ちょっぴり重いデザート 蓼科山

2018年12月01日(土) [日帰り]

• GPS: 04:42
• 距離: 7.5km
• 登り: 814m
• 下り: 822m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:37
• 休憩: 0:40
• 合計: 5:17

距離 7.5km 登り 843m 下り 842m

7:20 女ノ神茶屋・蓼科山登山口
8:24 8:27 標高2110m標識
8:43 幸徳平
10:04 蓼科山
10:07 10:08 蓼科山頂ヒュッテ
10:12 蓼科山
10:15 10:46 蓼科山頂ヒュッテ
10:48 10:50 蓼科山
11:36 幸徳平
11:47 11:49 標高2110m標識
12:33 12:35 女ノ神茶屋・蓼科山登山口
12:37 ゴール地点

天候

女乃神登山口は曇り、山頂は暴風＋ガス

アクセス

利用交通機関：

自家用車

女乃神登山口（すずらん峠）駐車場利用

コース状況／危険箇所等

所々に雪あり。アイゼン等は使いませんでした。

その他周辺情報

ノマの森（ペンション）

写真

12/1 15:13

蓼科山が呼んでいる〜笑。

12/1 7:14

メインディッシュの天狗に飽き足らず、デザートに蓼科山を。

12/1 7:17

女乃神先生、今日もよろしくお願いします。

12/1 7:37

去年６月、初めての登山がここで、いきなり虫地獄の洗礼を浴びました。笹の中からおびただしい数の虫が飛び出してきて襲ってきます。刺すような虫はいなかったのかも知れませんが、顔をタオルで隠して必死に逃げました。

12/1 7:45

ロケットスタートがたたり、哀れな初心者はここで既になけなしの体力の大半を消耗して、この後待ち構える急登と岩の連続になすすべなく、ノーガードの滅多打ちにされるのでした笑。

12/1 7:53

雪が出てきました。

12/1 7:55

と思ったら夏道。

12/1 8:22

天気悪い方に変わりつつあるようです。

12/1 8:22

眺望ゼロ。

12/1 8:39

序盤の急登を乗り越え、幸徳平のあたりから雪が一段と多くなりました。

12/1 8:43

ノーアイゼンで問題なしです。

12/1 8:48

中盤戦突入。

12/1 9:20

樹氷がつき始めました。上空では風が唸っています。

12/1 9:27

終盤の立ち枯れゾーンへ突入です。

12/1 9:40

森林限界超えたあたり。あの予報からしたら、まあこうなるだろうね。やっぱり暴風でした。ここからはゆる登山とは言えなくなりそうですが、バラクラバを付けて前進！

12/1 9:40

完全雲の中で、眺望なし。直登突き当たりのこの辺が一番風強かったです。でも今年１月に比べたら楽勝です。数年に一度の大寒波で、確か菅平が日本最低気温の日だったなあ。

12/1 9:52

吹っ飛ばされて雪ないので、滑り止め不要です。ただし強風に自分がふっとばされないように気をつけます。

12/1 9:59

黄色いマーキングは助かりますね。南側へ回り込むと若干風が弱まりました。

12/1 10:00

小エビ。

12/1 10:05

ヒュッテに着きました。まだ全然埋もれていません。

12/1 10:10

山頂はそれなりの強風でした。カメラが煽られ写真撮るのも一苦労。

12/1 10:10

かろうじて山頂の縁が見えます。

12/1 10:15

腹減ったので、少し早いけどメシにしよう。ヒュッテはロープが張ってあって入れないので、風除けの岩を探します。

12/1 10:15

この先に大きめの岩がありそう。

12/1 10:15

こっちは無さそうだな。

12/1 10:25

よしよしこれにしよう。

12/1 10:24

岩に隠れてラーメン食べます。若干固めですが、バリうまでした。

12/1 10:36

食後のコーヒーも笑。

12/1 10:39

腹膨れたので、帰りましょう。

12/1 10:55

相変わらずの暴風。

12/1 11:03

雪積もると尻セードで一瞬ですが、今は一歩一歩頑張って下ります。

12/1 11:46

今日初めて眺望が開けました。

12/1 12:31

デザート完食！

12/1 12:33

女乃神茶屋。一度入ろうとずっと思っているのですが、未だ営業しているところを見たことがありません笑。

12/1 12:34

冬山の厳しさの片鱗を思い出させてくれました。ありがとう、蓼科山。

撮影機器：

E-M5 OLYMPUS IMAGING CORP.

感想

yamazazen

天狗岳での冬支度が終わり、いつものペンションでゆっくりしていると、このまま帰るのは惜しくなりました。メインディッシュだけではもの足らず、デザートが欲しくなったような感じです。しかも誰かに呼ばれた気がしました。

外に出て見上げると蓼科山が呼んでいました笑。私にとって蓼科山の女乃神ルートは「美しく優しいけれど、とても厳しい幼稚園の先生」のような存在です。初めての本格登山も、２度目の冬山で厳冬期の厳しさを教えてくれたのも、この女乃神ルートでした。

今回３度目の挑戦でしたが、デザートと言うにはいささか重かったです。しかも「全然上達してないね」と鼻で笑われた気がします笑。最後には–5℃で20m/s超の暴風地吹雪のビンタまで食らいました。でも今年１月の−20℃の暴風に比べれば可愛いものです。先生の愛のムチを糧に、年末の北アルプスデビューを誓ったのでした。