【鋸岳】大岳〜呼子岳〜越前岳〜鋸岳〜位牌岳 愛鷹山塊の廃道で周回!
- GPS
- 05:57
- 距離
- 19.3km
- 登り
- 1,969m
- 下り
- 1,957m
コースタイム
- 山行
- 4:47
- 休憩
- 1:04
- 合計
- 5:51
天候 | ・くもり |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・大棚の滝〜大岳 一般ルートです。 1014mまでは、ひたすら急登! 危険箇所はありません。 ・大岳〜呼子岳 廃道です。 廃道と言うだけあって踏み跡はあります。 核心部は呼子岳手前の痩せ尾根(キレット状)と、山頂直下『呼子の壁』と言われる極めて傾斜の強い尾根。 前者のキレット状はfixロープ有り。 呼子の壁もfixロープ&木や根っこがありホールドには困らず持参のロープは使用せずに済みました。 ・呼子岳〜越前岳 一般ルートです。 走り易いです。 ・呼子岳〜鋸岳〜位牌岳 廃道です。 積雪期を含め過去に3度歩いているので特に何も感じませんでした。 難所には鎖やfixロープがあります。 ただ、劣化したロープも有るので全てを預けるのは止めた方が良いでしょう。 トラバースなど落ちたらヤバい所は多数です。 ・位牌岳〜大棚の滝 基本的には一般道です。 位牌岳〜袴腰岳はとても走り易いです。 「山と高原地図」の大棚の滝への下降路ですが赤線地点は笹薮で下降路はありません。恐らく第一展望台からすぐ下の下降路が本来のルートなのでしょう...。 私は適当に下って稜線から大棚の滝に向かって藪に突っ込んだら良い道に出たのでラッキーでした。 |
写真
感想
ついこの前まで温かかったのに、季節はアッという間に冬の装い...。
簡単には高山に行けない季節になりました。
前日は忘年会、明日はロードレースという事で体力的に厳しくないコースを設定。
久しぶりに深南部を離れて、愛鷹山塊にやってきました!
本日のコースは大棚の滝をスタートして大岳〜呼子岳〜鋸岳〜袴腰岳の周回。
廃道を2本という事で体力よりも技術的に楽しもう!!!という趣旨でこのコースを選びました。
大棚の滝駐車場を8時にスタート。
しばらく須津川沿いの林道を歩き、須津山荘裏手から登山道に入ると休む間もない急登で1014m地点へ。
ここからはアップダウンのある稜線をしばらく歩き、急登を登るとそこは大岳山頂。
この山頂からのルートは登って来たルートと呼子岳方向へのルートだけですが、呼子岳方向へのルートは現在は廃道。
今回はその廃道狙いなので呼子岳方向へ向かいます。
『廃道』という事は過去にはルートとして存在していたという事。
やはり未開のルートと違いしっかりとした踏み跡があり、笹もルート上には生えていない。 ただ、木の枝は伸び放題でやたらと顔面に当たって痛い! 目に刺さると怖いのでサングラスをして進む。 呼子岳手前まではいたって平和でしたが、極めて細い痩せ尾根(短い区間)あたりから険しくなり、fixロープが残置されているキレットを下り、そこから山頂へは「呼子の壁」と言われる地点。
確かに勾配はかなり厳しいが木が豊富に生えホールド多数でマッドクライミング的で『壁』という表現はどうなんだろ?と思いながら呆気なく呼子岳山頂へ。
時計を見るとまだ10時と早いので、越前岳まで走ってピストンする事にした。
天気予報に反しガスガスの空でしたが、越前岳からの富士山を少しだけ期待しながら向かったのですが、やっぱりガスが濃く北の空はガスしか見えませんでした。
という事でサッサと呼子岳へ戻る。
呼子岳からは4度目となる鋸岳縦走。
何だか地面が濡れっぽくて気を使った以外は特に変わった事もなく位牌岳へ。
ここからは走りやすいルートで小走りで袴腰岳、第一展望台へ。
第一展望台を越えると大棚の滝への下降路の看板があったのですが、下らずに稜線沿いに神谷方向の看板に「大棚の滝近道有り」みたいなのが書いてあったのでそれを期待してそのまま下りました。
かなり下っても滝への下降路が現れないので等高線の緩い場所を狙って滝方向へ向かって笹薮に突撃!
幸運にも僅かな藪漕ぎで林業の作業道と思われる踏み跡に遭遇し、そのまま下ると林道→遊歩道→須津渓谷橋→駐車場と見事なRFで車に帰還。
明日のレースの為に極寒の沢でアイシングをして今回は終了!
楽しい6時間でした。
コメント
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kaiさん、こんばんは!
昨日は大月市に出掛けており、遅コメにて失礼しますm(_ _)m
一般ルートのみですが、やっと知った場所が現れて嬉しいですね~
「廃道だから行く!」これぞkaiさんの思考回路
思わず吹き出してしまいましたよ!
越前岳に登った時、鋸岳を含めて魅力的に思え、周回を考えたら廃道
アッサリと諦めていたのですが、深南部の怪人には、まるで一般ルートですね
>「60才のコースタイム」
これは鮮明に覚えています!私も急いで歩いた記憶がありますよ
速度は違えども、同じ行為を拝見し、親近感湧きますね~
cさんは、マイペースで歩いていましたけど
しかし、バンジーが1万円ですか!?
焼津で海鮮を食べまくった方が、お得に感じるのは私だけ?
tailwindさん、こんばんは! いつもマニアックな記録にもコメントいただきありがとうございます。
今回の愛鷹山塊には足を運んだことがありますね! 赤線繋ぎで伊豆方面に行くにはここは通過しますもんね
藪屋にとって秋はとても歩きやすい季節になりますが、もう秋は過ぎ去り冬になりましたね
でも、温暖な静岡県の海岸に近い愛鷹山塊はまだ雪が降らず歩きやすいコンディションなので前々から時間が無い時に計画していた廃道二本を歩いてみました
60歳のコースタイムはプレッシャーですよね! 恐らくリアルに60前後の方は本来の歩きを忘れ意地になって歩くのではないでしょか?(笑)
cさんは大人ですね〜それに比べ僕はムキになってはしってましたもん
バンジーが一万円って全然考えられない
そんな金有るんなら長いロープ持ってきて懸垂下降で我慢します!
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