大山 (日向から雷ノ峰尾根、下社)
- GPS
- 06:43
- 距離
- 8.7km
- 登り
- 1,078m
- 下り
- 1,067m
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
日向から九十九曲り、雷ノ峰尾根を経由して山頂に至るコースは一部クサリ場があるものの安全。見晴台の先で日向キャンプ場方面への分岐があり、つづら坂という坂を下りていくルートは、麓の方において踏跡不明瞭かつ軟弱地面でいささか問題あり。 |
写真
感想
大山はコマ参道から普通に登ると石段だらけでつらいし、ヤビツ峠からだと近すぎて歩き足りない。と思っていたら日向からのルートを発見。もしかして登りやすくて素敵なルートなのではあるまいか?と早速試してみることに。
日向ふれあい学習センターを越えてしばらく進むと路肩にずらりと駐車スペースが現れます。これだけあればヤビツのように満車のリスクを抱えつつ凍結道路を進む必要もなく安心です。林道を進み、車両進入禁止のゲートを越えてちょこっと歩くと登山道入り口。さてどんな道でしょうか。うーむ、やはり大山。階段が続きます。でも表参道からのルートよりはいいかな。
登り始めは暑くてシャツ一枚になりましたが、ダダっ広い見晴台に着く頃には粉雪が舞い始めました。天気予報では晴れるはずだったのに、なんということでしょう。
腹が減って歩けないという息子におにぎりを与えていたら、ただ事ではない寒さになってきました。こんなところでじっとしていては両手が凍傷になってしまいそうだったので早々に出発。
事前に神奈川県警の登山ルート情報をチェックしたところ、雷ノ峰尾根のクサリ場で滑落事故が多いとのこと。どんな難所かと構えて通りましたが、全然問題ありませんでした。ただ、やはり何しろ階段が多い。疲れた〜、歩けない〜、帰る〜と弱音ばかり吐く息子のために、頂上を待たずして途中で椅子を広げて再度のおにぎりタイム。見晴台と違って風が吹き抜けないため少しはマシとは言え、やはり寒い。
不動尻分岐を過ぎてしばらく登るとやっと山頂です。昨冬訪れたときと比べて人がずいぶん少ない気がします。やはり寒すぎなのでしょうか?持参のポットの湯でインスタント味噌汁を作って飲みます。でも残念ながらこの寒さでは焼け石に水(の反対)で、少しも体が温まりません。相模湾はなんとか見渡せたものの、富士山は見えず。ということでこちらも早々に撤退。
帰りは表参道で下社まで下りてから二重滝を経由して戻るルート。こちらはこちらで徹底してガレ場・石階段が続きます。そうそう、これが大山でした。悪くはないけれど、決して歩きやすくはない道です。
二重滝は残念ながらほぼ涸れていました。ただ、のろいの杉を過ぎてしばらく行って左に上ったところに巨大な杉が。こちらにはなんの曰くも書かれていませんでしたが、いったい樹齢何年なんでしょうか?
見晴台に戻り、日向に戻る途中で左に折れる分岐があります。つづら坂、と書いてあります。駐車場に掲示されていた地図によるとここを通ればショートカットで戻れるはず。というわけで進入してみましたが、急斜面をひたすら延々とジグザグに下りていきます。名前から推して知るべし、というところでしょう。
途中からは踏跡も不明瞭でもろく崩れやすい道が続き、迷ったのではないかといささか不安に。最終的には駐車場に戻れましたが、着いてみたら「危険箇所があるため関係者外立ち入り禁止」の標識が。だったら上の入り口にもそう書いておいてほしかったぞ。
とにかく寒い寒い一日でした。大山はワンシーズン一回登っておけば務めを果たした気がします。晴れていればまた違ったのだろうか?
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