天王山〜十方山〜若山
- GPS
- 07:10
- 距離
- 19.6km
- 登り
- 833m
- 下り
- 835m
コースタイム
- 山行
- 5:54
- 休憩
- 1:16
- 合計
- 7:10
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
■山崎駅〜天王山〜十方山 山崎駅から椎尾神社までは一般道です。 椎尾神社の横から入山し、谷ルートを進みます。 分岐がいくつかありますが、標識があるので、ほぼ問題ないはず。 尾根ルートと合流し、右へ進みます。 縦走路に合流して、南西方向へ進み、天王山山頂へ。 山頂から引き返して来て、小倉神社分岐の少し手前から十方山方面へ。 10分ほどで十方山山頂へ至ります。 椎尾神社から十方山までに関しては、台風による倒木が多い区間もあるけれど、ほぼ処理をされており、通行への影響は小さいでしょう。 ■十方山〜若山神社 十方山山頂から登山口までの区間は倒木が多数で、処理はされておらず、かなり荒れたままでした。 目印のピンクのリボンがあり、進行方向は分かるようになっているので、悪路に慣れていれば、多少の困難はあるものの、通行は可能でしょうか。 そうでない場合、危険を伴う可能性がありそうなので、通行は避けておきましょう。 縦走路からのピストンが安全、安心です。 登山口から少し進むと、近くに水無瀬の滝があり、寄ってみるのも良いでしょう。 若山神社の参道までは舗装路を歩きます。 ■若山神社〜若山〜金竜寺跡〜磐手橋バス停〜高槻駅 若山神社の境内に太閤道への入口があり、ここから入山。 ジグザグ道を登ると傾斜は緩み、少し先からはゴルフ場沿いを主に進みます。 少し滑りやすそうな区間があり、特に逆方向で進む場合には気を付けたいですね。 四ツ辻でゴルフ場から離れ、林道を進みます。 基本的に標識が豊富なので、それに沿って進めば、ほぼ問題はありませんが、関電の巡視路などを含めて分岐が多く、進行方向の把握をきちんとしておきましょう。 若山の山頂は植林帯にあり、ピーク感はほとんどなし。 その後も分岐には標識があるはずで、それに従って進むと、金竜寺跡へ至ります。 かつての参道をしばらく進み、林道を経て、少し歩くと磐手橋バス停があります。 バス停から高槻駅までは30分程度なので、バスに乗らずに歩くのも可能でしょう。 倒木については、若山の少し先まではほぼ完全に処理されており、特に問題なし。 金竜寺の辺りからは未処理の木が多くなり、歩きにくく感じる人もいるかも知れません。 慣れている人なら、別に問題ないでしょう。 倒木の状況は時の経過と共に変化すると思われます。 基本的には良い方向へ変化すると思われるけど、そうでない場合もあるかも知れません。 不安だと思えば、無理せずに引き返しましょう。 12月9日追記。 12月1日と8日に十方山の状況を確認しましたが、倒木の処理はある程度まで済んでおり、通行が困難な箇所はなさそうです。 とは言え、太い木は処理されておらず、跨いだり、くぐったりする必要はあります。 |
写真
感想
前回の山行で大きなミスを犯し、当日中に下山できなくなるという事態になりました。
反省点はいくつもあり、一から出直す必要性を感じました。
当面は難易度が低めのルートを主に歩き、課題を念頭に置いて行動するようにし、技量の改善を図ろうという感じ。
意図通りに進められるかどうかは不透明ながら、自分の頭で考えて、試行錯誤しつつで良いので、ステップアップできるようにしたいのです。
当初は六甲山系の歩いていない辺りをと思っていたけど、地元の山から再出発の方が良いかなと思い直し、なじみの山域へ。
9月初旬の台風による被害状況も気になっていたし、実際に自分の目で確かめておきたかったのです。
山崎駅からスタートし、まずは山崎聖天へ紅葉の具合を見に行ってみます。
その直前に天王山の登山口があるのだけど、こちらは通行止め。
残念ながら、山崎聖天では紅葉は見られず、参拝だけしておきます。
お寺の裏の門は開かれており、登山道には通じているのだけど、こちらから登る予定ではなく、山崎駅へ引き返します。
いつもの通り歩き、サントリー山崎蒸留所を両側に見て進むと、椎尾神社に到着です。
お詣りをして、谷ルートへ進みます。
新たに整備されたらしい道が気になるものの、いつものルートへ。
倒木は所々にあるけど、きちんと処理されており、通行への影響はなし。
しばらく歩くと、お二人が登山道の整備をされており、挨拶とお礼の一言をかけさせてもらいます。
すぐに尾根ルートに合流し、この先は倒木が多くなるけど、処理済みで普通に通行可能です。
