度も探します。でも結局は見つかりません。しかたなく、あきらめて、東吾野駅へ下山しました。カメラもがっかりですが、今日の朝から撮影したデータも無くなってしまったので、かなり気落ちしていました。万に一つも見つからないだろうと思いながら駅前の駐在で遺失物届けを出そうとしましたがあいにく留守。
家に帰ってから15時前に飯能警察署に届けを出しました。その帰りガソリンスタンドでオイル交換と洗車をしていると、16時前に電話が鳴りました。東吾野駐在所からカメラが届いたという知らせです。なんということでしょう。すっかりあきらめていたのに・・・
車は洗車中だったので、訳を話して、終わったらスタンドにおいてもらうことにして、家にいた次男に電話をして、スタンドまで迎えに来てもらい、駐在に引き取りに行きました。
もしかしたら奇特な方が拾ってくれて届けてくれるかも・・・という淡い期待が無かったわけではありませんが、可能性としてはまず無いなと思っていました。それだけに喜びもひとしおです。おかげで、このレコにも写真を掲載することができました。山をやる人はやはりいい人が多いんだなあとあらためて感じました。
今回はこれまで道迷いで歩くことができずにいた山道と登り口を見落としてしまった越上山に登ることができました。これまでの3回で、最初の計画のコースはすべて歩いたことにはなりますが、それにしても神様は日和田〜顔振峠〜吾野という完歩をなかなか許してくれないなあと思っています。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
todora5502さんこんにちは。
一眼レフカメラが手元に戻ってきて良かったですね。
自分がそうなったら、へこんで立ち直れるだろうかと、考えてしまいます。良い方に見つけてもらえて良かったです。
私も最近一眼レフを始めたばかりなので、カメラとかレンズとか、レンズキャップとか忘れないようにしないとと思いました。
奥武蔵のユガデや物見山などは私達も歩いたことがあります。標識がわかり難かったりするんですね。次に行く時に気を付けます。
今回はカメラを取りに戻ったりと冷や冷やしながらの山行を、ドキドキしながら読ませていただきました。
ふなこっぺ
27koppe さん コメントをありがとうございます。
そうなんです。下山してきたときは9割方あきらめていました。カメラやレンズが無くなったこともそうですが、それ以上にそこまでに撮影したデータが無くなったことにショックを受けていました。
でも仕方が無いか・・・と思い、それでももしかしたらと万に一つの可能性を考えて遺失物の届けをしました。そうしたら、なんと、1時間後ぐらいに駐在所から電話があり、びっくりするやらうれしいやら。
本当に届けてくださった方に感謝です。「どなたが」ということは分かりませんでしたが。
私も時々山を歩いていて落とし物(だろうなと思われる)を見かけることがありますが、ここに取りに戻ってこられたときに分かるようにと、わかりやすい場所においておくことがあります。
今回は、届けてくださった方は山を歩くのに荷物が軽い方がよいに決まっているのに、あえて麓まで運び、駐在所に届けてくださったということで、頭が下がります。
カメラのレンズキャップはちょくちょく落として買い換えることも多いのですが、本体を落として(忘れて)しまうとは情けないです。
ザックをおろすときに、一緒にカメラを肩から外しますが、忘れないようにその時はストラップをザックに結んでおくなどして、忘れないようにしたいと思っています。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する