塩見岳、(塩見岳東峰) 3000mピークハント 4座目 越路ゲート発 鳥倉登山口〜鳥倉登山口


- GPS
- 18:45
- 距離
- 24.5km
- 登り
- 2,372m
- 下り
- 2,356m
コースタイム
- 山行
- 8:30
- 休憩
- 1:30
- 合計
- 10:00
- 山行
- 5:50
- 休憩
- 3:10
- 合計
- 9:00
9/8にトライしましたが、豪雨で危険と判断して、越路ゲート駐車場から引き返し、登山を断念しました。
今回も雨予報だったのですが、どうしても登りたくて、塩見岳に挑みに来ました。
天候 | 1日目 雨のち雲の中 2日目 小雨のち雲の中 下山後晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
登山バスは営業期間が終了していました。 南アルプス登山バス 松川IC〜鳥倉登山口(鳥倉線) 夏季のみ |
コース状況/ 危険箇所等 |
雨でしたので、ぬかるみが多かったです。 塩見山頂付近、登山道の不明瞭な場所があった。(視界15m位だったせい?) |
その他周辺情報 | 中央道飯田IC入口付近に殿岡温泉湯元 湯〜眠(\700 5:00〜24:00) 早朝、深夜利用できて便利です。 http://www.yu-min.com/index.html |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
笛
ヘッドランプ
予備電池
ファーストエイドキット
常備薬
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
カメラ
ポール
|
---|---|
備考 | シュラフ 車中泊寒かった |
感想
神戸市より名神高速、中央道松川ICを通り越路ゲート(無料駐車場)にアクセスしました。
今回もお馴染みの、自走、単独の旅です。
高速道路の深夜割引を狙い、AM2:00越路ゲート無料駐車場に到着しました。
南アルプス登山バスの運行期間は終了していましたので、自家用車で長い林道走り駐車場に到着しました。雨天でしたので、駐車場は、私を含めて3台です。。
トイレはありますが、ヘッドライト無しでは歩けません。
前回(9/8)は、出発前に外に出ただけでずぶ濡れになる様な雨風で諦めました。
舗装道路には、水が川の様に流れ、林道の道中は、折れた枝や倒木があり、それらをかわしながらここまで来ました。
今回も、車の屋根を激しく叩く雨の音で眠れません。
「今回も無理かな…」という思いを巡らしながら時間が経過しました。
4:30頃、1台のタクシーが乗付け、一人の方が、山に向かって行きました。
1日目
私も決心して用意を済ませ、2番手(4:50)で出発しました。
越路ゲートから鳥倉登山口までは、舗装道路です。
真っ暗です。雨で前は見えません。足元を照らしながら歩きます。
未舗装道路になってきたところで、もうすぐ鳥倉登山口です。
このころ、ようやく周りが見える様になってきました。
登山口は、バスが転回出来る様な広場になっており、簡易トイレが置いてありました。
雨が降りここで一服しても仕方がないので、周囲の看板等を読み、出発しました。
最初から急登です。
舗装道路を歩き体も温まっていたのですが、逆に暑い。
雨具を着ながらの急登は初めてでしたので、思ったより進みません。
頑張って歩きました。少し、意地になっていました。
登れば、塩見岳が迎えてくれると思いゆっくりとですが、暑さと闘いながら登りました。
道中、雨で濡れるので地図も見れずにひたすら歩きました。
やっとの思いで三伏峠小屋に到着。小雨になっていました。霧の中ですが…
地図は見てもいないのに濡れてくっついて破れていました。
三伏峠小屋のお姉さんに「塩見岳に登って、ここに戻り、泊まりたい」
と言ったら「時間的に無理です」と言われました。
予定より大幅に時刻オーバーしている様です。地図が無いので分かりません。
