塔ノ岳 (県民の森から大倉尾根、小丸尾根)
- GPS
- 08:01
- 距離
- 11.3km
- 登り
- 1,293m
- 下り
- 1,303m
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
花立山荘から先は積雪のためアイゼン必要ですが、しばらくは地面が露出している箇所もあります。 ルートは全般的に安全なものの、踏み跡を外すと数十センチの深さに沈み込むことがあるので要注意。 |
写真
感想
花粉で憂鬱な季節が近づいてきました。今年度の山行終了も間近。そして花粉が飛ばなくなる頃にはもうヒルの季節。つまり、一年のうちで丹沢に行けるのはわずか3ヶ月かそこら。というわけで今日は塔ノ岳です。
少しだけ頑張って早起き(それでも6時半)したものの、なんだかんだで県民の森駐車場に着いたのは9時過ぎ。先月の鍋割山同様、二俣経由のルートで出発です。ところが二俣に着くと、確かにあったはずの「塔ノ岳」方面の標示がありません。ん?よく見ると塔ノ岳の板だけ外れていました。
このルートは林の中をひたすら直登していくシーンが多く、白ペンキでの○を目印にしないとどっちに登ればいいやらわかりにくいことがあります。まあ原則高いところを目指していけば、下りよりは道迷いの可能性は低いわけで。
例によってヘタレの息子が「疲れた」「もう登れない」「帰りたい」を連発するため、手を引いて半ば引きずりあげるように登っていきます。これが結構疲れる。堀山の家を過ぎてから花立山荘までの長丁場がもっとも息子扱いに難儀しました。
お昼を回ってしまったので花立山荘前のテーブルでおにぎりタイム。天気予報では晴れだったのに、あろうことか粉雪まで舞い始めます。これが山の天気というやつですね。下山してきた人に相談した結果、ここでアイゼン装着することに決定。
ここから先は、(しばらくは地面が露出している箇所もあるものの)いきなり銀世界。つま先に爪がない軽アイゼンでは着地体勢によってはちょっと滑りますが、まっすぐ足を下ろせば問題ありません。息子は昨日近所のビクトリアで買ってきた、ハイマウント・スノーグラバーなる代物に初挑戦。息子のシューズは21cm、グラバーの適合は22cmからで微妙に足りないけどまあいいや、と歩き始めたもののこれがまあよく外れる。何度取りに戻ったかわかりません。結局途中で諦めて外してしまい、急坂で滑ってどうにもならない場所でだけ使用しました。
さっきまでグズっていた息子もこの景色で気分転換できたらしくペースアップ。やっと山頂に到着しました。ところが山頂の寒いこと寒いこと…。登山道ではほとんど感じなかった風がものすごい勢いで吹きすさんでいます。確かに周辺360度何もないので致し方ないんですが、ともかく耐え難い寒さだったので早々に撤収し、小丸尾根経由で帰ってきました。
駐車場に帰り着いたのは日没時刻後の17時15分過ぎ。たいした距離でもないのに8時間もかかるという体たらくでしたが、それでも雪山は面白い。天気がよければもっと良かったんだろうなあと思いつつ、帰路につきました。曇っていたにもかかわらず日焼けしたようです。
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