【松田5山北5】新松田駅から田代向まで タコチバ山をさがす旅
- GPS
- 11:28
- 距離
- 22.5km
- 登り
- 1,587m
- 下り
- 1,336m
コースタイム
6:50新松田駅6:53→7:13西平畑公園7:50→8:02猪鹿ゲート→8:08蝋梅が見事だったところ8:14→8:24猪鹿ゲート→8:57最明寺史跡公園分岐→9:05▲松田山山頂下の公園9:18→9:23▲松田山→9:33松田山山頂下の公園9:35→9:44最明寺史跡公園9:54→10:27三叉路(直進は不明)10:29→10:32峠(寄分かれ)→10:35川村小学校高松山分校10:40→10:50尺里分かれ→10:59高松山分岐→11:17尺里峠11:22→11:26絶景富士展望地11:28→11:31尺里峠11:32→11:33菩薩像11:35→11:36尺里峠→11:37第六天登り口→11:42▲第六天11:45→11:50尺里峠→11:51菩薩像11:52→11:53富士見台11:54→12:01真弓ヶ丘12:03→12:06分岐→12:15分岐→12:27男坂女坂分岐→12:30▲高松山12:45→12:48ビリ堂分岐12:49→12:57山北八丁方面分岐12:58→13:04ヒネゴ沢乗越13:06→13:20▲西ヶ尾13:22→13:28▲フトウ山13:39→13:57新秦野線29号鉄塔14:02→14:20桜丸山頂下広場14:25→14:28▲桜丸14:29→14:45林道秦野峠分岐→15:01▲ダルマ沢ノ頭(八郎丸)15:13→15:25▲タケ山15:26→15:33▲812m峰15:34→15:40林道虫沢峠15:41→15:44宮地山分岐→15:53▲シダンゴ山16:06→16:15宮地山分岐→16:30新秦野線33号鉄塔→16:34宮地林道出合→16:47▲タコチバ山16:50→16:59大寺・休養村管理センター分岐→17:05田代向分岐→17:06▲宮地山17:11→17:12田代向分岐→17:27ハイキングコース案内板17:28→17:36如来?像→17:53田代橋→17:56田代向バス停17:58→18:10休養村ます釣り場前バス停→18:18バスが来たので乗る→
(小田急マート新松田店にて買い物5分・食事一服休憩9分)→
(本屋、買い出しなど寄り道17分)→帰宅21:15→シャワー21:41
総行動時間:18時間10分
総徒歩:10時間31分
ハイキング徒歩:9時間30分
迷走:0分
コース:9時間10分
天候 | 晴れ のち晴れたりちょこっと曇ったり |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
富士急湘南バス休養村ます釣り場前と萓沼入口の間のどこか(自由乗降区画) |
コース状況/ 危険箇所等 |
【 コース状況 】 新松田駅北口前の通りを左折して真っ直ぐ進み、信号のある交差点で右折して、踏切を渡ったら左手の路地に入ってT字路を右折し、次の角を左折して、Y字路の右手に入り、ルート72を横断して、あとは道なりに進んでトンネルをくぐって道なりに右に折れ、東名高速下のトンネルをくぐり抜けたら左折して、道路に上がったところに西平畑公園の散策路の階段がある。 本日のコースで道迷いの可能性があるのは、たぶんここまで。 あとは地図も要らないかもしれない。 ここから最明寺史跡公園分岐までは、いたれりつくせりの道標に従うだけ。 分岐から松田山までも、道なりにジグザグに進むだけで、松田町自然遊歩道の標識のある公園にたどり着くので、あとは公園と道路の間の崖をひと登りして、チェックメイトc.cの土手をよじ登るだけだけど、直下の公園を松田山山頂広場と考えた方がお得なので次回からは改める所存。 最明寺史跡公園分岐から最明寺史跡公園までも道標通りで、あっと言う間。 公園に入るとすぐに案内板があり、尺里への道は左右のどちらの散策路からでも合流するようだけど、とりあえず今回は左手にとりついた。 