三ヶ岳から琴石山 瀬戸内海の島々を見ながら岩を楽しむ

2018年12月08日(土) [日帰り]

• GPS: 05:51
• 距離: 10.5km
• 登り: 756m
• 下り: 742m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:21
• 休憩: 1:04
• 合計: 5:25

距離 10.5km 登り 756m 下り 759m

9:20 スタート地点
11:18 11:19 三ヶ嶽（西岳）
11:23 三ヶ嶽（中岳）
11:27 11:38 三ヶ岳
11:48 11:50 三ヶ嶽峠
12:26 13:04 鉄砲台展望台
13:20 13:32 琴石山
14:45 ゴール地点

鉄砲台展望台で昼食タイム。約40分。

天候

曇り時々晴れ（4℃）

アクセス

利用交通機関：

電車 自家用車

1台で行く場合は、JRかタクシーを使う事になると思いますが、両方の山に言える事は、登山口までの看板が少ないのでルートがわかりにくいです。
したがって事前の駐車場をしっかり調べておかれる事をお勧めします。

柳井港付近には有料駐車場無し。
柳井駅近くの有料駐車場にとめ、三ヶ岳☞琴石山から下山し、柳井港まで徒歩。
柳井港駅から柳井駅までJRで戻る。JRは1時間に2本程度。時間2分、140円。
無人駅なのでICOCA使えません。

コース状況／危険箇所等

・三ヶ岳の登山途中にちょっと岩の険しい急登があります。
7~8mの岩場を慎重に登ります。琴石山から逆のルートで下山する場合は、ここの急登はちょっと厳しいかもしれません。
その他急登がありますが、基本、ロープや階段がSupportしてくれます。全体的に良く整備された山です。
・三ヶ岳から降りて峠から琴石山への登りは、階段のオンパレードです。
峠で十分休憩されてからリスタートした方がいいでしょう。
・琴石山をパスされる方は、峠から古墳へ下る道があるので（看板あり）、そちらを楽しまれた方がいいでしょう。
・琴石山からの下山の後半、くぼみの道に多くの落ち葉があり滑りやすいの注意が必要です。特に数日前に雨が降った場合です。表面の落ち葉は乾いてますが、中が湿ってますので滑りやすいです。尚、落ち葉の下に石ころがありますので慎重に下ります。ここが意外とロスりますので、下山の時間は通常より多めに見積もりを。

写真

12/8 9:14

柳井港駅周辺に有料駐車場がなかったので、
柳井駅から徒歩で10分程度の有料駐車場に駐車しました。
1時間100円ですので安いです。普慶寺の南。
マップコード　115　163　684
ちなみに柳井駅から寺の登山口までタクシーを使うと、
700円程度かかったとヤマレコに記録がありました。

