岩手山 馬返しから
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- GPS
- 08:51
- 距離
- 15.8km
- 登り
- 1,649m
- 下り
- 1,635m
コースタイム
- 山行
- 8:27
- 休憩
- 0:25
- 合計
- 8:52
天候 | 午前は曇りで小雪が 午後、頂上到着時から晴れてきました。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
少し前のものと思われるかすかなトレースがありました。深雪ではありませんでしたが、ラッセルはそれなりに必要でした。8合目小屋から上は、ふさわしい装備と覚悟が必要と思います。 |
写真
感想
12月のこの時期に岩手山に登りたくなる。これで3年連続だ。例によって3時過ぎに青森市を出発。SAで仮眠後、一本道に到着。車では登山口まで近づけそうにないので下に駐車。
到着してすぐに「○○さん(私の名前)ですよね?」とおっしゃる先着の男性。すぐに思い出せなかったが、昨年17日に下山時にご一緒した一戸町のK森さんだった。盛岡市の女性Kさんとご一緒。「今日あたり、ひょっとして来るんじゃないかな〜と思っていたんですよ。」とおっしゃる。名前まで覚えていてくださったことに恐縮、感謝しきりだった。
登山口から1合目までは山スキーで私が、豆腐岩からはお二人が先に進む。気温が高い分、南寄りの湿った空気とガスが。小雪も降ってきた。5合目からの灌木帯のラッセルはK森さんが担ってくれた。雪に埋もれて一番きつい所だ。7合目の肩の部分に着くと、青空が垣間見えるようになってきた。8合目小屋ではKさんからボリュームいっぱいの“三色おにぎり”をいただいた。ありがとうございます。Kさんは休憩後下山するとのことで、K森さんと二人で頂上に向かう。Y字左側から頂上までは最も風が強い所だ。でも前2年間の山行に比べれば、気温・風・見通しともにまだましだ。頂上に着く頃には青空も出てきた。K森さんに少し遅れて下山することを告げ、展望を味わう。
その後はお二人に追いつくことはなかったが、スキーを回収し登山口からの道路を滑り降りた。登山靴でスキーを履いたことのある方ならわかると思いますが、スキー靴と異なりスキーの制動は全く効かない。スイースイーと楽に滑り降りるというものではなく、デポ地から登山口まではスキーを両手に持っての下山。一本道も両脚に常に力を入れての滑りで、歩くよりも消耗した。数回登っての感想だが、この時期の岩手山はスノーシューが正解なのかなと思った。
それにしても、お二人の会話を聞いていると吉本漫才よりも面白く、とても楽しかったです。Kさんに言ったK森さんのお言葉「山なんて、だまし合いみたいなもんですよ。」けだし名言ですな。KさんもラッセルトップをしたりK森さんに離れることなく歩いていたりと、存分の体力を発揮していました。お二人に感謝・感服です。
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