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Yamareco

記録ID: 162939
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ハイキング
奥武蔵

小殿〜西平山〜大遠見山〜藤棚山〜さわらびの湯

2012年01月15日(日) [日帰り]
 - 拍手
miketama その他1人
GPS
05:00
距離
9.9km
登り
827m
下り
808m

コースタイム

09:00小殿バス停→09:07登山口入り口→09:38電波アンテナ→09:57 592mピーク→10:24西平山→10:56大遠見山→11:43蕨山分岐→11:46藤棚山12:15→12:40大ヨケの頭→13:30金比羅神社跡→14:00さわらびの湯バス停
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2012年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
往き;09:28所沢駅発快速急行長瀞・三峰口行き→09:47飯能駅 08:00飯能駅国際興業バス名郷行き→08:50小殿バス停
帰り;14:18さわらびの湯バス停発飯能駅行き→
コース状況/
危険箇所等
・小殿バス停から名郷方面へ向かい、『小殿橋』を渡り、少し歩いた右側に墓地があり、そこが登山口です。
・墓地がいくつかあります。
 目立つ墓所の手前を左側に進んだ方が正解だったかもしれません。
 右下に小学校があり、墓地を左に見ながらリボンが見えたから進んでしまいました。行っていけないことはないですがヤブでした。
・途中、林道工事中です。
 横断して、土砂止めのような板に沿い上ります。
・大遠見山のあと、展望のある岩場を過ぎると急登があります。踏み跡のあるところを進むと谷方向へ進んでしまいます。早めに南側へ、尾根へ、尾根へと取り付かないと急斜面がどんどんひどくなり、大変なことになります。大変でした。
・危険箇所はありませんが、2万5千図必帯。情報収集、熊除け鈴も必要です。
・乾燥しきっていて、滑ります。
・トイレは小殿バス停、さわらびの湯。
 さわらびの湯は今月中は『延長料金なし!』と書いてありましたが、入りませんでしたのでさだかではありません。
・国際興業バスは1月16日時刻表改正しています。
小殿バス停。標高242,2m。
身支度整えたりしている間に次の名郷行きのバスがガラガラで通り過ぎて行きました。
快速に乗ったから08:00発バスは満員、立ちっぱなしでした。
2012年01月16日 20:29撮影 by  G'zOne TYPE-X, KDDI-CA
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小殿バス停。標高242,2m。
身支度整えたりしている間に次の名郷行きのバスがガラガラで通り過ぎて行きました。
快速に乗ったから08:00発バスは満員、立ちっぱなしでした。
『小殿橋』渡ります。
2012年01月16日 20:29撮影 by  G'zOne TYPE-X, KDDI-CA
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『小殿橋』渡ります。
左側に車の小売店があり、そこを過ぎて右側のここ、が登山口です。
何も書いてありません。
2012年01月16日 20:29撮影 by  G'zOne TYPE-X, KDDI-CA
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左側に車の小売店があり、そこを過ぎて右側のここ、が登山口です。
何も書いてありません。
小平地があり、アンテナが立っています。
2012年01月16日 20:29撮影 by  G'zOne TYPE-X, KDDI-CA
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小平地があり、アンテナが立っています。
592mピーク。
2012年01月16日 20:29撮影 by  G'zOne TYPE-X, KDDI-CA
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592mピーク。
倒木多し。
2012年01月16日 20:29撮影 by  G'zOne TYPE-X, KDDI-CA
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倒木多し。
突然明るくなる伐採地。
帰り道になった藤棚山から大ヨケの頭の方向です。
2012年01月16日 20:29撮影 by  G'zOne TYPE-X, KDDI-CA
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突然明るくなる伐採地。
帰り道になった藤棚山から大ヨケの頭の方向です。
風がない日。
2012年01月16日 20:29撮影 by  G'zOne TYPE-X, KDDI-CA
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風がない日。
突然岩場。
2012年01月16日 20:29撮影 by  G'zOne TYPE-X, KDDI-CA
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突然岩場。
引っ掻き傷。誰の?
2012年01月16日 20:29撮影 by  G'zOne TYPE-X, KDDI-CA
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引っ掻き傷。誰の?
西平山山頂732m。
2012年01月16日 20:29撮影 by  G'zOne TYPE-X, KDDI-CA
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西平山山頂732m。
下って上って大遠見山山頂。
733m。
2012年01月16日 20:29撮影 by  G'zOne TYPE-X, KDDI-CA
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下って上って大遠見山山頂。
733m。
蕨山とさわらびの湯をつなぐ分岐に出ました。
大遠見山、西平山、小殿バス停方面、の道標が落ちて落ち葉に埋もれていました。
2012年01月16日 20:29撮影 by  G'zOne TYPE-X, KDDI-CA
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蕨山とさわらびの湯をつなぐ分岐に出ました。
大遠見山、西平山、小殿バス停方面、の道標が落ちて落ち葉に埋もれていました。
蕨山は今日は混んでいるだろうから、ベンチ空いてないよ、と勝手に決めつけて行きませんでした。
2012年01月16日 20:29撮影 by  G'zOne TYPE-X, KDDI-CA
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蕨山は今日は混んでいるだろうから、ベンチ空いてないよ、と勝手に決めつけて行きませんでした。
で、すぐに藤棚山山頂920,2m。
2012年01月16日 20:29撮影 by  G'zOne TYPE-X, KDDI-CA
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で、すぐに藤棚山山頂920,2m。
天然キノコと揚げとネギとユズと七味と。
今日はがっつく前に写真撮りました。
2012年01月16日 20:29撮影 by  G'zOne TYPE-X, KDDI-CA
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天然キノコと揚げとネギとユズと七味と。
今日はがっつく前に写真撮りました。
蕎麦粒山を眺めながらソバを
「いただきま〜す」
熱い!ハフハフ。
2012年01月16日 20:29撮影 by  G'zOne TYPE-X, KDDI-CA
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蕎麦粒山を眺めながらソバを
「いただきま〜す」
熱い!ハフハフ。
三ツドッケ。
2012年01月16日 20:29撮影 by  G'zOne TYPE-X, KDDI-CA
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三ツドッケ。
同じ突き出た岩場から撮ったのですが、もっといい眺めなのですが、ね。
2012年01月16日 20:29撮影 by  G'zOne TYPE-X, KDDI-CA
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同じ突き出た岩場から撮ったのですが、もっといい眺めなのですが、ね。
蕨山をカットしたせいか、なんだかここまでが早かったです。
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蕨山をカットしたせいか、なんだかここまでが早かったです。
名栗湖が見えて来ました。
ここまで来ればもうすぐです。
2012年01月16日 20:29撮影 by  G'zOne TYPE-X, KDDI-CA
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名栗湖が見えて来ました。
ここまで来ればもうすぐです。
金比羅神社跡。
ここからさわらびの湯バス停までは30分くらいですね。
2012年01月16日 20:29撮影 by  G'zOne TYPE-X, KDDI-CA
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金比羅神社跡。
ここからさわらびの湯バス停までは30分くらいですね。
撮影機器:

