臼杵山-陣馬山 寝坊して良かったようです。
- GPS
- 08:09
- 距離
- 13.2km
- 登り
- 1,227m
- 下り
- 1,149m
コースタイム
09:36 臼杵山 09:44
11:10 市道山 11:14
12:57 醍醐丸 13:01
14:00 陣馬山 14:45
15:55 陣馬高原下バス停
天候 | 曇り時々粉雪少々 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰り 陣馬高原下〜高尾駅北口(西東京バス)- 高尾駅〜八王子駅(中央線) |
コース状況/ 危険箇所等 |
臼杵山登山口〜臼杵山 道は明瞭ですが全体的に傾斜はキツめです。 私は登りでしたので簡易アイゼン使用しませんでしたが、下りなら使用したと思います。 臼杵山〜市道山 特に危険はありませんが、市道山の手前400m位にある急坂は注意が必要だと思います。 市道山〜醍醐丸。 醍醐丸手前1.5Km位からやや硬めの雪が残っています。登りも簡易アイゼン等使用したほうが楽だと思います。 醍醐丸〜陣馬山 特に問題は無いように思いました(和田峠からの階段は使用していませんので判りません)。 陣馬山〜陣場高原下バス停 山頂からしばらくは凍結が見られましたが、私はチェーンスパイク着けっぱなしでしたので装着しないで滑るかどうかは判りません。 車両通行止め 和田峠頂上〜陣場高原下付近(藤野町側) 期間 平成24年2月上旬から 平成24年3月下旬まで 作業時間 平日(土曜日含む)の 午前8時〜午後5時まで だそうです。 |
写真
感想
ヤマレコに参加してそろそろ4ヶ月が過ぎようとしていますが
最近マイマップの赤線が少しずつ増えてくるのが楽しくなってきました。
始めのうちは他の方の山行記録に出てくる『線を繋げる』などの
意味が良く判らなかったのですが、この意味に気が付いてから
こういった目的での山行きも面白いかなと思うようになりました。
マイマップの陣馬山周辺と奥多摩の多摩川南側に集中している赤線を眺めているると
自分の『小さな世界に満足してしまう』性格が表れていて少々不甲斐なくも思いますが
多摩川南側エリアでの赤線増殖に精を出して行こうと考えて
今回の山行きを考えてみました。
方向性として今のところ”線を繋げる”よりは好きに伸ばしてからその後
繋げる事を考えていくことにしようと思います。
いずれは丹沢エリアとも繋がると良いとは思いますが少々難易度が高いでしょうか。
ピンポイント天気予報を見ると奥多摩より八王子の山の方が日照時間が長そうだったので
そのあたりで何処かと考えてみて、1年半くらい前に歩いた時に酷くバテバテになった
相模湖駅〜陣馬山〜臼杵山のルートを今歩いたらどうなるかと考えて行ってみる事にしました。
条件としては前回の真夏に対して今回の気候は気温や湿度といったてんで歩きやすいでしょうし
何よりも体力の向上により”楽に歩けた”という結果になることを期待して計画したのですが・・・。
昨夜はいつもより早めに布団に入ったにも拘らず少し寝坊してしまいました。
横浜線の始発に間に合わないといった程度のささやかな寝坊で相模湖駅でもおよそ30分の
遅れにしかならないのですが、始発に乗って出かける事が習慣になっているので、
始発を逃すなんて縁起が悪いかな?今日は止めておけって事なのかな?という後ろ向きな気持ちが湧いてきてしまい
1本遅れの電車に揺られながら、もし別の山へ行くとしたら、何処へ行こうか?
奥多摩へ行くなら何時に到着するのかなどを検索し始めました。
その過程で八王子-立川-武蔵五日市-元郷バス停で臼杵山なら乗り継ぎがスムーズなことに気が付きました。
何よりも東横線の”始発”に乗って出かける時に乗る武蔵五日市行き06:25の立川発の電車に”追いつける”という事が
前向きな気持ちになれそうでしたし、計画をまったく変えてしまうよりは良いだろうと思い
相模湖-臼杵山を逆の臼杵山-相模湖で行く事にしました。
この優柔不断さというか気持ちの定まらなさというかが結果としては正解だったのですが
この時点では何となくそう決めて電車を乗り継ぎました。
元郷バス停で下車したハイカーは私1人で、これは予想していたので気楽にゆるゆると歩き始めました。
前回は逆コースでしたので疲れが出てからの下りということで臼杵山にはキツイ印象が残っていたのですが
歩き始めてなるほどこれは普通にキツイ坂だとすぐに思い直しました。
途中にあるハイキングコースと書いてある牧歌的な看板の印象とは裏腹にかなり修業的な感じのする道です。
市道山を臼杵山へ向かう途中の下りでかなり怖い坂があったのだけは確かに記憶していたのですが
それ以外にも幾つものキツめの坂がありチラホラと凍結が出始めると手足4本を使って登る事もありました。
歩きながら「あの時は今よりもさらに経験が少なかったのに良く頑張ったんだなぁ」
と過去の自分を褒めてあげたい気持ちにすらなりました。