はたして、迷うような分岐は一切無く、分岐ごとに設置された標識に導かれるまま尺里峠まで導かれる。 第六天方面への道を選択し続けると、やっとこさ尺里峠にたどり着くわけだが、ここの標識が「第六天」となっていたため、私はいったん高松山方面に進んでしまった。 虫沢古道を守る会の標識からひと登りしたところに佇み、見守ってくださる菩薩像がおられなかったらそのままどんどん進んでしまったかもしれないが、荷物をおろして手を合わせようとして、向かい側の景色が目に入った。 「どう見ても、あれが第六天じゃね?」 というわけで、峠へ引き返し、少しだけ左方面に進んだところから、かすかな踏み跡を頼りに上りはじめると、程なく頂上にたどり着いた。 上りは高みを目指せばよいが、下山は赤テープを目印にしないと、方向を見失いやすいので注意が必要だ。 さて、尺里峠から高松山を経て西ヶ尾に至るまでは、標識通りで何の問題も無い。 西ヶ尾から程なくフトウ山へ至る。 ここで進行方向前方は斜度のきつい崖に近い下りとなるが、左手の鹿柵沿いの道の行方は気になるものの、コンパスは明らかに反対方向を指し示しているため、ほぼ直角に右に折れ、時折不明瞭になる尾根道を北に向かう。 ここから程なく下りで崩壊部分があるものの慎重に進めばまったく問題ないと思われる。 新秦野線29号鉄塔を越えてしばらく進むと、桜丸山頂下の広場のところで道は二手に分かれるが、ここも南北に分かれているため選択は容易だ。 桜丸を越えれば林道秦野峠への分岐を左手にやり過ごし、ダルマ沢ノ頭、タケ山、812m峰を下ったところに林道虫沢線が走っている。 林道へ下ったところの正面が、シダンゴ山、宮地山方面へのハイキングコース入口なのでとりつき、あとは道標に従うだけで、シダンゴ山から寄、あるいはタコチバ山、宮地山から田代向に下りられる。 さすがは人気の丹沢というべきか、本日は一度も地図を開かず、百均コンパスを二度チェックしたのみで、無事、田代向へと下山した。 ただし、バス停でのバス待ちが寒くて辛かったため、のんびりバス通りを歩きながらバスが来るのを待つことにした(自由乗降区域の成せるわざ)。 【 危険箇所 】 危険箇所は一切無し。 崖などには残雪ありもコース上は無問題。 松田山山頂下の公園からゴルフ場の最高地点と思しい土手にとりついた崖、および尺里峠から第六天への登りはじめのみ滑りやすいので、転んでもケガするような場所ではないものの一応注意。 フトウ山から新秦野線29号鉄塔に向かう下りに崩壊部があるものの、慎重に下れば問題なし。 812m峰からの下り階段の木枠部分の傷みが激しく、踏み落とす可能性もあるので、留意。 【 トイレ 】 西平畑公園・最明寺史跡公園。 【 休憩所 】 西平畑公園・松田山山頂下公園・シダンゴ山。 【 飲食・買い物 】 お弁当を食べ尽くしたため、新松戸で惣菜パンと缶コーヒーを買った。 自然館やハーブ園はまだ開園していなかった。 【 持参したガイド・地図 】 ヤマケイアルペンガイド5 丹沢(山と渓谷社) 新・分県登山ガイド13 神奈川県の山(山と渓谷社) うえるかむ松田(松田町産業観光課・ほか) やまきた(山北町観光協会) 【 失せ物 】 なし。 【 ゲットしたオタカラ 】 なし。 【 my初登頂かながわ 】 68 松田山 568m 69 第六天 569m 70 高松山 801m 71 西ヶ尾 805m 72 フトウ山 ?m 73 桜丸 817m 74 ダルマ沢ノ頭 880m 75 タケ山 820m 76 タコチバ山 588m 【 my初探訪 関東富士見百景 かながわ24地区51選標 】 4 西平畑公園 ハーブ館ほか 【 寄り道情報 】 ダルマ沢ノ頭より、ダルマタケ山 ダルマ沢ノ頭より、日影山、カサツムリ ダルマ沢ノ頭より、雨山 田代向より、ふれあい動物村 |
写真
感想
【 反省 】
またも写真を序盤から撮りすぎてあっと言う間にバッテリーが黄色になってしまい、昼過ぎにはすでに赤に変わってしまったため後半は温存策にでるしかなかった。学習能力なさ過ぎるな…。
