大峰山☆キラキラの霧氷稜線(論所ノ尾〜八経ヶ岳〜釈迦ヶ岳〜前鬼口)
- GPS
- 10:45
- 距離
- 30.0km
- 登り
- 1,887m
- 下り
- 2,666m
コースタイム
- 山行
- 9:57
- 休憩
- 0:44
- 合計
- 10:41
天候 | ウルトラ快晴!! |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
名阪国道・針ICより75キロ・所要時間1:30ほど。 《駐車場》 行者還トンネル東口には駐車場がないため、道路脇の駐車スペースに停めました。 (R169から上がってくると道路脇にぽつぽつある) 《コンビニ》 亀山市方面からのアクセスですと、ローソン大宇陀かぎろひ店が最終コンビニです。 《車の回収》 当初は前鬼口15:22発のバスに乗り、天ヶ瀬から徒歩で車の回収を行う予定でした(めちゃくちゃしんどそうだけど)。 今回はD-chanメンバーが八経ヶ岳ピストンに変更になったため、前鬼口まで迎えに来てもらいました。 こちらの村にはタクシーがないようなのでマイカー縦走はなかなか難し目ですが、和佐又ヒュッテに前泊するプランだと無理なく楽しく歩けそうに思います。 ※当初歩く予定だった山行プラン 和佐又ヒュッテ〜大普賢岳〜弥山泊〜八経ヶ岳〜釈迦ヶ岳〜前鬼口(1泊2日) https://www.yamareco.com/modules/yr_plan/detail-680861.html |
コース状況/ 危険箇所等 |
《道の状況》 【全体的に・・】 際立った危険箇所はなく、ルートも比較的分かりやすく道迷いの心配はないかと思われます。 この時期既に降雪や霜がおりている場所が多々あったので、チェーンスパイクなどの滑り止めがあった方が楽だし安全です。 また笹藪などを通過する箇所もあるので要ゲーター。 【行者還トンネル東口〜論所ノ尾〜一の垰】 山と高原地図ですと破線ルートになっておりますが、踏み跡もしっかりしており特に問題ないかと思われます。 トンネル東口から尾根にのるまでは林道チックな道を歩きますが、一部崩壊している箇所もあり。 しばらく歩くと右側に尾根への入口があるので見逃さないように。 途中、一の垰までは巻き道に行かず尾根通しで歩くのがオススメです。 【一の垰〜弥山〜八経ヶ岳】 一の垰から先、トンネル西口からのルートと合流しますが、そこから八経ヶ岳までは階段などしっかり整備されているので問題なし。 【八経ヶ岳〜釈迦ヶ岳〜太古の辻】 地味なアップダウンを繰り返すルートですが、思ったよりも緩やかな感じがしました。 ただし一部鎖やロープの付いた急な岩場の通過もありますので慎重に。 また、気付いたら何回か正規のルートを外しているケースがあったので、おかしいと思ったら要ルート確認。 明星ヶ岳、仏生ヶ岳、孔雀岳はピークを巻く感じなので、山頂を踏みたい方は要注意。 尚、釈迦ヶ岳周辺の笹藪は今年は刈り払いされていないようで、足元がかなりブラインドゆえ転倒注意。 【太古の辻〜小仲坊〜前鬼口】 比較的足元が整備されており、思ったよりも歩きやすかったです。 ただし、あとは下るだけと思いきや沢筋を通過する箇所が数回あるため、序盤は地味なアップダウンあり。 小仲坊から前鬼口までは、泣く子も黙る約8キロの林道歩き。 |
その他周辺情報 | 《温泉》 ○上北山温泉 薬師湯 日帰り入浴 500円 営業時間 11:00〜21:00(4月〜11月の土日祝) アルカリ性単純温泉 http://vill.kamikitayama.nara.jp/kanko/tomaru/onsen/ 《食事》 ○道の駅 吉野路上北山 http://www.kkr.mlit.go.jp/road/michi_no_eki/contents/nara/yoshinojikamikitayama.html ○ゐざさ寿司本店 http://www.izasa.co.jp/shop/honten.html |
写真
感想
未踏峰が残りあとわずかになってきた日本百名山。
決して残ってしまったんじゃない!
残しておいたんだよ、大峰山。
これまで8年間山を歩いているにもかかわらず、縁の薄い関西エリア。
歩きたいと思った時に歩けば良いというのが百名山に関しての私のスタンスではありますが、あれ!?歩く時がいっこうに来ないぞ(^-^;
このままでは一生歩けないと思い(笑)、好天が予想された先週末ついにお邪魔してきました。
大峰山には大峯奥駆道という約60キロに渡る縦走路(修験道)がありますが、序盤に鎮座する山上ヶ岳が女人禁制の山。
夫婦で山を歩いている我が家は、残念ながら踏破することが出来ない。
その土地の歴史や文化を認めつつも、これだけ男女均等の世の中、そして山というものが信仰の対象からレジャーとしても広がりを見せている現状を考えると、どうなんだろうなあというのが私見ではあります。
奥駆道を踏破してみたい女性の方だってたくさんいるでしょうし、もしもこの縛りがなければ我が家ももっと早く大峰山に訪れていたかもしれません。
まあウダウダ言っても歩けないものは歩けないので、ならばせめて大峰山脈の核心部だけでも歩こうと思い、和佐又ヒュッテに前泊して大普賢岳〜八経ヶ岳〜釈迦ヶ岳を縦走する計画に。
が!出発直前になって、相方がいわゆるノーモアーテン泊状態になってしまい、今回の計画はばっちりお流れ。
思い出してごらん、皇海山だって朝日岳だって出発前日はあれほど嫌がってたけど、終わってみればめちゃくちゃ楽しかったでしょ(^-^;
・・と言いたいところですけど、ダメなものはダメということでして、紆余曲折を経て今回の山行となりました。
これまでいろいろな意味で遠かった大峰山でしたが歩いた感想としては、あれ!?意外と私好みじゃん。
奥秩父を彷彿とさせる山深さ、適度なアップダウンのなだらかな稜線、それと思ったよりも開けた稜線の展望などなど、また再訪してみたいと思わせるものが多々ありました。
天気優先でふだん歩く時期やタイミングはあまり重視していないのですが、あれほど綺麗な霧氷を見たのは久しぶり。
快晴無風のナイスコンディションと相まって、大峰山で過ごしたスペシャルな時間、とりわけ辺り一面紅く染まったあの時間は生涯忘れることはないと思います。
八経ヶ岳へ向かう途中に見えた大普賢岳は、やっぱり歩いてみたいと思わせるような魅力的な山容。
だから今回の大峰山もばっちり下見の旅になってしまいましたが、次回歩いた際はこれより記憶に残る山に出会えるのかなあという杞憂に浸りながら、大台ヶ原へと向かいます。
○前日に歩いた倶留尊山の山行記録
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1661878.html
○翌日に歩いた大台ヶ原の山行記録
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1662478.html
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