ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 1672548
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
東海

【鋸岳】大岳〜呼子岳〜越前岳〜鋸岳〜位牌岳  愛鷹山塊の廃道で周回!

2018年12月08日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
05:57
距離
19.3km
登り
1,969m
下り
1,957m
歩くペース
とても速い
0.40.5
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:47
休憩
1:04
合計
5:51
距離 19.3km 登り 1,969m 下り 1,971m
8:08
21
8:29
8:33
58
9:31
9:35
30
10:05
10:21
4
10:25
10:26
18
10:44
10:45
13
11:02
11:10
6
11:16
11:20
2
11:22
11:27
44
12:11
12:25
6
12:38
12:39
7
12:46
12:48
17
13:05
13:06
17
13:23
13:24
25
13:49
13:51
8
13:59
ゴール地点
天候 ・くもり
過去天気図(気象庁) 2018年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
・大棚の滝駐車場
コース状況/
危険箇所等
・大棚の滝〜大岳
一般ルートです。 1014mまでは、ひたすら急登! 危険箇所はありません。

・大岳〜呼子岳
廃道です。  廃道と言うだけあって踏み跡はあります。 核心部は呼子岳手前の痩せ尾根(キレット状)と、山頂直下『呼子の壁』と言われる極めて傾斜の強い尾根。
前者のキレット状はfixロープ有り。 呼子の壁もfixロープ&木や根っこがありホールドには困らず持参のロープは使用せずに済みました。

・呼子岳〜越前岳
一般ルートです。 走り易いです。

・呼子岳〜鋸岳〜位牌岳
廃道です。  積雪期を含め過去に3度歩いているので特に何も感じませんでした。
難所には鎖やfixロープがあります。 ただ、劣化したロープも有るので全てを預けるのは止めた方が良いでしょう。
トラバースなど落ちたらヤバい所は多数です。

