摩耶山(新神戸〜市ヶ原〜掬星台)空っぽの五本松堰堤の裏を見る【兵庫県、六甲山】、父と最後の山行き
![情報量の目安: B](https://yamareco.info/themes/bootstrap3/img/detail_level_B2.png)
![都道府県](/modules/yamainfo/images/icon_japan_white.png)
- GPS
- 03:27
- 距離
- 6.4km
- 登り
- 739m
- 下り
- 116m
コースタイム
新神戸駅 10:03 - 布引雄滝 10:18 - 布引貯水池(五本松堰堤) 10:45 - 紅葉茶屋 11:02 - 櫻茶屋(市ヶ原) 11:08/13 - ハーブ園分岐 11:44 - 学校林道 12:08/昼/27 - 摩耶山 13:20/25 - 掬星台 13:30
●行動時間 3:27
天候 | 曇り、小雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2003年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
(自宅) =<バス>= (新神戸) – 摩耶山 - (掬星台) =<バス>= (自宅) ●登山口へのアクセス ○新神戸) ・新幹線「新神戸駅」は、市ヶ原方面への入口となっており、まさに登山口である ・神戸の中心「三宮」(あるいは「三ノ宮」)から地下鉄一駅。歩いても20分要しないくらい ○掬星台(=きくせいだい)) ・摩耶山山頂部に位置する展望台。神戸“100万ドルの夜景”の展望台としても有名 ・バスとケーブルカーとロープウェーを乗り継いで来ることも可能 ・阪急六甲と直結するバス便は春〜秋の土日祝のみの運行、通常は山上周遊バスが六甲ケーブル山上駅との間を結んでいる |
コース状況/ 危険箇所等 |
●コース状況 ・新神戸から布引滝までは観光ルート。市ヶ原からは六甲全山縦走路。分岐の多い道筋だが、案内も充実しており、不明はない ・その割には、昔の「摩耶山」山頂は不明瞭。現在では立て看板による標示もあるようだが ●買う、食べる ・新神戸、途中の茶屋、摩耶山と、お茶やお菓子の購入は可能 ・本格的に飲食するならば、新神戸または阪急六甲等に下山の後。または六甲山頂側に行けばいくつもある ●日帰り温泉 ・六甲北側に降りれば有馬温泉がある ・街中でもあるので多数あり、紹介するまでもないかと |
写真
感想
父と摩耶山へ。こちらも九州に単身赴任中の身であり、山道具は一式九州に持って行っている。道具不十分なこともあるので、経験ある見やすいコースを選択。
市バスで新神戸駅へ。新幹線駅裏がこんなにも自然豊かなところはここくらいであろう。そもそも上りホームから背後に目をやると、眼下にはせせらぎが見える。風光明媚だけならば新岩国駅もたいしたものだが、ここは山ハイキングコースの入口にもなっている。
駅下をくぐり、案内に従い生田川を遡る。まだこの辺りは観光遊歩道なので、舗装もされて歩きやすい。石段も登って進むと突然雄滝が現れる。
布引雄滝、これも百名瀑。天女が薄衣を広げたような優雅な滝。一頻り眺めた後、上流へ。ここからは山へ入ろうとする人ばかりの道となる。まずは狭い木段を上り滝の上部と同様の高さへ。車道と並行するハイキング道を上流に向けて進む。途中で川を渡り左岸を行くようになり、やがて、五本松堰堤の大きな躯体が現れる。
ちょうど浚渫工事中で、貯水池の水が全て抜き取られていた。表面ばかりではなく、普段は全く見ることのできない五本松堰堤の裏側も見えることができた。
このあと紅葉茶屋で車道と合流し、櫻茶屋で縦走路とも合流。ここで一服の後、天狗道に入る。
天狗道は、風化花崗岩の露出した急な登り坂が続く。途中ハーブ園への道を分け、学校林道との合流点で昼食。持ってきたおにぎり等で簡単に済ます。この辺りから天候が怪しげに。
昼も早々に、雨より先に登り切ることを目指すも残念ながら小雨。雨になると滑りやすい天狗道を進み、摩耶山山頂部へ。電波塔を越え、ようやく山頂部にさしかかるも、毎度の通り“山頂”を見つけることができない。一応、三等三角点もあるので、そこが山頂であろうと思っている。父もそこに案内するが、雨が降っていることもあるので、大して関心を惹くこともなく出発。程なく菊星台。残念ながら眺望も利かない。もっとも、ここへは以前にも登ってきているのでいいのだが。
しかし、当初の予定では六甲ケーブルまで行くつもりだったが断念せざるを得ないと思った。
これが父と最後の山行きとなった。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する