野道山〜三ツヶ峰〜高岳山縦走 笹刈りに感謝
- GPS
- 07:18
- 距離
- 17.3km
- 登り
- 1,205m
- 下り
- 1,187m
コースタイム
過去天気図(気象庁) | 2018年12月の天気図 |
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アクセス |
写真
感想
野道山から、三ツヶ峰を経て、高岳山まで縦走しました。
三ツヶ峰は、三国境であることから、この山名となっています。
三国境の山は、山口県には二つしかありません。
一つはこの三ツヶ峰、周防国と長門国と石見国の三国境です。
もう一つは、周防国と石見国と安芸国の三国境、雨杉(西冠山)です。
雨杉は、今でも、山口県と島根県と広島県の三県境ですが、寂地山から冠山への縦走路から外れており、なかなか訪れる機会がない山です。
その点、三ツヶ峰は登山道もしっかりしており、もっと有名になってもいい気がしますが、長門国であった阿東町と、周防国であった徳地町がともに山口市に合併し、現在では3市町村境でさえなくなっているので、あまり威張ることもできません。
野道山〜三ツヶ峰の縦走は、過去1回経験があります。
三ツヶ峰への登山道は、佐波川の源流を辿る本谷コースや、仏峠からのコースがありますが、野道山へのコースは、暗いトラバースコースでした。
さらに、このトラバースコースで、滑落事故が起きたようです。
ところが、最近、有志の方が東尾根にコースを新設されたと知りました。
さらに、縦走路の笹刈りもされたようです。
ということで、もう一度縦走路を歩いてみることにしました。
野道山登山口の近くに駐車し、林道を歩き始めました。
すぐに、東尾根コースの分岐があります。
最初は急登、すぐに尾根に乗ります。
あとは、テープが要所に設置されており、迷う心配もなく、危険箇所もありません。
おまけに、最短を進むため、従来のトラバース道よりも所要時間も短いですが、その分急登で、汗をかきます。
従来のコースを合わせた後、道間違いをしてしまいました。
主尾根にぶつかったら左折とだけの思いで、それらしき場所で、確かめもせず左折していまいました。
実際は、主尾根にぶつかる一つ前の支尾根を下ってしまいました。(ログ参照)
すぐに気付き引き返しましたが、やはり、いちいち確認することが大切です。
野道山山頂は、邪魔になる木が伐採されており、展望抜群に変貌していました。
さらに、ベンチまで設置してありました。
ただ、今日は、もやっていてよく見えず、残念でした。
三ツヶ峰への縦走路は笹刈りしてあり、迷う心配もありません。
この時期は、木々が葉を落としていることから展望もきき、三ツヶ峰がだんだん近づいてくるのが励みになります。
ブナの木に感動しながらの縦走でした。
さて、三ツヶ峰に着いてみると、桐ヶ峠まで笹刈り完了と書いてあります。
こちらも最近刈られたようです。
当初は三ツヶ峰から下山する予定だったのですが、今回を逃すと次はいつになるか分からないので、大いに迷いました。
現在時刻とこれからの所要時間を計算し、大丈夫そうなので行くことにしました。
心配は、桐ヶ峠から古江堂までの道の様子が分からないことですが、最悪、徳佐側に下りてタクシーで戻ることも計算に入れました。
こちらも笹刈りがしっかりされており、桐ヶ峠まで、ブナを眺めながらの快適な縦走路でした。
桐ヶ峠からは、よく踏まれた利用者の多い道で、高岳山を往復しました。
最後に、桐ヶ峠から古江堂に下ります。
驚いたことに、こちらも笹刈りしてありました。
ただし、注意点が2点。
一つは、道が、谷の源頭部を回り込むようになっている場所の踏み跡が薄く、間違って谷に下りてしまわないように、注意が必要です。
そしてもう一つ、沢に出会うところでいきなり道がなくなり、沢を下るようになりました。
もしかしたら、道があったのかもしれないのですが、ピンクリボンも付いていました。
沢を通るのは短距離で、すぐに林道に合流します。
このあと、林道を通って県道に出て、県道を駐車地まで戻りましたが、これが長かった。
タクシーでも通らないかなと思いましたが、タクシーはおろか、車の1台も通らない県道でした。
大いに歩いた1日でした。
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