養老川水系夕木川
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- GPS
- 04:15
- 距離
- 15.5km
- 登り
- 311m
- 下り
- 312m
コースタイム
天候 | 曇りのち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
ただし、今年の運行は9日まで。 筒森もみじ谷には駐車場があるので、これを用いるのが現実的。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
入渓直後のナメはやや滑った。 それ以外は特に問題になる箇所はない。 |
その他周辺情報 | 自家用車であれば七里川温泉とか養老渓谷温泉での入浴が可能。 |
写真
装備
個人装備 |
Tシャツ
長袖インナー
タイツ
ズボン
靴下
着替え
靴
ザック
行動食
地図(地形図)
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ファーストエイドキット
携帯
時計
ツェルト
カメラ
ロープ
ハーネス
ヘルメット
確保機
ロックカラビナ
カラビナ
スリング
渓流シューズ
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感想
1 序
今シーズン最後の沢歩きに行ってきた。
場所は千葉県夷隅郡大多喜町を流れる夕木川。
夕木川は弘文洞跡で養老川に合流する養老川の支流である。
なお、夕木川は地形図上の表記であり、ここでも夕木川の名称を用いているが、
蕪来川とか筒森川の名称で呼ばれることもあるようである。
2 入渓点まで
弘文堂跡から遡行することも可能なようであるが、
今回は時間の都合により筒森もみじ谷の駐車場手前で入渓した。
公共交通機関でここまで来るのはなかなか難しいが、
たまたま季節運行のバス(「房総さとやまGO」)があり、
その筒森もみじ谷バス停(35.226813,140.151976付近)を利用できた。
筒森もみじ谷バス停から少し亀山方面に向かったところで左に分岐する道に進む。
しばらく先の分岐を左に進むとあとは一本道。
二本目の橋を渡ったところが駐車場(35.217435,140.152813付近)。
駐車場の一番奥にトイレあり(くみ取り式であるがトイレットペーパーはあった。)。
少し戻ったところ(35.218312,140.152663付近)の踏み跡から入渓したが、
二本目の橋の脇や、駐車場奥やや下方に赤テープの巻かれた木があるところからも入渓できそうである。
3 伍参林道まで
入渓してすぐにナメが広がる。
気持ちよく歩けるが、岩の質でやや滑るので要注意。
残念ながらこのナメはそれほど長くは続かず、程なくしてゴーロになる。
ゴーロになった後だったと思うが、小さい堰堤がある。難なく突破。
堰堤からしばらく歩くと最初の川廻し(35.214069,140.155238)。
思っていたより立派な川廻しである。
やや深いところがあるが(162cmのnamemaniaの太ももくらい)、難なく突破できる。
いわゆるフルカワから巻けると思うが、沢に戻るところは護岸工事がなされており、
懸垂下降が必要になりそう。
この川廻しの先に地形図上もう一つ川廻しの表記があるが、既に崩壊している。
地形図では一つだけであるが、崩落した川廻しと思われる地形は合計四つあった。
ゴーロは伍参林道の橋のあたりまで続くが、この先は特に見所がなく、
ゴーロのマニアの人じゃないとなかなか楽しめない区間。
namemaniaは林道でエスケープしようかとも考えながら歩いていた。
4 終了点まで
橋をくぐって少し進むと、またナメが徐々に現れる。
ところどころでゴーロが混じるが、ナメメインの区間。
このあたりのナメはあまり滑らず、テンションが上がりまくる。
林道で終えるのはもったいない(伍参林道は歩行者も通行禁止とされているが。)。
テンションが高いままその勢いでどんどん進んでいくと、壊れた堰堤が現れる。
堰堤跡左側を登る。見た目は滑りそうにも見えるが滑らない。
この壊れた堰堤を過ぎると横瀬集落であるが、集落側は藪なのでそのまま沢を進む。
しばらく進むと護岸にはしごが立てかけられているが、
上ったところは私有地なので、さらにそのまま沢を進む。
沢を進むともう一つ川廻しがある。
この川廻しの先は護岸もなくなり、ナメも現れてくる。
そのうち右岸にコンクリのパイプが顔をのぞかせている。
地形図に登山道の表記があるあたりであり、ここから上がれると考えて終了。
獣道を進んでいくと支沢に出合ったので(夕木川との出合は確認していないが、
そちらからも登れるのではないか。)、これをそのまま登る。
すぐに林道の築堤に行く手を阻まれるが、築堤沿いに林道まで踏み跡が続いており、
これをたどって簡単に林道へ。
5 筒森もみじ谷バス停まで
ある意味本日の核心部。
長いうえに夕木川そのものよりも登る量が多い。
とはいえ、素直に歩けば筒森方面と老川方面の分岐以外に間違えるところはなく、
この分岐を素直に左に進めば、星井畑集落を経て国道465号にたどり着ける。
国道を左に少し進めば筒森もみじ谷バス停である。
6 若干の感想
交通の便が良くない(房総さとやまGOは季節運行で、本日(12月9日)が今年の運行最終日。
来年以降どうなるか分からない。普通の路線バスは筒森まで来ているが、
平日は午後に3本、土曜日は午後に1本あるだけである(日曜祝日は設定なし)。)のが、
無名であることの原因だと思うが、川廻しは立派だし、ナメもかなり長めであり、
個人的には思わぬ掘り出し物という感じがしている。
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