天狗岳(起点:唐沢鉱泉|西天狗〜東天狗〜黒百合ヒュッテ)
- GPS
- 06:38
- 距離
- 8.7km
- 登り
- 906m
- 下り
- 905m
コースタイム
9:50第一展望台(2,416m)10:00
10:25第二展望台10:35
11:36西天狗岳(2,646m)11:50
12:03東天狗岳12:15
13:30黒百合ヒュッテ13:50
14:49唐沢鉱泉
天候 | 曇。風そこそこ、山頂気温-20℃くらい。黒百合ヒュッテ-12℃ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
1/15(日)朝食後、車で移動→「唐沢鉱泉」〜登山開始 下山後→車で帰京(中央道〜首都高ガラガラ) |
コース状況/ 危険箇所等 |
・雪は一部区間を除きそこそこ締まっている。前半はアイゼンなしで。 ・アイゼンでの岩稜歩きも注意しながら行けば問題なし。 ・西天狗手前辺りの樹林帯で完全にトレースがない部分があったのと、東天狗から黒百合ヒュッテに向かう下りの岩稜帯でもルートがかなりわかりにくいポイントがあった。 |
予約できる山小屋 |
黒百合ヒュッテ
|
写真
感想
先月Y先輩と久々のトレッキング@丹沢で、足腰の登坂力衰えに危機感を覚え「月イチ山行」を宣言するも1月もノープラン。そんなところにfacebookのクライミンググループ仲間が雪の天狗岳に日帰り山行へいくと聞いて、すかさず便乗させてもらいましたm( )m
私個人的には、厳冬期の2,500m超峰は初めて。八ヶ岳自体が四季を通じて初めて。6人という大所帯での山行も初めて。シューズもおろしたての新品(半年以上前に購入)。初めて尽くしだったので、そこそこ慎重に準備しました。
土曜夜発、車3台に分乗して中央道をとばし、深夜に「道の駅こぶちざわ」到着。ここでテン泊で、時間は遅かったですがプチ宴会。N先輩がやや暴走気味で面白かったですw そんなこんなで翌朝5時起きの計画だったのが寝る頃には6時に変更、しかし女子部(2名)は先に就寝していたので、知らずに1時間早起き&身支度。オジサングループは予定通り6時起き。
準備が整ったら車で移動。登山口となる唐沢鉱泉までのアプローチは、あくまで自己責任で(^^ 登山開始は8時過ぎ。我々が到着した時は2名のパーティがまさに出発するところでした。駐車されている台数からしても入山している人は少なそうだった。
序盤の登山道は雪がしまっていてアイゼン無しで歩ける程。傾斜がきつくなってもキックステップで問題なし。特に危険を感じたタイミングではなかったけど1時間半ほど歩いて、平らなところがあったのでそこで一同アイゼン装着。稜線に出て初めて展望が開けた時は思わず「おぉ〜」と。平野部は晴れているようだったが、どうも山間部は曇りがち。樹林帯を歩いていて時々日が差すことがあるが、最後まで雲は停滞したままでした。
西天狗岳山頂への最後の登り途中で、私の左アイゼンがパクっと外れてしまい。もしや部品欠損では?と焦りましたが、まったく無傷で回復可能でホっとしました。わかっちゃいたけど安物アイゼンはマズいな、と。それとバックアップで簡易アイゼンは持参すべきだったな、と反省。
高度を上げていくにつれて展望は益々悪くなり、西天狗山頂からはコレゾという眺望はありませんでした。むしろ登っている途中の方が良かったかも。手袋をとるのが手間なので、写真(携帯とデジカメ持参)は山頂からでいいや、と途中は殆ど撮影せず。で、山頂でいざ撮ろうと思ったら、低温のため電池がきかず携帯もデジカメも使えず。なのでここに載せた写真の殆どは仲間が撮ってくれたモノです。
西天狗のあと一度下り東天狗へ登り返し。先ほどよりも風が強まり、あまり長居せず下山開始。東天狗から黒百合ヒュッテまでの岩稜帯は、人っ子一人おらず無機質でグレー色の風景がたまらなく素敵でした。この下り区間が一番吹きっさらしで風を感じました。まぁ、でも諸先輩方によると北八でこの位は全然易しい方だ、と。
黒百合ヒュッテからアイゼンを外し、唐沢鉱泉までは樹林帯をひたすら下るだけ。l_avenirさんことチロちゃん、A先輩、N大先輩の3人がここから突然アクセルを踏み出しペースアップ。残り3人はマイペースで下山。
下山後は、車で移動して温泉「もみの湯」@500円で疲れを癒しました。
もみの湯食べたお焼き(野沢菜、ピリ辛ナス)が美味かったので、留守番の妻にお土産として買いました(2個で350円)。これは大好評でした(^^
去年夏までは単独行オンリーでしたが、こういう大所帯も山行前後の楽しみを含め、いいね!諸先輩方、ありがとうございました!
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ウェアは「ユニクロ・レイヤリング」とでも言いましょうか(笑)。
・首から上=ユニクロ・フリースネックウォーマー→mont-bellメリノウール・バラクバラ→JINSの眼鏡(フォトミックレンズ、サングラス代わり)→一般用のニット帽→SALEWAジャケットのフード
・上=ユニクロ半袖シルキードライメッシュ→ユニクロ・ヒートテック長袖タートルネック→ユニクロ・マイクロフリース長袖ジップアップ
アウターはSALEWAのジャケット(腋の下のベンチレーション開けっ放し。登りの中盤では脱いでいた)
・下=ユニクロ・シルキードライメッシュ・ブリーフ→ユニクロ・ヒートテックタイツ(ワッフル)→薄い膝サポーター(@100円)→二重生地スノボパンツ(ヤフオクで1,000円)
・手=ニッピンで買ったミズノの防寒手袋(インナーとアウターセット)。バックアップでウール1セット、mont-bellのオーバーグローブ1セット(結局使わず)
・足=5本指インナーソックス→厚手ウールソックス→スポルティバTrango S EVO GTX(赤)→SNOW LINE(韓国)ラチェット式10本刃アイゼン→ゴアテックス・スパッツ
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
上着には、さらにユニクロのウルトラライトダウンジャケットをインナーとして着る準備もしていましたが、まったく出番なし。むしろ登りの中盤はSALEWAのアウターを脱いでいました。
パンツはスノボパンツに大きめのベンチレーションがあって、殆どの時間帯は全開。
もし悪天候だった場合どこが一番キツくなりそうか?と考えながら行動しましたが、耳と足。ニット帽は完全に耳を覆うタイプが欲しい。あと足はスリーシーズン・シューズだと、強風、想定外の停滞などが発生した場合キツいかも、八ヶ岳では。
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