木々が倒れたせいで妙に明るくなっており、これからどう変化するのか気になります。
縦走路に合流し、天王山方面へ。
いくつか倒木はあるものの、処理が進められており、通行しやすくなっています。
天王山山頂に到着し、早くも空腹なので、軽く食事にします。
来た道を引き返し、小倉神社分岐の少しだけ手前から十方山方面へ。
倒木はあるけれど、ほぼ処理されており、特に苦労せずに十方山山頂に到着です。
ピークハンターさんのプレートは強風に飛ばされてしまう事なく、以前のままです。
山頂から少し歩くと、バリルートとの分岐があり、今回は通常ルートへ。
この辺りから倒木が多くなり、全く処理されていなさそう。
かなりの荒れ具合で、登山道がはっきりと確認できないぐらいになっています。
しかし、目印のピンクのリボンがあり、どうやら台風後に付けられたっぽく、これを辿ると何とかなりそうと判断し、下って行きます。
植林ではなく、雑木の森林がここまで被害を受けるのかという感じで、風の威力がいかに強かったのかというのを改めて思い知らされます。
それに加えて、土壌的に深く根を張りにくいのかなとも推察。
それなりに苦労しつつ進み、何とか登山口に到着です。
近くにある水無瀬の滝に久しぶりに寄り道します。
舗装路をしばらく歩いた後、参道を登り、若山神社に到着です。
七五三のお祝いのために来られているらしき家族連れの姿もあり、一週間前は例の件で参加できなかったのが思い出されます。
お詣り後にトイレへ向かい、第2ラウンドへの準備は完了。
太閤道の入口から入山です。
ジグザグ道を登って行くと傾斜は緩み、一帯にはツブラジイの森が広がっており、独特な雰囲気を感じます。
写真42の地点からはゴルフ場に沿うような道を通ります。
滑りやすそうな所もあるけど、こちら向きに進むとあまり気にならず、四ツ辻に到着です。
ここからは林道歩きとなり、見所は三川合流地点が良く見える箇所ぐらい?
林道を離れ、少し進んだ辺りでスミレを発見。
ここに至るまでの天王山と十方山でも見ており、この日に登頂した全ての山で見た事になり、嬉しいような、ちょっと心配のような。
関電の巡視路を含め、分岐が多くややこしいのだけど、何度か歩いているので、記憶に従って一般のルートを進みます。
倒木はあったとしても処理されており、全く問題なく、そのまま若山山頂に到着です。
普通ならピークハンターさんのプレートがあるような条件のピークではないのだけど、なぜかここにあり、いつものように撮影。
取り付けられている枝が風前の灯のようになっていて、心配ですね。
山頂から少し進んで、左折。
好展望の場所があり、『北摂一番見晴所』と呼ばれているよう。
しかし、木々が成長して来ており、以前ほどの展望ではなく、もう一番ではなさそう。
ここで昼食にしますが、湯切りのいらないカップ焼きそばがひっくり返ってしまうというハプニングに見舞われ、温かい食事はお預けに。
次元が違うけど、今回もトホホな展開です。
食事を終えると、下山するのみです。
金竜寺跡の手前ぐらいからだったか、倒木は未処理のままのが多くなります。
金竜寺跡の紅葉はまだ色付き始めの木がある程度で、見頃はまだ先のよう。
その後はそれなりに荒れているけど、困難を伴うほどではなく、普通に対処します。
年配の女性ペアに追いつき、少しお話し。
こちら側から登って行ったけど、倒木が多くて、引き返して来られたそう。
やはり不安だと感じたら、無理せずに引き返すのが正解でしょうね。
僕にもできるかな?
登山口ははっきりしないので、気が付くと林道を歩いており、すぐに一般道へ。
磐手橋バス停に到着し、バスに乗るのも選択肢に入れていたけど、特に疲れもないのでそのまま進み、高槻駅にてゴールです。
出直しの山歩きだったのだけど、実際に歩き始めると、そういう意識は薄れてしまい、なじみの山域でもあり、のんびりと余裕を持って歩いたという感じでしょうか。
台風の影響を実際に確かめるのも目的でしたが、大半の区間では倒木などは処理されて歩きやすくなっており、深く感謝したいですね。
ただし、十方山からの下山ルートに関しては、予想していた通りかそれ以上に荒れており、惨状を見ていると気分が沈んでしまいました。
何か自分にできる事はないか、そういう思いを抱かされました。
京都周辺の山は程度に大きな差はあるものの、台風の被害が見られ、今後の山歩きへもたらす影響は想像以上に長期的なものになるのかも知れませんね。
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