大井川 東河内 青薙山(殺生尾根〜小笹平から)史上最恐&ハードルート
- GPS
- 12:37
- 距離
- 22.3km
- 登り
- 2,568m
- 下り
- 2,544m
コースタイム
- 山行
- 11:54
- 休憩
- 0:43
- 合計
- 12:37
沿面距離 23.8km
記録時間 12:37:26
最低高度 789m
最高高度 2,422m
累計高度(+) 3,015m
累計高度(-) 3,033m
平均速度 1.9km/h
最高速度 10km/h
消費カロリー 4329kcal
天候 | くもり時々雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年11月の天気図 |
アクセス |
写真
感想
東河内2日目。
今日のコースは、小笹平までは昨日と同じルート。連日の厳しいルートに加え、青薙山手前の近年崩れたというところがある。
行ってみて通過の状況判断ということでザイル、ハーネスなどを装備する。
出発するときに雨がパラパラ。天気は良いと思っていたのに・・・
しかし雨のせいか、林道はカツラのいい香りがたち込め、歩きながらいい気分。
渡渉は昨日よりもスムーズに突破できたが、2日目で疲れのせいか、小笹平までのペースは落ちていた。
いよいよ崩れの核心部に到着すると、ハーネスなど装備を装着。
天気はいっこうに良くならず、寒い。
1か所目は岩をよじ登るように突破。こちらは手がかりがある。
問題はそのあと。左右切れ落ち、その先も手がかりが全くない。
またがってみても、その次の手も足も出ない。
引き返しかとも思ったが、上からビレイしてもらい、突破する選択肢となった。
登りでかいた汗が冷え、霧雨も降って、厳しい状況。
他の人が通過するのを待ちながら、持っていた着替え類を総動員して変えて対策する。
それでも震えがきた。
自分の順番となり、まずはまたがって、次の手がわからないので、上から指示してもらい、どうにか、こうにか
しがみついて通過することができた。
自分の登山史上最高に怖い思いをした。
その後も急登だったけれど、放心状態で歩いた。
青薙山の山頂、うれしかった。
水筒のお湯、お昼ごはんで温まる。
無岳山へ縦走して、急な尾根を下って、また林道。
下りながら、紅葉はきれいだった。
明るいうちに林道に下りれたが、まもなく日が落ちて、ヘッドライトで残りを歩いた。
2日間、精一杯、力を出し切った。出し切らなければできなかった厳しい山行だった。
大自然のまっただ中から、翌日、ふつうに日常が始まって流れていくのが、へんな感じがする。
とにかく無事に行ってこられて良かった。ほとんど、サポートしてもらったおかげです。
2日間で、青笹山、青薙山の稜線、無岳山の稜線をつなげることができた。
全てに感謝としかいえない。ありがとうございました。
二日連続の東河内から小笹平。
今日はSJさんも参加して青薙から無岳に行きます。
朝少し早く出発したが昨日の疲れがあり小笹平には30分余分にかかる。
笹と急登を一時間で今日の核心部の青薙崩れになる。
ザイルを出してSJさんに行ってもらう。20メートル程行った所のブッシュでビレイして、その先が核心部分だった。
私はビレイしていたのでわからなかったが、
両側切れ落ちてぼろぼろで三メートル程跨いでいかなければいけないやばい所でした。
ザイルを固定してもらい私が行き,
ひとりづつザイルで確保して登りました。
SJさんトップでよく行きました。
みんなもよくわたりました。
そこからも急登が続き稲又の分岐に着いたらホッとしました。
青薙からムタケはルートを間違えたら引き返すのが大変だから慎重に行きました。
以前は地図と磁石と高度計で歩いて140歩で100mとか、常に現在地を確認しながら歩いていたのが最近はGPSがあるので現在地の確認が確実・かんたんになりました。
しかし以前のほうが地図読みはおぼえたかな。
いまは年をとったから安全のためジオグラフィカを使っています。
青薙からムタケ。ムタケからムタケ吊橋は現在地の確認をしながら歩きました。
昨日もせいいっぱい歩き。今日もせいいっぱい歩き充実した二日間でした。
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