茅ヶ岳・金ヶ岳 〜帰省登山第2回〜 [山梨県 韮崎市]
- GPS
- 05:10
- 距離
- 9.5km
- 登り
- 1,129m
- 下り
- 1,130m
コースタイム
- 山行
- 5:10
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 5:10
天候 | 文句なしの晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
金が岳の登り返しの岩場くらい。 |
写真
感想
帰省Uターン時での登山は山梨県にし、登山家なら一度は登っとくべし茅ヶ岳に決めていた。
茅ヶ岳と金が岳の2つを踏破するのはピークハントなら当たり前だろう。
早速深田久弥公園の駐車場にたどり着くと、やはり多くの車がいた。
とある人に滋賀から来たことに驚かれた。
早速平坦な登山道を歩く。
かなりの低温だが、歩き出せば関係なくなる。
林道を交差して真っ直ぐに行くと谷筋になるが、別に沢筋を歩くわけではない普通の緩やかな登山道は女岩まで続いた。
女岩からはいきなり急坂になり、それが尾根まで続く。
それだけなら別に驚かないが、ビックリしたのが大量の落ち葉だ。
登山道を隠すとか可愛いものではなく、完全に積もっている状態だ。
その積葉30センチの急坂登りは積雪30センチの急坂をアイゼン無しで登るのと同じくらい滑るので、とにかく歩き辛かった。
谷筋で吹き溜まるとはいえ、乾燥しまくってる証拠だ。
そんなこんなで尾根に出ると、金峰山が出迎えてくれた。
そして少し登ると深田久弥の墓を発見。
まさに金峰山を拝める場所で無くなられたんだな。
どうせ死ぬんだったら藪とか樹林帯ではなく、景色の良い場所で死んだ方がまだマシだな。
しっかり手を合わせたら、山頂までの急坂を頑張って登る。
茅ヶ岳山頂に辿り着くと雲一つないパーフェクトな展望が待っていた。
素晴らしい富士山と毛無山、南アルプスは鳳凰三山に甲斐駒ヶ岳、遠く北アルプスを望んだら手前に八ヶ岳、北を向けば瑞牆山に金峰山などの奥秩父山塊と名山に囲まれた空間にいつまでも居りたいところだが、金ヶ岳の登りもあるので小休止に留める。
金ヶ岳までは茅ヶ岳の急坂を90m程下り、そこから急坂を登り返すものだ。
岩場の急坂なので登る分には面白い。
金ヶ岳は双峰山なので、山頂でも20m程の登り返しがある。
金ヶ岳山頂はコメツガが出てくるため、亜高山の雰囲気がかなりでてる。
展望は先程登った茅ヶ岳と富士山のコラボが望めて、南アルプス、北アルプス、八ヶ岳までは一緒だが、奥秩父が隠されてるのが残念だ。
とりあえず軽くパンをかじり、茅ヶ岳に引き返す。
岩場の急坂を下る為に注意が必要で、茅ヶ岳の登り返しもかなり堪える。
茅ヶ岳で展望をしっかり満喫したら、尾根を下っていく。
尾根も急坂区間は滑りやすいので気を付けたい。
急坂が終わるとだらだらとした下りでゆっくり標高を落としていき、林道に行き着いたらもう終わりだ。
ただ深田久弥公園も是非立ち寄りたいので、寄り道してから駐車場に戻った。
まず、ビックリしたのは亜高山帯に入っているのに雪が一切無かったことと、山頂から望んだ金峰山にも森林限界位にしか雪がなかったことだ。
雪がなくて快適な夏装備登山が出来るのは良いことかもしれないが、この地域の水不足も懸念される風景だった。
とはいえ、やはりこの時期こんなに晴れてる太平洋側が羨ましかった。
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