雪の白山


- GPS
- 06:30
- 距離
- 15.6km
- 登り
- 1,727m
- 下り
- 1,739m
コースタイム
- 山行
- 5:31
- 休憩
- 0:59
- 合計
- 6:30
天候 | 曇のち吹雪 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
11/1にて別当出合吊橋の底板撤去の告知あり |
写真
感想
最近山に行く度にどこかしら怪我をしてしまうことが多い、1週間前の北方稜線では白萩川で濡れた岩に滑って右膝をもろに岩に強打してしまい、帰宅後右膝が腫れて階段歩きも辛かった。ようやく腫れも引いてきたので今日は白山へリハビリ山行に出かけた。今日は2000m以上では雪予想で午後から晴れるということで午後出発の予定でいたが悲しい性で深夜2時半に目が覚めてしまった。二度寝ができそうもなかったので仕方なくやんわり起きて湯を沸かして出かけることにした。
午前5時前に別当出合を出発。届けを出して膝の調子を見ながら歩き出す。吊橋の板は11/1に撤去すると書いてあった。雨雲レーダーではしばらくは雨はふらない模様、寒い朝だが石畳を登るとポカポカしてきた。別当覗辺りから雪が出てきた。久しぶりの感触で嬉しい、甚之助小屋まで来ると登山道も雪をかぶっていた。小屋に入ってしばし休憩、もうライトを外す。
ここから先は岩が凍っていて更に雪が乗るからメチャ滑るのでかなり慎重に歩く、リハビリ山行でまた怪我をするとシャレにならない。黒ボコの上りもツルツルだった。弥陀ヶ原まで来ると雪で一面真っ白で視界も無くなった。室堂センターは完全閉鎖でもう中にも入れず建物の軒下で休憩して最終アタック態勢である。
室堂から上は厳しい風雪になりノーズガード付きのサングラスも凍って地獄二丁目だった。重登山靴で来て良かった。足と手はポカポカだった。風の方向に顔を向けられないから横向きで歩いた。山頂までが長かった。下界は金沢マラソンだが白山は地獄登山だった。室堂から上も凍った岩と雪で難儀しまくりだったがようやく山頂が見えた。
すぐに奥社でお参りして山頂を踏んでピンポンダッシュで地獄から逃れよう。凍った登山道はかなり慎重に降りたので時間はかかった。下山中に7名くらいの登山者とすれ違ったが軽装の人もいて地獄のピークに何人到達できるだろうかと少し心配した。
甚之助まで下るとようやくツルツルから開放され安堵した。今日は絶対転けないで下山しよう。中飯場から下では紅葉も楽しめた。別当出合では雨に変わり引き返す登山者もチラホラ、久しぶりに厳しい冬山の洗礼を受けて身も心も引き締まった。右膝も最後までもってくれてこの調子ならシーズンに間に合うだろうと安堵した。
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