塩見小屋を紹介されたので、電話番号を教えてもらい、宿泊予約が取れました。
と言う分けで、塩見岳に登って塩見小屋に泊まる計画に変更しました。
三伏山頂上に来ましたが、雲の中で視界20m位で塩見岳は見えませんでした。
そして、歩を進めますが、稜線はぬかるみが多くなかなかペースが上がりません。
カメラも防水では、無いので、いつの間にか、操作ボタンが反応しません。
ずっと小雨で、雨具も脱げず、暑さとの戦いです。
コル、本谷山を越え2513m地点(コル)からは、また、急登です。
ここで、時間の確認をして、当日の塩見岳アタックは諦めました。
権右衛門沢源頭分岐までは、ゆっくりとですが、ひたすら登ります。
分岐からは、それなりの登りでもう少しと思いながら歩を進めました。
霧の中に塩見小屋が表れました。
まず、雨具を脱ぎ、受付を済ませ、ビールを2本。
しあわせです。
山小屋の中は寒かったのですが、一睡もしていなかったので眠ってしまいました。
お客さんは6割位の人数でしたが、
多分、私は、いびきをかいて寝ていたと思います。
山小屋のお兄さんが、「夕食です」と起こしてくれて夕食を摂りました。
夕食は、良くも悪くもなくお腹一杯頂きました。
トイレの小便器はパイプが谷に伸びておりどこに行くのか気になりました。
トイレの大は、携帯トイレで済ませます。和式よりは全然良いです。
乾燥室には、ストーブが無く全く乾きませんでした。
室内は、夜は暖かく、心地よく眠れました。
朝食も、良くも悪くもなくお腹一杯頂きました。
2日目
いざ、塩見岳に出発です。
雨は霧雨、視界は前日より悪く、15m位で強風も吹いていました。
でも、ここまで来たら関係ありません。
登山道が岩場になり、道が目印なしでは、分からなくなってきました。
頂上付近で、目印を見失い、いつの間にか崖をよじ登っていました。
上の方から声が聞こえて来たので、「登山道はこの上に必ずある」と信じて…
数分、崖をよじ登ると、ビンゴです。道がありました。
すぐに頂上に着きました。
塩見岳西峰です。
塩見小屋で仲良くなったお兄さんが、東峰からの帰り休憩していました。
滅多に撮らない記念写真を撮って頂きました。
ありがとうございます。帰路もご安全に。
ここから、塩見岳東峰はすぐでした。
そして、頂上を独り占めして、気分上々。写真撮影です。何も見えませんが…
塩見小屋に戻ってきました。
荷物を小屋に置いていたので、帰る準備をして、帰路に向かいます。
ガンガン下ります。雨具を着ていても下りは、楽です。
2513m地点(コル)まで下りて来た頃には、晴れ間も見え出し雨も上がりました。
塩見岳は相変わらず雲の中で見えません。
雨具を脱ぎます。ここからはいつも通りです。帰りは早いのです。
上り下りを繰り返し本谷山到着。
やはり、塩見は雲の中です。私のいる所もですが…
次の三伏山に到着したところで、塩見岳方向を見ましたが、相変わらず、雲の中でした。
ここで、塩見岳を見ることのできる場所は最後です。
残念ながら、塩見岳の勇姿を見ることは、出来ませんでしたが、「また来いよ」という事だなと思いその場を離れました。
そして、食事が美味しくて有名な三伏峠小屋でカレーライスを頂きました。
後は、急降下です。
膝が痛くならない程度にガンガン下ります。長丁場です。
ほとけの清水は、「塩見小屋の小便器のパイプの行方」を思い出したのでパスです。
次第に霧もはれ良い天気になってきました。
豊口山のコルで一服。
鳥倉登山口まで降りてきました。
すっかり良い天気です。
後は、舗装道路を越路ゲートまで歩きます。
視界良好で自分の車が対面の山中に見え「駐車場からこんなに歩いていたのか…」と思いました。
行きは真っ暗な豪雨の中を歩いたので標高の高さもわかりませんでした。
景色を見ながら、なんとなく歩き越路ゲートまで帰ってきました。
塩見岳には、「また来い」と言われた様なのでまた来ます。
何としても壮大な勇姿を記憶と写真納めなければ…
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