12/8 9:24

駐車場の前の道を西へ向かうと川があるので、光台寺を目指し
川沿いに北へ向かいます。

航空写真にログを重ねました。

12/8 9:30

右奥端の山が琴石山です。

12/8 9:35

少し紅葉が残ってました。

12/8 9:36

三ヶ嶽登山口にある看板が見えてきます。

12/8 9:36

登山口です。

12/8 9:37

左側に駐車場がありました。
ここまで車来れますが、道幅が狭いのであまりお勧めは出来ません。
また駅から遠いので、最初の駐車場が私達にとっては楽でした。

12/8 9:40

光台寺へ上がる階段。

12/8 9:43

お寺の左横を通って登って行きます。
登山口が分からなかったので住職の方？へ聞くと、この道をずーっと上へ上がっていけばいいと。

12/8 9:50

ちゃんとした道がありほっと一息。
最初に住職さんに聞いた所から直ぐに、どうも分岐部を見逃していたようです。

12/8 9:51

道端にはこのような祠がたくさんありました。

12/8 9:51

12/8 9:54

祠を通り過ぎたあたりから分岐が複数ありますが、看板が少ないのでルートを確認しながら進みます。

12/8 9:56

12/8 9:57

この看板が見えたらあとは迷いません。

12/8 9:57

少し急なので足元に注意。

12/8 9:59

射撃場跡だそうですが、周辺を見る限りわからず。
看板をせっかく立てるのであれば、解説が欲しいところ。

12/8 10:08

少し展望が開けてきました。

12/8 10:09

北側方面

12/8 10:11

南側方面。

12/8 10:22

海の向こうに見える山は、皇座山だと思います。
今回、この山も候補に入れてましたが、まずは中国百名山を優先。

12/8 10:27

尾根が続きます。ここの尾根は広く歩きやすいです。
大昔がら道があったからでしょうか。

12/8 10:41

12/8 10:44

この辺から岩場が多くなりました。
花崗岩でしょうか。

12/8 10:44

ここを登りきると、

12/8 10:45

最初の展望。柳井市方面。

12/8 10:45

南東。

12/8 10:45

南。

12/8 10:46

南西方面。

12/8 10:50

ズーム

12/8 10:54

Stepの高さが低いので中高年にとって優しい階段です。

12/8 11:04

登り切った所に展望。

12/8 11:06

登るが続きます。

12/8 11:14

この岩の左面を通過します。ちょっと怪しく。

12/8 11:15

予想通りの展開。
この岩場の割れ目の部分を登って行きます。
ここが今回の山行の一番の難所。相棒に気合が入るよと事前に声かけ。相棒曰く、大したことがないとのこと。いい度胸です。

12/8 11:16

ここのタイミングの3点支持が手の置き場に私も一瞬迷いましたが、無事登れました。右の岩の表面にご注目を、線状になってます。琴石山の有名な巨岩も横縞になっているようですが（私達は当日きずかず）同一岩石だと思います。