今月分の写真容量がすでに残り42%になってしまった。12月4日分まで補填できたので致し方ないとはいえ、かなり厳しい状況になった…。
【 教訓 】
欲求不満に陥るくらいなら無理してでも丹沢を歩け。
【 感想 】
寒くなってから、なかなか丹沢に行けなくなって、ストレスがピークを超えてしまったため、いつでも麓に下りられて、観光にも変化させられるルートを自分なりに組んでみた。
「寄ロウバイ園」「寄ふれあい動物村」「松田山ハーブガーデン」などを視野において、体調しだいではいつでも切り替えようと考えていたのだが、朝一番から立て続けに綺麗な富士山を見せつけられ、山並みの絶景、樹々にさえずる小鳥たちの姿とテンションは上がりまくり、結局、からだは重かったものの最後までのんびりマイペースで歩けた。
今年に入ってから、やっとこさ二度目の丹沢は、やっぱりステキで、心身共に大いに癒され、とてもよいリフレッシュができたのが、何より。
もうちょっとでハイキング歴が3か月になるけど、これが8度目の丹沢となった。
今回の第一目的は、以前通ったのに気づかなかったタコチバ山を発見することと、そして、いずれは制覇しようとひそかに目論んでいる「分県登山ガイド 神奈川県の山」で紹介されている山への初登頂を少しでも増やすことだったのだが、タコチバ山はすぐに見つかったし、「松田山」と「高松山」もゲットできて、ご満悦な私。
それにも増して、終日心地好く歩けたことが、やはり何より嬉しい。
丹沢は道もよくてとても歩きやすいので、病み上がりでも疲れずにすんだのかもしれない。
新松田の駅前を曲がってすぐに、前方道幅一杯に富士山が出現したときは度肝を抜かれたが、あまりに呆然としていたためなのか写真も撮り忘れてしまった…。
西平畑公園からの富士箱根の山並みがとても美しかった。午後は雲が低くたれこめて隠れちゃったので、朝に出逢えて幸運だった。
早咲き桜には出逢えなかったけど、ロウバイと菜の花がトビキリだった。
松田山山頂下の公園の、たたずまいがとても美しく、滅茶癒された。
最明寺史跡公園から尺里峠までの道は景観が目まぐるしく変化してメリハリ抜群で超お気に入り。
尺里峠の菩薩さま、あなたのおかげで第六天に登れました。
富士見台と真弓ヶ丘の景観もステキだった。「虫沢古道を守る会」の植物解説は、無学な私には大いなる福音だ。道中の超思いやりのある道標に心はポカポカに。木彫りの野ウサギくんにまでウェルカムしてもらってとても嬉しかった。ありがとう。
高松山頂上への最後の階段で、後方から元気に登ってきた女の子さんに追いつかれたが、道幅も狭いので彼女は真摯に追い抜きを自重してくれた。若いけどとてもマナーのよいハイカーであった。遅くて御免ね…。
フトウ山と桜丸は存在すら知らなかったのでボロ儲け気分。どんな山でも名前があると、やっぱり想い出に残るし、嬉しい。
丹沢ではどちらかというとマイナーな山々かもしれないけど、みなそれぞれの色があって、どの山も好き。
そして4度目になるシダンゴ山は、やっぱりステキで、夕暮れ時までまったりしたかったけど、さすがに寒いので名残惜しみつつ立ち去った。
あと、ダルマタケ山(達磨タケ山=ヤマレコでの登録名はタケ山 710m)がルートの真ん中にポツンと残ってしまったのでいずれは訪れたい。
冬期は行ける場所が限られるけど、なんとか分相応の場所を見つけて、また出かけたい。
川村小学校高松山分校の梟くんは、きっといつまでも待ってくれているはずだ。校庭に埋められたタイムカプセルを掘り起こすまで待たずとも、想い出が復活することを心より祈る。
体力的にはかなり落ちてるけど、早弁しまくって最後は食糧難だったけど、目一杯ナチュラルハイな最高の一日であった。
山の神さまに、大いなる自然に、そしてなにより世界中のみんなに、ありがとう。
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