天気予報では9時から13時までは気温は低いけれど晴れとの予報で
吊尾根での陽だまりハイクを期待していてのコース選択でもあったのですが、
終始太陽は拝めない曇り空で、それどころか臼杵山の山頂手前で粉雪が舞い始め、
少しですがザックに雪が積もり始めました。
今日は最近の雪気分を仕切りなおして雪は期待しない低山ハイクの気持ちで来ていたので
陽射しの無さは残念ですが嬉しい誤算でした。
雪は醍醐丸に到着する頃まで降り続けました。
話をキツイ坂へ戻しますと、臼杵山へ到着してから先も小さな登り降りがあり、
市道山手前400m位にある急坂(今回は登り)は、もし凍結していたら相当怖そうだと思います。
市道山に到着してホッとすると同時に今日は相模湖まで行けないかもと思い始めました。
吊尾根にはとても気持ちの良い印象があったので
ここからは少し楽になると思ったのですが
半分ほど行ったくらいから硬めの雪が残っていて結構歩きづらかったです。
しかも足跡がハッキリ残っている場所と素人目に曖昧な場所とがあり
特にどこを登っても次のピークに辿り着きそうであり辿り着けなさそうでもあるような広い斜面の前で
踏み跡が曖昧になった一瞬は地図とコンパスを何度も確認してさえも心細く
歩きながら本当に醍醐丸に向かっているのだろうかと自信がなくなってしまいました。
ここまで誰一人とも会わずに来た事も不安な気持ちに拍車をかけます。
五日市の地図しか持ってきていなかったので与瀬の地図のエリアで記憶に無い林道が見えて来た時には
すっかり動揺して途中まで戻った方が良いのかを考えたりもしました。
幸いその後すぐに醍醐丸に到着しましたが、
今年は海沢探勝路あたりを手始めとして破線ルートも歩いてみたいと目論んでいたので
こんな調子では10年早いかなと凹みました。
醍醐丸のベンチには雪が積もっていましたがサラサラの雪で手で払うと簡単に舞って行きます。
ベンチに座りながらもう今日は相模湖へは行かずに陣馬山に寄ってから陣馬高原下のバス停から帰ろうと決めました。
前回といいどうも意気地の無い選択ばかりしているようですが・・・。
当初の計画通り相模湖側から歩いていたら臼杵山周辺でへばっていたかもしれませんので逆ルートで歩いて正解でした。
3ヶ月ぶりの陣馬高原下のバス停はいつもと変わらず
のんびりとした田舎の風情を漂わせていて色々な思い出も含めて大好きな場所です。
時の流れが止まっている様な陣馬亭にはいつまでも残っていてほしいと思いながら帰路に着きました。
【本日のため息】
最近ふくらはぎの筋肉が光の加減しだいで少し割れて見えるようになってきたのに、
現実にはあまり進歩が無いのかなぁ・・・。
udou1192さん、はじめまして。
最近、私も自分の「マイマップ」を見るのが楽しみ
になっています。(私のは道路部分が多いのですが。)
やっぱり、繋げたくなります。
陣馬山周辺の状況レコしていただき、感謝です。
udou1192さん、こんにちわ。
雪の中お疲れ様でした。
奥多摩もまだまだ雪が残ってるみたいですね…
明日は奥多摩線繋ぎの旅を、と思っていたのですが…
今日もこれから降るみたいですしね(;´д`)トホホ…
線繋ぎの楽しみを知ってしまったようですね(・∀・)ニヤニヤ
多摩川北部もかなりの線繋ぎ楽しみがありますので
是非是非行ってみてください
ふくらはぎの筋肉、当方も同じですよ(;^ω^)
かなり筋肉付いたと思わせて山行の辛さは変わってないような(;´д`)トホホ…
はじめまして、millionさんの「マイマップ」拝見しましたが、
しばし言葉を失いました。
ヤマレコには凄い方達がいらっしゃると常々思っていましたが
これ程とは!っと、ただ驚くばかりです。
”払沢の滝”辺りの鉛筆マークをクリックしてみるとレコのタイトルが
「雲取山(下見のつもりが〜」と出たときは年長者に対して失礼ではありますが、
「なんでやねん!!」と突っ込んでしまいました。
『繋げる』のレベルが違いすぎます!
凄いものを見せて頂いて、ありがとうございました。
今週末は雪の奥多摩攻めですか、またまた厳しい距離を歩かれるのですね?
最近の雪山の連投で雪に慣れてしまったHorumonさん達の足には奥多摩の雪は楽勝でしょう。
近頃地図を眺めているとあっという間に時間が過ぎてしまって
線繋ぎって少々ヤバイですね。
今迄は保守的というか気に入ったルートに何度も出掛けてしまっていたので、
線を意識すれば少し違う展開になっていきそうかなっと自分でも期待している感じです。
ただ私の場合は無精ひげレベルのチョロっとした短い線を生やしていくだけですけれど、
Horumonさん達のは一度にドカッと繋げてくるので展開が全然違いますよね。
真似したいですけれど絶対に無理なので、しばらくはチョロチョロと
少しずつ線を茂らせて行く感じでやってみます。
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