晩秋の二上山と奇観の屯鶴峯(SMC12月例会)
- GPS
- 04:33
- 距離
- 11.0km
- 登り
- 580m
- 下り
- 610m
コースタイム
- 山行
- 3:43
- 休憩
- 0:49
- 合計
- 4:32
天候 | 曇り時々晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2018年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
近鉄大阪本線関谷駅へ下山 |
コース状況/ 危険箇所等 |
二上山はルート明確で危険個所無し 屯鶴峯は入り口付近は整備されているが、周囲は踏み跡程度、テープは有るが、迷いに注意。洞窟探検で通り抜けは、自己責任で。ヘッドランプ要。水たまり覚悟で |
写真
装備
MYアイテム |
ちゃむ
重量:-kg
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感想
日曜山々会の今年最後の例会。正月の例会と同じ二上山で締めくくることに。近鉄二上山駅から久しぶりに雄岳へ登る。雄岳は以前は入山料を徴取されたこともあって、個人的にも9年前に登った以降、雌岳には登ってはいたものの雄岳の方には一度も足を踏み入れていなかった。最近は料金の徴収も無いらしいということで久しぶりの登山になった。
春日神社にお詣りで寄った後、登山口から薄暗い樹林の中の急坂を登る。尾根へ上がると日の刺す時間帯も有って、残った紅葉の中の登山道は、途中、奈良盆地側の展望を楽しめて気持ちよい。久しぶりに訪れた雄岳の山頂は神社も有って広々していた。
展望は無いので、すぐに南側の馬の背へ下り、雌岳へ登り返して山頂広場でランチ休憩する。展望の良い山頂からは奈良側には音羽三山の奥に台高の明神岳、薊岳、南の方には雲が掛かっているが吉野山から大峰の山並みを望み、大阪側には高層ビル群の向こうに六甲山、大阪湾を挟んで淡路島も確認することができた。明石海峡大橋も肉眼では薄っすらと見ることができた。
寒い日で心配したが、雌岳の山頂広場は余り風が通らなかったのでポカポカした気分の中でランチにできたことはラッキーだった。
二上山からは北側の国道165号線へ下山し、次の目標である屯鶴峯へ向かった。下山道は木階段が続く、何度も小さなアップダウンを繰り返すもので、意外と長く感じた。
ダイトレの北入口へ下山した後は国道を二上山駅方面に歩き、どんつる峯の大きな看板のある入り口から屯鶴峯の奇観エリアへ入った。9年前に来た時より少し入り口付近は整備されたようだ。南の展望所から眺める白い奇岩の景観は以前来た時も驚いたように記憶していているが、今回も同じだった。その後西側の尾根を通って昔太平洋戦争時代に軍が作った防空壕の洞窟へ。。穴が二つ空いていて洞くつの中は明かりもなく真っ暗。ただ、一方の穴は向こうの出口が遠く見えている。水溜まりも有ったのだが、通り抜けてみることにして皆で洞くつに入った。洞くつの中は意外と広く普通に立って歩けるのは勿論、幅も結構広かった。また、横穴が何か所も設けられていて、入口にあった二つ目の洞窟とも中でつながっているように思った。戦争中は、防空壕としての役割だけでなく、作戦指揮所や武器などの保管庫でもあったのでは、、なんて想像して歩いたものだった。
反対側へ抜けた後は、古い作業道を通って関屋駅へ歩くことができた。
今年の山々会は、天候が悪くて中止になることも有ったりしたが、それでも大阪周辺の近場の山を中心に楽しく歩くことができた。
来年はいのしし年、どんな山の会になるか楽しみである。
【今年の山行42回目】
今回の歩行距離:11.2km 2018年の累積距離:599.9km
今回の累積標高: 778m 2018年の累積標高:51,411m
コメント
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ちょっと失礼しました、書きはじめたコメント途中で送信してしまい削除しました。
先ほどの僕らのレコへのコメントありがとうございました。
僕も屯鶴峯は最近2回いきました。10月に職場に出入りされていた山の先輩と逆コースで
屯鶴峯から二上山へ歩きました。始めてだったのですが、大阪にこんなところがあったのかという驚きと、アップダウンのある良いコースでした。もう1回は新しいロープを買ったので、ここでロープワークの練習をちょっとやってみました。
洞窟はいずれの場合も覗いただけで、次に行ったときは入ってみようと思います。
chokusenさん、こんばんは
今回の屯鶴峯は、私が所属している軟弱山の会の定例の中の話で私も行くまで洞窟の中にまで入るとは考えていませんでしたが、仲間が水溜まりを渡っても行きたかったようで、何となくおまけで付き合ってしまったという感じです。
wikiでは軍の指揮所として作られたものだと書かれていましたが、まさにそんな感じのものでした。次の機会にぜひ試してみてください。
屯鶴峯は岩登りの練習もするんですね。今回行った時も下の方でロックの練習か、冬山のアイゼンの訓練か分からなかったですが、やはりヘルメットとロープを付けた集団がいましたよ。
それにしてもchokusenさん達は、最近沢登りも含めてなかなかにチャレンジャブルなルートを歩いてらっしゃいますね。あまり無理をせず、楽しんでください
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