感想

初登り。

腰痛と四十肩と二日酔い、三重苦の同行者が選んだコースは西平山。

ドコソコ?

蕨山へ通じる尾根道で、山と高原地図には記載されていました。
ポツン、と。

小殿バス停で十何人かの70代グループと一緒に下車します。
準備体操をしている皆さんの行き先は竹寺でしょうか。

蕨山へのこのコース、橋を渡って小学校への道を見送って細くなってきたら石垣のある墓地を入ります。
これさえ間違えなければ静かな山歩きは約束されたも同然、
というわけにはやはりいきません。

誰ともお会いしない、鳥が飛び立つ音にもドキッとする位静かなことは確かです。

ただ

今まで登ったお山の中でこんなに見たことはありません。

そこかしこに。
やたらと。
大量に。





こんな場所でいったいどうやったら出来るんだ、と同行者が首をひねる、というような急斜面の岩場にコロコロあるし、三歩歩けばモコッとあるし、だって動物って決まった場所に集まって同じ所でするわけじゃないでしょうに五頭位いっぺんに集合して「せーの」で脱糞したとしか考えられないフンの山もあるし。
「あっ、これ、食べたもの未消化のまんま出てる!」
…そんなこと教えてくれなくていーから。

動物が多いのでしょう、この日はやたら発砲の音が聞こえます。
歩き出して30分程でダウンを脱いだ同行者は黒尽くめ。
まさかね、大丈夫だとは思いますが。
獣と間違えられて標的にされるんじゃないかとの心配も重なり、ちっとも静かな山歩き、ではありませんね。
日曜日とあって、竹寺の鐘の音もゴンゴン流れて来ます。

地図にはない道ですが歩きやすく、アップダウンも激しいわけではなく、蕨山からはどのコースで下りよう、鳥首峠から浦山大日堂に行ってみようか、などと言っていたのですが、

『最後の急登』

地図上の等高線間隔は広いのに実際は長い広い急勾配で、登るにも足を横向きにして進まなければならなくて、土が乾いているものですから足元から崩れていき、どうにも進めず立ち往生してしまい、おまけに取り付き方が悪かったせいか斜め方向の尾根道に行かなきゃいけないのに進めない。
そうも言ってられないので、手が届く木に掴まる。

バキッ。

2mはあるだろう木も立ち枯れていました。

ピンク色のテープがずいぶん向こうに見えます。

砂山を登っているようにずるっ、ずるっ、となりながら次はあの木、次はその木、木と木の間は指を斜面に立てて移動してなんとか這い上がりました。

上がったところは右へ行けば蕨山、左へ行けば藤棚山。穏やかな肩です。

「どうする?」
どうもこうもない、安心したらお腹もすいたし、確か藤棚山にはベンチがあったはず、迷いもせずに蕨山はやめてさわらびの湯へ下りることに即決。

あっというまに藤棚山に着いて、何事もなかったように
「風がなくてよかったね〜」
とか言ってお昼ごはんを食べて、りんごを食べる。
蕨山から3人の山ガと彼女達を引率した男性1名が下りて来ました。

下りでは途中で男性4名グループ、わんちゃんを連れた女性にお会いしただけで、滑って転びそうになるのをなんとか堪えながらバス停前の墓地に到着。
前回来たときは上りが恋しくなるほどの長い下りでしたが、蕨山〜藤棚山をカットした下山は、これはこれでまた面白いようにずんずん下りられました。
ある地点から、いきなりポカポカに暖かくなり始め下界が近いことを知ります。

バスもちょうどいい頃合に来ます。
名栗名物こんにゃくの味付けしたものまで買える余裕、ぱくっと味見出来る程度の待ち時間。

ウ〜ン、今年は幸先のいいスタートを切ったんじゃないかい?


この、激登りコース。
また行ってもいいかも。
でも、まだ行きたいところいっぱいあるし。
去年、川苔山行ってないんだよ、好きなんだけどあの岩ゴロゴロが苦手なんだよね〜、でもハードな山はやめとこうねー、
と、見ると同行者はもう眠っている。
わたしが一人で喋っている。
お約束ごとみたい。

22772歩。

奥多摩三大急登とはまた違う、急登でした。










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