僧ヶ岳
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- GPS
- 10:40
- 距離
- 20.6km
- 登り
- 1,890m
- 下り
- 1,971m
コースタイム
03:40 スキー場トップの登山口
09:20 僧ヶ岳
12:30 スキー場トップの登山口
12:50 宇奈月駐車場
天候 | 風雪強い |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
降り立ての雪がどっさりだったが積雪量自体は普通。 石や土を踏むことは無いがポコの巻きは藪が埋まり切っていなくて難しい。 |
その他周辺情報 | 下山後の温泉は宇奈月総湯。サウナも水風呂もない普通の風呂。 早いwi-fiがある。 |
写真
感想
天気は極めて悪いので滑り重視の山へ行こう。
前日夜移動で宇奈月入りし素泊まり旅館に泊まった。
25時に起きて近くの立体駐車場にクルマを移動し支度して出発。
道路を横切ってスキー場に向かって登り始めるとすぐに積雪15cmはある。
スキーを履いてスキー場へ向かう。
風がゴウゴウと鳴いている。雪はゴンゴン横殴りに降っている。
まずはスキー場を登って登山口を目指すが視界が悪くて3m先も見えない。
降雪が激しすぎる。前が見えん。早くも地獄ゴーグル装着かというレベルだ。
風雪に耐えてスキー場を登り上げて登山道に入れば木々に守られて状況はマシになった。
広い登山道はかなり積もっている。深い、脚が重い。
今日は標高差1,600m, 片道10km程度なので7時間もあれば終わると思っていたが
この雪の量はヤバい。思う存分ラッセルができる。楽しい一日になりそうだ。
1,400mまで登ってくると朝が来た。空の色が黒から白に変わった。
西側の斜面は風に叩かれて雪崩れそう。東側の斜面は雪が深すぎて歩けたもんじゃない。
上手くやればポコを巻いて登り返しなしで帰れるだろうが今日はどちらも無理だ。
そもそもトレースを付けても帰りには風と雪で消えているだろう。
ということなので愚直に尾根上を忠実に辿ってゆく。
山頂に着いたが看板などは無いのでさっさと下山。
すぐ登り返しがあるのでシールを付けたまま高度を落とし、
1,750mでシールを剥がしてテイクオフ。
雪が深すぎて走らねえー。あんまり気持ちよくはない。
深けりゃ深いほどイイってわけでもない。
それでも斜度があるところはものすごいスプレーが上がって楽しい。
ぼふんぼふんPon2oonにパウダーを食わせて下山。
今日は相当の風雪を覚悟していたが行ってみれば平常運行の羊蹄並だった。
このくらいの悪天では北の山屋のハートは砕けない。
12月の僧ヶ岳はハードで良い山だった。1~2月に再訪したい。
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