師走の富士山
- GPS
- 11:11
- 距離
- 19.8km
- 登り
- 2,522m
- 下り
- 2,515m
コースタイム
- 山行
- 10:20
- 休憩
- 0:47
- 合計
- 11:07
6:08 新五合目
8:35 新六合目
9:35 六合目
10:22 七合目
11:32 八合目
12:42 お鉢
13:00 御殿場口頂上
13:17 剣ヶ峰
16:48 太郎坊洞門
天候 | 晴れ時々ガス |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
予約できる山小屋 |
|
写真
感想
およそ三年前、psmaruさんにリードしてもらい挑戦した冬富士。そのときはアイゼンの爪が刺さらない凍結斜面に恐れをなし、リタイアを申し出た。時期を一ヶ月前倒しして今回、リターンマッチ。
雪は格段に少なく、六合目辺りまでは砂礫が露出した箇所もある。ただ気温は下がっているようなので早めのアイゼン装着、前回の反省を活かし「とにかくユックリ」「一歩一歩アイゼンの爪を効かせて」とstpと申し合わせる。
振り返ると広がる雲、宇宙を感じる蒼穹は富士山ならではだと思う。慣れない高度にすぐ息は上がり、最初から見えている山頂は焦れったくなる程近づかないが焦ることはない。「地形が単純だから、日没後でも全然下りて来れますよ。」というpsmaruさんの言葉をお守りに、マイペースを貫く。stpをだいぶ待たせちゃったかな。
核心部と思われる九合目から先も、確かに斜度は増すし、凍てついているが爪は効く。夏道を外しているようだがそこは雪山、登れそうなところを選んでお鉢に出た。
やはりというかとにかく風は非常に強く、一気に体温が奪われる。とくに汗ばんでいたのが凍ったのか、手指の感覚はすぐに失せた。風に煽られヨタヨタしながら何とか剣ヶ峰、お互い写真を撮ってすぐ引き返す。残念ながらお鉢巡りどころではなかった。
五分も下ると緊張感は緩み、痛みを経て手指の感覚も戻り一安心。
あとは眼下の雲海をたのしみながら太郎坊へ。山頂手前で果敢な少年、もう少し下で何度も来ているというベテランさんとスライド。皆さん好きねぇ。
もう来ることはないと思っていた冬富士に今回、再挑戦する気持ちになったのはstpの存在が大きい。今夏は一合目から富士山に登ったという彼女に、是非冬の富士山も見てもらいたかった。好天に恵まれそれは叶い、半々とみていた登頂も果たし自分の宿題もひとつ片付いた。
どうもありがとう。
osm氏に弟子入りした、stpです。
富士山は夏に4コース登ったことがあり、今夏は海抜ゼロからプリンスルート経由でお邪魔していました。
富士山に限った話ではありませんが、同じ山でも登り方を変えてみると、また違った印象を受け、新しい魅力を発見してより一層その山が好きになります。
今回、お互いどっちかが危ないと感じたら下山、と決まり事を前もって決めて登山に挑みました。
事前に調べた情報から冬の富士山は大変危険であることを確認していたし、自分の冬山経験と技量が圧倒的に足りないため、内心山頂まで行けるのは五分五分だな、と思っていました。
実際に現地に足を踏み込んでみると、当日のコンディションの良さから、希望が確信に変わりました。
山頂に立ち、奥宮、馬ノ背、剣ヶ峰周辺が目に飛び込んできた時は、あまりの夏山時とのいで立ちの違い、雪に覆われた人工物、自然の造形が描く曲線美に心が震えました。こんなにも別世界だなんて!
今回もお師匠さんにはたくさんサポートして頂きました。ポカリ滑落とか、ポール滑落とか(取りに行って貰った)、ペース配分とか、いろいろ挙げたらキリがありません、頼りになりました。
次また一緒に冒険できることを楽しみにしてます。
おはようございます。
夏山しか経験がないモノからすれば
この時期の景色を見られるなんて…
羨ましいより、凄ッッ
ありがとうございました
お二人、お疲れ様でした。
ハイシーズンに行く勇気が無く、結局こんな時期になってしまいます。とはいえ次こそもう少し穏やかな時期に登ってみたい気もしますね。
そろそろ生活圏の山に戻ります☆
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