12/8 11:16

ここの岩場は面白いです。

12/8 11:17

北側。

12/8 11:18

西岳へ到着。

12/8 11:19

12/8 11:19

展望は360度ではないですが、北と南です。
これが北。

12/8 11:19

南。

12/8 11:23

4分程で中岳到着。

12/8 11:27

三ヶ嶽到着です。
中岳から4分程度で目的の三ヶ嶽（岳）に到着。

12/8 11:28

写真じゃないのでよくわかります。

12/8 11:28

12/8 11:29

琴石山方面。奥が大島でしょうか。

12/8 11:34

遠方の島が良く見えます。
曇りの天気にしてはラッキイです。

12/8 11:34

12/8 11:36

ズーム

12/8 11:38

気合を入れて次の山へ向かいます。

12/8 11:41

頂上から一旦南へ少し下ります。

12/8 11:41

日が差してぽかぽかです。

12/8 11:46

右に林道が見えました。
林道を右に見ながらさらに下っていきます。
100m程度下り、そこから琴石山へ登ります。

12/8 11:53

この日は4℃。指先が少し冷たく手袋必須でした。

12/8 11:55

突き当りに峠があります。

12/8 11:55

12/8 11:55

右が降りてきた道。
左が柳井市街地方面ですが、左奥に立て看板がありますが、
古墳へ行く道だそうです。2Km

12/8 11:55

琴石山の登山口は右側です。

12/8 11:56

今回のルートは、西から東へ登り、頂上からは南へ下るアドベンチャールートを選択しました。

12/8 11:57

いきなり階段です。このような階段がほぼ頂上まで続きますので、ゆっくりと上りましょう。

12/8 12:02

少し平坦があるとおもいきやすぐ階段。

12/8 12:04

ららくちんになったかと思うと、

12/8 12:07

階段です。

12/8 12:08

この辺から岩場が多くなります。階段が見えますね。
これが4つ目。

12/8 12:09

顔に見えないかと無理に話題をつくり、疲れをいやしました。

12/8 12:11

5つ目の階段。

12/8 12:16

6つ目の階段。ここからは数えませんでした。

12/8 12:18

もみじの丘を越えると展望が開けます。

12/8 12:21

紅葉が少し残ってました。

12/8 12:26

鉄砲台展望台です。ここは景色抜群でしたので、
ここで昼食。私達だけで独占、よかったです。

12/8 12:26

12/8 12:26

12/8 12:26

12/8 12:28

木の椅子の下に、すみれでしょうか。

12/8 12:38

今日の昼食。私は定番のセブンの山賊むすびとカップ麺。

12/8 12:39

相棒の昼食。

12/8 12:40

12/8 12:59

食後のコーヒー。

12/8 13:04

さあ琴石山へ出発です。

12/8 13:04

二つの椅子があります。

12/8 13:13

分岐部。右側はというと、

12/8 13:13

琴柱眺望の？？だった！
ここを進めば、頂上の琴石が見えたのでしょうか、残念。
私達はここを下りずに、琴石山へ直行しました。

12/8 13:15

12/8 13:15

12/8 13:15

12/8 13:19

頂上の手前。

12/8 13:20

到着です。頂上は広いです。
右側に影で見えないですが、二つ木のテーブルと椅子が常設されてます。夏は影で涼しいと思います。

12/8 13:20

頂上の展望台。

12/8 13:21

大島と大橋がダイレクトに見えます。南東方面。

12/8 13:22

12/8 13:23

12/8 13:25

南側。

12/8 13:31

12/8 13:31

南西方面。柳井市。

12/8 13:36

そろそろ下山します。
ここはアドベンチャーロードだそうです。
よく整備されてました。

12/8 13:36

12/8 13:39

下山道も階段が多いです。膝を痛めないようにゆっくりと。

12/8 13:46

急こう配なので、このような九十九折が多かったです。

12/8 13:50

弁慶岩だそうです。
名前の由来は？帰ってネットで調べると、昔、弁慶がきて石ころを蹴飛ばして島になったという伝説があるようですが、それに関係しているのでしょうか。私はの直感は、岩の下に隙間があったので、そこに足を突っ込むと弁慶の泣き所に当たるなでした。
実際、足をつっこんだ跡？がありました。

12/8 13:51

道は木陰が多く、この辺から展望がなくなりました。
影なので体が冷えてきます。

12/8 13:53

12/8 13:53

ヤマザクラ1への看板が。巨樹があるらしい。

12/8 14:00

12/8 14:03

最後の難所です。

12/8 14:05

道がくぼんでいるので、大量の落ち葉がありました。
最初はラッキイと思いましたが、これがよく滑るので注意が必要です。ここで下山のスピードが大減速。

12/8 14:18

最後、下りる道を少し間違えたのでしょうか、荒れた道です。
林道に出ました。

12/8 14:26

12/8 14:28

この案内図、よくわかります。
右側の林道白新潟線は、現在通行止めになってましたので、
ご注意ください。

12/8 14:35

右側に突然大きな屋敷が見えてきてその石垣が立派なこと。

12/8 14:35

庭木もよく手入れされてます。

12/8 14:38

あの一番高い山が、琴石山でしょう。

12/8 14:39

水車小屋みたいですが、使ってないですね。

12/8 14:56

無人の柳井港駅に着きました。
到着の2分くらい前に電車がきたのですが、線路の駅の北側におり、線路の南側へ渡る道がわからず時間をロスし間に合わず。
15：10分発で25分待ちました。

12/8 14:57

時刻表。1時間に2本程度です。

12/8 15:09

駅から眺めた琴石山。写真を拡大してみると、確かに巨岩が。
有名な琴石は左側の岩だろうか？

12/8 15:12

駅に貼ってありました。
山口は偉人が多いですね。

撮影機器：

COOLPIX AW120 NIKON

iPhone 6s Apple

感想

かずまい

今回、中国100名山から琴石山を選択しましたが、三ヶ嶽までのルートが意外と面白かったです。瀬戸内海を見渡すチャンスが多い事と岩場を登りシーンを楽しめたからでしょうか、変化にとんだルートです。
一方、琴石山は登りも下りも非常に良く整備されたルートで、ボランティアの方、関係者には感謝します。但し階段が多く整備されすぎた感があり、安全ではありますが登山道にしては物足りないのが実感です。
弁慶が岩を蹴ったら島になった伝説や琴石の由来等、解説があればより楽しめる魅力ある山としてさらに知名度がアップすると思います。
これらの源平の頃の話は私や中高年者にとっての願望でしょうか。
最後に登山者としてはこの山を利用する場合JRを利用する場合が多いはずなので、駅にぜひ登山ルートのパンフレットでもあれば助かりますね。

おまけとして伝説の記事のURLです。
http://saigokunoyamajiro.blogspot.com/2013/08/blog-post.html