・位牌岳〜大棚の滝
基本的には一般道です。  位牌岳〜袴腰岳はとても走り易いです。
「山と高原地図」の大棚の滝への下降路ですが赤線地点は笹薮で下降路はありません。恐らく第一展望台からすぐ下の下降路が本来のルートなのでしょう...。
私は適当に下って稜線から大棚の滝に向かって藪に突っ込んだら良い道に出たのでラッキーでした。
大棚の滝第二駐車場からスタート!
2018年12月08日 08:02撮影 by  iPhone 7, Apple
1
12/8 8:02
大棚の滝第二駐車場からスタート!
ご丁寧な地図あります。
2018年12月08日 08:02撮影 by  iPhone 7, Apple
1
12/8 8:02
ご丁寧な地図あります。
大棚の滝。  直登は厳しそう...。
2018年12月08日 08:06撮影 by  iPhone 7, Apple
4
12/8 8:06
大棚の滝。  直登は厳しそう...。
須津山荘。  内部は綺麗でした。
この建物の裏手が登山口です。
2018年12月08日 08:28撮影 by  iPhone 7, Apple
1
12/8 8:28
須津山荘。  内部は綺麗でした。
この建物の裏手が登山口です。
ひたすら登ります。
2018年12月08日 08:50撮影 by  iPhone 7, Apple
12/8 8:50
ひたすら登ります。
このコースタイムは緩いかな...。
2018年12月08日 08:56撮影 by  iPhone 7, Apple
1
12/8 8:56
このコースタイムは緩いかな...。
大岳に到着。
この先、呼子岳までが廃道なので愛鷹山塊の中で地図上では独立峰的な存在になっている。
2018年12月08日 09:31撮影 by  iPhone 7, Apple
1
12/8 9:31
大岳に到着。
この先、呼子岳までが廃道なので愛鷹山塊の中で地図上では独立峰的な存在になっている。
恐らく廃道でなければ私は来る事が無いルートだったでしょう。
2018年12月08日 09:31撮影 by  iPhone 7, Apple
3
12/8 9:31
恐らく廃道でなければ私は来る事が無いルートだったでしょう。
鋸岳方向。
天気予報は外れガスガス...。
2018年12月08日 09:48撮影 by  iPhone 7, Apple
4
12/8 9:48
鋸岳方向。
天気予報は外れガスガス...。
廃道であって未知の尾根ではないので踏み跡は明瞭です。
2018年12月08日 09:50撮影 by  iPhone 7, Apple
2
12/8 9:50
廃道であって未知の尾根ではないので踏み跡は明瞭です。
基本的に尾根は細いです。  なので外す事はほぼ無いと思いますが、写真のような崩壊地は通行に注意です。
2018年12月08日 09:51撮影 by  iPhone 7, Apple
3
12/8 9:51
基本的に尾根は細いです。  なので外す事はほぼ無いと思いますが、写真のような崩壊地は通行に注意です。
呼子岳が見えました。
山頂直下が急です。
2018年12月08日 09:56撮影 by  iPhone 7, Apple
1
12/8 9:56
呼子岳が見えました。
山頂直下が急です。
笹薮もありますが、深南部に比べれば大した事はありません。
2018年12月08日 09:59撮影 by  iPhone 7, Apple
3
12/8 9:59
笹薮もありますが、深南部に比べれば大した事はありません。
写真では分かりませんが、かなりの痩せ尾根で両サイドは切れてます。
この先がキレット。
2018年12月08日 10:04撮影 by  iPhone 7, Apple
12/8 10:04
写真では分かりませんが、かなりの痩せ尾根で両サイドは切れてます。
この先がキレット。
キレットを下から撮影。  fixロープがありました。
無くても下れない事はありませんが、腐った木と根だけで結構ホールドが乏しい...。
ロープ持参が正解でしょう。
2018年12月08日 10:06撮影 by  iPhone 7, Apple
5
12/8 10:06
キレットを下から撮影。  fixロープがありました。
無くても下れない事はありませんが、腐った木と根だけで結構ホールドが乏しい...。
ロープ持参が正解でしょう。
『呼子の壁』を登り終えて上から撮影。
木が生えているのでfixロープは必要なかった。 ここは直登でもトラバースでも登れる印象。
2018年12月08日 10:12撮影 by  iPhone 7, Apple
2
12/8 10:12
『呼子の壁』を登り終えて上から撮影。
木が生えているのでfixロープは必要なかった。 ここは直登でもトラバースでも登れる印象。
呼子岳に到着。
時間が早いので荷物をデポして越前岳までトレランしてくる事にしました。
2018年12月08日 10:15撮影 by  iPhone 7, Apple
4
12/8 10:15
呼子岳に到着。
時間が早いので荷物をデポして越前岳までトレランしてくる事にしました。
大岳。
2018年12月08日 10:22撮影 by  iPhone 7, Apple
2
12/8 10:22
大岳。
いつも賑やか越前岳♪
2018年12月08日 10:45撮影 by  iPhone 7, Apple
3
12/8 10:45
いつも賑やか越前岳♪
晴れてれば富士山ド〜ン!!!なのですが本日はガスしか見えません(泣)
2018年12月08日 10:45撮影 by  iPhone 7, Apple
1
12/8 10:45
晴れてれば富士山ド〜ン!!!なのですが本日はガスしか見えません(泣)
呼子岳に戻って来ました。
山頂標の下のお地蔵さんが超可愛い!!!
2018年12月08日 11:06撮影 by  iPhone 7, Apple
4
12/8 11:06
呼子岳に戻って来ました。
山頂標の下のお地蔵さんが超可愛い!!!
鋸岳へ向かいますがガスで良く見えません。
2018年12月08日 11:23撮影 by  iPhone 7, Apple
12/8 11:23
鋸岳へ向かいますがガスで良く見えません。
鎖使わず登ってましたが、濡れてて靴のフリクションが良くないので有り難く使わせてもらいました。
2018年12月08日 11:31撮影 by  iPhone 7, Apple
3
12/8 11:31
鎖使わず登ってましたが、濡れてて靴のフリクションが良くないので有り難く使わせてもらいました。
御殿場方面は晴れてるみたいです。
2018年12月08日 11:36撮影 by  iPhone 7, Apple
1
12/8 11:36
御殿場方面は晴れてるみたいです。
こうしてみると険しいですが、ルートは概ねトラバースしてます。  稜線を忠実に歩けば険しいだろうな...。
2018年12月08日 11:41撮影 by  iPhone 7, Apple
3
12/8 11:41
こうしてみると険しいですが、ルートは概ねトラバースしてます。  稜線を忠実に歩けば険しいだろうな...。
トラバース。
2018年12月08日 11:57撮影 by  iPhone 7, Apple
12/8 11:57
トラバース。
位牌岳に到着。
下から二名方が登ってこられたので、しばらく談笑。
2018年12月08日 12:12撮影 by  iPhone 7, Apple
3
12/8 12:12
位牌岳に到着。
下から二名方が登ってこられたので、しばらく談笑。
一ぷく峠。
「60才のコースタイム」というプレッシャー(汗)
2018年12月08日 12:38撮影 by  iPhone 7, Apple
5
12/8 12:38
一ぷく峠。
「60才のコースタイム」というプレッシャー(汗)
その焦りから7分で到着。
2018年12月08日 12:45撮影 by  iPhone 7, Apple
2
12/8 12:45
その焦りから7分で到着。
鋸岳見晴台。
2018年12月08日 13:06撮影 by  iPhone 7, Apple
12/8 13:06
鋸岳見晴台。
期待して行ってみたら、木の隙間から僅かに...。マジで?
2018年12月08日 13:06撮影 by  iPhone 7, Apple
1
12/8 13:06
期待して行ってみたら、木の隙間から僅かに...。マジで?
大棚の滝への下降点が良く分からなかったので適当に藪を漕ぎながら下降。
2018年12月08日 13:35撮影 by  iPhone 7, Apple
1
12/8 13:35
大棚の滝への下降点が良く分からなかったので適当に藪を漕ぎながら下降。
木の伐採地に出てきました。
2018年12月08日 13:40撮影 by  iPhone 7, Apple
12/8 13:40
木の伐採地に出てきました。
ミラクルな標識!!!
2018年12月08日 13:41撮影 by  iPhone 7, Apple
4
12/8 13:41
ミラクルな標識!!!
林道に出てきました。
この先遊歩道で下に下ると...。
2018年12月08日 13:46撮影 by  iPhone 7, Apple
12/8 13:46
林道に出てきました。
この先遊歩道で下に下ると...。
バンジージャンプのアトラクションがありました!
一回10000円って...個人的には高い気がしました。
2018年12月08日 13:50撮影 by  iPhone 7, Apple
2
12/8 13:50
バンジージャンプのアトラクションがありました!
一回10000円って...個人的には高い気がしました。
橋から見る大棚の滝。
2018年12月08日 13:52撮影 by  iPhone 7, Apple
2
12/8 13:52
橋から見る大棚の滝。
バンジージャンプはこんな感じ。
2018年12月08日 13:53撮影 by  iPhone 7, Apple
5
12/8 13:53
バンジージャンプはこんな感じ。
バンジーで落ちたのではなく、下山して明日のレースに備えて沢でアイシング。
楽しい6時間でした。
2018年12月08日 14:07撮影 by  iPhone 7, Apple
5
12/8 14:07
バンジーで落ちたのではなく、下山して明日のレースに備えて沢でアイシング。
楽しい6時間でした。
撮影機器:

感想

ついこの前まで温かかったのに、季節はアッという間に冬の装い...。
簡単には高山に行けない季節になりました。

前日は忘年会、明日はロードレースという事で体力的に厳しくないコースを設定。
久しぶりに深南部を離れて、愛鷹山塊にやってきました!

本日のコースは大棚の滝をスタートして大岳〜呼子岳〜鋸岳〜袴腰岳の周回。
廃道を2本という事で体力よりも技術的に楽しもう!!!という趣旨でこのコースを選びました。

大棚の滝駐車場を8時にスタート。
しばらく須津川沿いの林道を歩き、須津山荘裏手から登山道に入ると休む間もない急登で1014m地点へ。
ここからはアップダウンのある稜線をしばらく歩き、急登を登るとそこは大岳山頂。
この山頂からのルートは登って来たルートと呼子岳方向へのルートだけですが、呼子岳方向へのルートは現在は廃道。
今回はその廃道狙いなので呼子岳方向へ向かいます。

『廃道』という事は過去にはルートとして存在していたという事。
やはり未開のルートと違いしっかりとした踏み跡があり、笹もルート上には生えていない。 ただ、木の枝は伸び放題でやたらと顔面に当たって痛い!  目に刺さると怖いのでサングラスをして進む。 呼子岳手前まではいたって平和でしたが、極めて細い痩せ尾根(短い区間)あたりから険しくなり、fixロープが残置されているキレットを下り、そこから山頂へは「呼子の壁」と言われる地点。
確かに勾配はかなり厳しいが木が豊富に生えホールド多数でマッドクライミング的で『壁』という表現はどうなんだろ?と思いながら呆気なく呼子岳山頂へ。

時計を見るとまだ10時と早いので、越前岳まで走ってピストンする事にした。
天気予報に反しガスガスの空でしたが、越前岳からの富士山を少しだけ期待しながら向かったのですが、やっぱりガスが濃く北の空はガスしか見えませんでした。
という事でサッサと呼子岳へ戻る。

呼子岳からは4度目となる鋸岳縦走。
何だか地面が濡れっぽくて気を使った以外は特に変わった事もなく位牌岳へ。

ここからは走りやすいルートで小走りで袴腰岳、第一展望台へ。
第一展望台を越えると大棚の滝への下降路の看板があったのですが、下らずに稜線沿いに神谷方向の看板に「大棚の滝近道有り」みたいなのが書いてあったのでそれを期待してそのまま下りました。
かなり下っても滝への下降路が現れないので等高線の緩い場所を狙って滝方向へ向かって笹薮に突撃!
幸運にも僅かな藪漕ぎで林業の作業道と思われる踏み跡に遭遇し、そのまま下ると林道→遊歩道→須津渓谷橋→駐車場と見事なRFで車に帰還。
明日のレースの為に極寒の沢でアイシングをして今回は終了!
楽しい6時間でした。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:2870人

コメント

やっと知った場所が
kaiさん、こんばんは!

昨日は大月市に出掛けており、遅コメにて失礼しますm(_ _)m
一般ルートのみですが、やっと知った場所が現れて嬉しいですね~

「廃道だから行く!」これぞkaiさんの思考回路
思わず吹き出してしまいましたよ!
越前岳に登った時、鋸岳を含めて魅力的に思え、周回を考えたら廃道
アッサリと諦めていたのですが、深南部の怪人には、まるで一般ルートですね

>「60才のコースタイム」
これは鮮明に覚えています!私も急いで歩いた記憶がありますよ
速度は違えども、同じ行為を拝見し、親近感湧きますね~
cさんは、マイペースで歩いていましたけど

しかし、バンジーが1万円ですか!?
焼津で海鮮を食べまくった方が、お得に感じるのは私だけ?
2018/12/10 18:28
Re: やっと知った場所が
tailwindさん、こんばんは!  いつもマニアックな記録にもコメントいただきありがとうございます。

今回の愛鷹山塊には足を運んだことがありますね!  赤線繋ぎで伊豆方面に行くにはここは通過しますもんね
藪屋にとって秋はとても歩きやすい季節になりますが、もう秋は過ぎ去り冬になりましたね
でも、温暖な静岡県の海岸に近い愛鷹山塊はまだ雪が降らず歩きやすいコンディションなので前々から時間が無い時に計画していた廃道二本を歩いてみました

60歳のコースタイムはプレッシャーですよね!  恐らくリアルに60前後の方は本来の歩きを忘れ意地になって歩くのではないでしょか?(笑)
cさんは大人ですね〜それに比べ僕はムキになってはしってましたもん

バンジーが一万円って全然考えられない
そんな金有るんなら長いロープ持ってきて懸垂下降で我慢します!
2018/12/10 21:31
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら